非常食はどう選ぶ? おすすめの人気商品3選
地震や津波、水害など、大きな災害が起きたとき、自分や大切な人を守るために欠かせないのが非常食です。とはいえ、いざ非常食を備蓄しようと思っても、どんなものをどのくらい用意すればいいかわからないもの。そこで今回は、非常食の備蓄方法について、おすすめの非常食とともにご紹介します。
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非常食の備蓄は大丈夫?
非常食の必要性
一口に非常食といってもいろんな種類があります。大切なのは、ただ日持ちするものではなく、水や電気など、ライフラインが途絶えた状態でも食べられるものであること。例えば、乾パン、クラッカー、レトルトおかゆなど、そのまま食べられて、エネルギーを確保できる主食系の非常食を用意するのがよいでしょう。
また、災害後、4日目以降は支援物資が届くことが多いようです。そのため、非常食は家族が3日過ごせることが目安となります。
ローリングストックって?
非常食を用意する方法としておすすめなのが、ローリングストックと呼ばれるものです。ローリングストックとは、非常食を日々消費しながら、使ったらまた買い足してストックしていくこと。せっかく非常食を用意したのに、幸いなことに出番がなく、気がつけば賞味期限切れだった、なんて経験がある方も多いはず。それを防ぐために、ローリングストックで消費してしまおうというわけ。
また、普段から食べ慣れておくことで、実際に災害が起きたとき、子どもを含めた家族みんなが抵抗なく非常食を食べることができるというメリットもあります。家族の成長と共に変わってくる、防災用品を見直すきっかけにもなりますね。
非常食を選ぶときのポイント
容器や付属品にも注目
種類や量だけでなく、非常食の扱いやすさにも着目したいところです。非常食そのものではなく、どんな容器に入っているかにも注意しましょう。例えば、すぐに食べられて、しかも食べ終わったあとの始末が面倒でないものを選ぶのがおすすめです。また、容量にもチェック! 電気の供給がストップし、冷蔵庫が使えないことを想定するなら、食べきりサイズのものがあると◎。
食器がないケースも考えられます。食器があったとしても、水がなければ洗うこともできません。食器がなくても食べられるもの、使い捨てのフォークなどが付属しているものが便利です。缶詰も、手で簡単に開けられるプルタブタイプを用意しておきましょう。
用途が複数あるもの
食材以外の用途でも使えるものがあると、より役立つ場面が多くなりますね。例えば、ブランデーやウイスキー、ウォッカといったアルコール濃度の強いお酒は、水に混ぜて消毒するという使い方もあるようです。
味の好みに合わせて
用意していた保存食をいざ食べようとしたところ、口に合わないなんてこともあるかもしれません。できれば非常食を事前に試食して、美味しいと思えるものをストックしておくことがおすすめです。
例えば、温めると美味しく食べられるレトルトのミネストローネも、冷たい状態では油分が浮いてしまうため、食べにくいといわれています。また、缶詰も塩分が多いものは食べ続けていると胃が疲れてしまうこともあるので注意が必要です。
災害が起きたときには、普段よりもストレスがかかりやすい状態。そんなときに、食が楽しめるよう美味しさにも着目して用意しておきたいところです。
おすすめの非常食3選
便利な非常食セット
何を揃えたらよいか、わからないという人はセットものを購入するのもいいですね。例えば、賞味期限が長い1人3日分の非常食をひとまとめにしたもの。水、お湯や水をかけるだけで食べられるアルファ米、ビスケット、きな粉餅、クラッカーなどが入っています。
栄養バランスを重視したセットもあります。野菜ジュースや栄養機能食品が含まれたセットなら、ビタミンB1、鉄分、カルシウムといった災害時に不足しがちな栄養素を補給することができて便利です。
非常食(主食・おかず)
生きていくうえで必要なエネルギーを確保できる主食や、主食を美味しく食べるためのおかずは必須。アルファ米なら、災害時でも美味しいご飯を手早く食べることができます。白飯や五目ごはん、チキンライスなど、12種類がセットになっていて味を変えられるので飽きにくいのもポイント。
よりバラエティに富んだものがお好みなら、アルファ米にパンやおかずがセットになったものを。アルファ米6種、長期保存パン3種、5年保存可能なおかず缶詰3種、レトルトスープ3種(6食)などがセットになったもの(1人3日分)もあります。
非常食(おやつ)
気が滅入りがちな災害時にあると助かるのが、お菓子など甘いもの。1本食べるとご飯1杯分のエネルギーを補給できる「えいようかん」は、5年間の長期保存が可能です。
まとめ
非常食がいざというときに役立つのは、正しく備蓄していてこそ。賞味期限が切れていたり、思うように食べることができなかったりすると台なしです。ご紹介したポイントを参考にしながら、万全の状態で災害に備えてください。
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