【押入れ収納】布団と子ども用品を収納してすっきり見せるコツ
多様化する押入れの使い方。布団や季節家電だけでなく、小さな子どもがいるご家庭では押入れも有効活用したいですよね。しかし、奥行きが深くて使いづらいとも言われている押入れ……。そこで今回は、さまざまなものを一緒に収納する際にすっきり見せるコツをご紹介します!
こんにちは。クローゼットを中心に片づけサポートをしているライフオーガナイザー®の原田ひろみです。
昔は布団や座布団、季節家電などを収納することが一般的に多かった押入れも、今ではさまざまな使い方をするようになりました。
マンションでは、リビングの横に和室が隣接している間取りも多いでしょう。小さなお子さまがいる家庭では、和室が子どもの遊び場となり、押入れには布団と子どもの衣類やおもちゃなどの子どもグッズを一緒に収納しているお宅も。そんなわが家も、押入れには来客用布団と子どもグッズを一緒に収納しています。
今回は、布団と子どもグッズなど、用途の違うものを一緒に収めても押入れ内がごちゃごちゃせず、すっきり見せられるコツについてご紹介します。
布団をすっきり収納するコツ
わが家にはリビングの隣に和室があり、以前は客間として使っていました。そのため押入れ中段には、来客用の布団を収めています。
布団は敷き布団、掛け布団、枕、カバーを1組ずつ1セットにしてシーツでくるんでいます。そのまま取り出すと、必要なものが一式揃っている上、見た目もすっきり見えます。
また、布団の下には高さ30cmの引き出しケースを2つ並べ、タオルケットやブランケット、カバーなど、使って戻すときに分散しがちなものを収めています。
一カ所にまとめて管理しているので、いざ使うとき、すぐに取り出せるんです。
さらに、押入れの中段にはロールスクリーンを取り付けて目隠しを。使わないときは降ろしているため、押入れに布団を収納しているときも、中が見えず開けっ放しでも気になりません。
押入れの下段に子どもグッズを収納するアイデア3選
大人の腰より低い高さのため、かがまないとものの出し入れができないのが押入れ下段。しかし、大人にとって使いづらい高さですが、子どもの背丈では使いやすいゴールデンゾーンなのです!
現在、和室を子ども部屋として使ってるわが家ですが、子どもが使いやすい押入れ下段の特徴を活用して、子どもグッズ収納しています。その3つの実例をご紹介します。
①おもちゃ収納
押入れ下段の向かって左側には、おもちゃを収納しています。子どもには取り出しやすい高さなので、おもちゃを収納するのにぴったり。
奥行きのある押入れは、奥のものが取り出しにくいデメリットがありますが、カート付きのものを使えば引っ張り出すだけで、ものの出し入れはしやすくなります。
カート付きのボックスにはプラレールを収め、遊ぶときはそのまま引き出すだけ♪ カート付きのメタルラックを前後に2列に並べて、棚の上にはIKEAの折り畳み式ボックスを置き、細々としたおもちゃを収める場所にしました。
奥には子どもの作品など"保管するもの"、手前は"遊ぶもの"と、使用頻度によって配置を変えることで、ぐんっと使い勝手がよくなりますよ。
②自分で身支度ができる幼稚園グッズ収納
子どもが幼稚園児のときは、押入れの向かって右側に幼稚園グッズを収めていました。制服、幼稚園バッグ、タオルやコップなど身支度に必要なものをこの場所にまとめていたことで、子どもの朝の準備がとてもスムーズに。
③カラーボックスで学用品を収納
子どもが小学生になった今では、カラーボックスとカラーボックス専用の白いボックスに学用品のストックや休みの日に使うバッグなどを収めています。
道具箱、絵の具セット、ピアニカなどは長期休みには必ず持ち帰ってきます。一時的に置き場所が必要になるものもこちらに収納。収めるスペースをつくっておくことで、すっきり片づきます。
押入れの空間を上手に活用するコツ
カラーボックスを前後2列にして奥の空間も使う
2段のカラーボックスを、前後に2つ並べています。手前のカラーボックスの背板を抜くことで奥のものも取り出しやすくなりました。カラーボックス専用のボックスを使うと収納量もアップします。
押入れに掛ける収納スペースを作る
制服を掛けるために、手前に引き出す「スライドハンガー」を取り付けています。こちらは前後に取り付けて洋服を縦に収納できるため、洋服がコンパクトに収まります。
突っ張り棒を縦に使って空間を有効利用
ご自宅の押入れのサイズによっては、大きいマットレスは横に寝かせて収納できない場合がありますよね。そのような場合は、立てて収める方法もあります。
まとめ
昔に比べて、押入れの使い方もさまざまです。使いやすい高さを意識する、見せるor隠すなどを意識することで、さまざまなものをエリアで分けて一緒に収納することもできます。
どこにあると便利かな? ラクかな? と部屋全体を確認しながら押入れ収納を試してみてくださいね。家族の成長に合わせて見直しをすることも忘れずに!