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2018年12月28日 14:21 更新

種類別! カーテンのメリットとデメリット、機能をチェック

カーテンには、定番のダブルカーテン以外にも実はいろんな種類があること、ご存知でしたか? 外からプライバシーを守るのはもちろん、差し込む直射日光を場面場面に応じて適度に抑え、暮らしを快適に整えてくれるカーテン。では、どんな種類のカーテンがあるのか、それぞれのメリット&デメリットと共に見てみましょう。

こんなにある! カーテンの種類

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「カーテン」と聞くと、インナーのレースカーテンに、厚手のドレープカーテンを重ねた二枚組タイプのものをイメージされる方が多いかと思いますが、実はそれ以外にもたくさん種類があるんです。占めている面積が多い分、窓につけるカーテンの形が変われば、お部屋のイメージもガラッと様変わり!

けれど、そもそもどんな種類があるのか、相性がいいインテリアやテイストについてなど、わからないことも多いですよね。お部屋を理想のイメージに近づけさせるために、どんなカーテンがあるのか、まずは種類や特徴を事前に把握しておきましょう。

ダブルカーテン

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厚手のドレープカーテンに、薄手のレースカーテンをインナーに組み合わせて使うタイプのカーテン。一般的に「カーテン」と言えば、このタイプを指します。デザインや柄も豊富なので、インテリアとテイストを合わせ、コーディネートを楽しみやすいのが特徴です。

ロールスクリーン

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布の端をつまんで、左右にひっぱって開閉するダブルカーテンと異なり、ロールスクリーンは端に取り付けられている紐を引っ張って、巻き上がった布を下まで下ろして使用するタイプ。窓の日よけだけでなく、収納棚の目隠しや部屋スペースの仕切りとして使われることもあります。

ブラインド

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「スラット」と呼ばれる羽の角度を調整し、光の入り具合をコントロールして使用。以前は「ブラインド」と聞けば、オフィスで見かけるイメージが多かったですが、最近は「都会的で高級感ある雰囲気に仕上がる」と、おうちのインテリアとして取り入れる方も増えています。スラットが横に並んだタイプと、縦に並んだタイプの二種類があり、特に縦型ブラインドはスラットからの光の入り方がとてもきれいで、調整もしやすいです。

シェード

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一見ロールスクリーンと同じかな? と思われがちですが、布を丸めて引き上げを行うロールスクリーンに対し、シェードは布を水平にたたみながら下ろして使います。布溜まりが窓の上部にできるのが特徴。横ラインのドレープが素敵です。

カーテンそれぞれのメリット・デメリット

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カーテンのおおまかな種類が把握できたところで、次はそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。お部屋やインテリアのタイプ、生活スタイルに合わせて、いいところと悪いところ、一長一短ありますので、ぜひ自分に合うものはどれか、探してみてくださいね!

ダブルカーテンのメリット・デメリット

まずは定番のカーテンから! ダブルカーテンのいいところは、なんといっても扱いが簡単なところ。適当な場所のカーテンの布地を指でつまんで引っ張るだけなので、開閉がとっても楽チンです。デメリットは、カーテンを開けたときに横にたまるため、窓が狭さを感じやすいところ。

また、チェックしておきたいのはインナーのレースカーテン。透け感が高いと、部屋にはしっかり光が差し込みますが、一方で外から生活空間が見えてしまう可能性も。インナーレースカーテンを購入するときには、手をかざして透ける度合いを確認するようにしましょう。

ブラインドのメリット・デメリット

「完全に光を遮断したい」「少しだけうっすら光を入れたい」など、光が入る量と外の風景の見え具合を細かく、かつ同時に調整できるのがブラインドのメリット。お部屋も高級感ある雰囲気にまとめることが可能です。

ただ、スラットにホコリがたまりやすく、少々掃除が面倒。お手入れは羽毛ブラシでサッと拭くだけでOKなのですが、スラットを折ったり曲げたりしないように優しく拭くのがポイントです。

ロールスクリーンのメリット・デメリット

布を上げ下げして使うタイプなので圧迫感もなく部屋が広く見えるのがメリット。調光と目隠しも同時に行えます。

ただ、ロールスクリーンはすべて巻き上げた時、上部がやぼったく見えてしまう可能性が。また巻き上げがうまくいかないと、生地が劣化したり、上げ下げする動作がスムーズにいかなくなることもあります。

シェードのメリット・デメリット

カーテンに比べて部屋がすっきり見えるのが特徴ですが、上げ下げに少し手間がかかるので、大きい窓には正直不向き。また、洗濯や生地交換がカーテンより面倒なため、コスパはあまり優れていません。面積の少ない小窓に使うようにしましょう。

機能もいろいろ! カーテンの効果まとめ

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以上、カーテンの種類についてご紹介してきましたが、形状やデザインなど見た目だけでなく、カーテンの機能についてもチェックしておきたいところ。部屋の位置や使用する目的に合わせてぴったりのカーテンが選べるよう、カーテンの効果や機能についてもまとめてみました!

遮光

遮光率99.4%以上のカーテン生地に表示されています。遮光機能には1級・2級・3級と段階があり、等級の数字が小さいほど遮光効果が高いものとなります。1級ともなると99.9%の遮光効果になるので、光を防いでぐっすり眠りたい寝室での利用におすすめです。

ウォッシャブル

家庭用洗濯機で洗濯ができるカーテン生地。うっかりクレヨンでカーテンに落書きをされてしまったり、ジュースをこぼされたりと、何かと汚れることが多い、小さいお子さんがいる子育て世代にはマスト項目!

防炎

「消防法施工規則」に基づく防炎性能試験に合格したもので、小さな火種がついても簡単には火が燃え上がりません。10階以上のマンションには燃え移りによる二次被害を防ぐ目的もあり、使用が推奨されている機能です。タバコを吸うご家庭は、特におすすめしたい機能!

ただ燃えにくいだけで「全く燃えない」わけではもちろんないので、火の元には日頃から十分に注意しましょう。

ミラー

外から中が見えない・見えにくい効果があり、プライバシー保護に役立ちます。

撥水

繊維製品の防水性試験法(JIS-I-1092)に規定される試験により、その効果が認められたもの 。結露がひどい窓への取り付けに向いています。

その他

他にも、
・静電気が発生しにくい制電効果
・陽射しによる変色や黄ばみを防ぐ超耐光機能
・ごみやホコリがつきにくく、洗濯時に汚れが落ちやすい 防汚機能
などがあります。

カーテンを購入時、店頭やオンラインサイトの注意書きに明記されていることがほとんどですので、気になったカーテンがあった場合は、ぜひこれらの項目も見逃さずに確認してみてくださいね。

まとめ

今までドレープカーテン一択だった場合も、カーテンの種類を知ることで幅が広がり、いろんなバリエーションが思い浮かぶようになりますよね。お部屋の見た目をがらりと変えられるカーテン、ぜひお気に入りの一枚を見つけるための参考ポイントにしてください♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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