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2018年10月22日 07:00 更新

リフォームの成功は業者選びにあり! 失敗しない業者の選び方

お家に暮らす一人一人の笑顔を思い浮かべながら、どんなスタイルが一番理想的か心めぐらせ、カタチを作っていくお家のリフォーム。たくさんお金もかかることですから、絶対失敗したくないですよね。リフォームの命運を分けるのは、なんといっても業者選び! 今回は失敗しない業者選びのコツと、押さえておくべきポイントについてご紹介します。

失敗しないリフォーム業者の選び方

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リフォームの基本的な流れは、業者に依頼してリフォームをするお家の現状を見て見積もりを出してもらい、納得すれば契約して着工、というのが一般的です。ここでポイントなのは、一社のみに見積もりをお願いせず、複数社に見積もりを依頼し、比較検討をすること! リフォームは比較的大きな買い物になりますから、失敗しないためにも、どんな失敗例が多いのか確認・把握しておきましょう。

リフォーム業者選びのよくある失敗例

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求める条件は人によって違う!

「あそこのリフォーム会社、良かったよ」と知人の口コミを聞き、その評判に期待してリフォームをお願いしたものの、蓋を開けてみたら「あれ? ちょっとやりづらいかも……」「イメージとは違うものになってしまった」なんてことも。

価格、デザイン、設備の良さ、リフォームに求めるものや優先順位は人それぞれ異なります。周りが「いい」と言っていたとしても、自分が思い描くリフォームを実現するには適していない場合も。契約してから「業者選び、失敗したかも」となってしまわないよう、自分が求めるものを紙に書き出すなどして頭の中を整理しておきましょう。

値引きにつられて契約してしまい……!?

「今契約すれば、○○%割引!」などの宣伝文句に誘われて、値引き欲しさについ契約。しかし、いざ始まってみると安い塗料を使っていたりと、「安かろう悪かろう」な仕上がりに……。結局別の業者にお願いすることになり、もともとの予算を軽く上回ってしまう結果になったという話も聞きます。

リフォーム工事は、変にケチってしまうと、あとあと高くついてしまうため、適正価格での施工をおすすめします。

予算や技術と同じように「人」もチェック!

基本的に人が住んでいる状態でリフォームを行っていくため、業者は頻繁に家に出入りすることに。そうすると、「この人、なんかちょっと感じ悪いなあ……」とやりにくさを感じている担当者だと、たとえリフォーム自体がよかったとしても、心にしこりがのこってしまいます。満足いくリフォームにするには、良質な担当者とめぐり合うことも大切。もし最初の段階で担当者に疑問を感じた場合は、担当者の変更を依頼してみることも一つの方法です。

リフォーム成功のポイント

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業者選びが命運を分ける! 自分にあった業者の選び方

いい業者にめぐり合うことができれば、リフォームはほぼ成功したも同然! 自分にあった業者選びを行うために、まずは自分がどんなリフォームをしたいのか、デザイン重視なのか、予算重視なのか、使いやすさを重点的に起きたいのか、イメージを細かく膨らましておきましょう。この部分がぼんやりしていると、いざ打ち合わせが始まってたとしても具体的なイメージを伝えることができず、結果「なんか違う……。でも何が違うのか、どう軌道修正したらいいかわからない……」ということになってしまいがち。

このイメージを固めた上で、技術・費用・デザイン、サービスの充実度、担当者の人柄、保証などを総合判断して、業者を絞っていきましょう。

コストダウンのための交渉術

過度な値引きは結局最終的に高くついてしまう、と前半で書いたものの、可能な範囲でいいから、金額は落とせるものなら落としたい、というのが本音(苦笑)。リフォームの質を落とさず、かつ担当者とも気まずくならない範囲で予算を交渉するためのポイント・裏技をいくつかご紹介します。
※必ず値下げ交渉できるわけではないので、あくまで参考までに!

事前に予算を伝えておく

私も普段、仕事の金額交渉などでやりますが、「希望金額はこのくらい、上限はこの金額です」と、希望金額と出せる予算の上限を事前に伝えておくと、業者もそれをふまえて、リフォームのプランを提案してくれます。「その金額ではちょっと……」とお互いが微妙な気持ちにならず、スムーズに話し合いが進みますよ。

しかし、最初に提示する金額が相場から大きく離れてしまっていては、業者をただ困らせるだけになってしまうので、事前に確認しておきましょう。インターネットで検索すれば、各リフォームの相場金額を簡単に調べることができますよ。

見積もりの内訳を確認しておこう

業者に現場を見てもらい、次に見積もりを出してもらうわけですが、ここの見積もりにも注意が必要! 悪徳業者の中には、内容をはっきりさせず、曖昧な見積もりを出す業者も少なくありません。

少しでも不明点が残ったら、「この○○一式には何が含まれますか?」と、その都度確認を取るか、内訳書を出してもらうようにしましょう。悪徳業者の場合、曖昧にぼかしたいので、この内訳を出したがらないケースが多いです。見定めるためのポイントにもなりますよ。

予想外の出費を防ぐために!

いざ工事が始まり、意外と多くトラブルの元となりやすいのが「実際工事をしてみたら、老朽化が進んでいて、追加工事が必要になった」など、後から追加費用が発覚するケース。「この金額でできるんだ」と納得して契約したのに、追加料金が後からかかってしまうと、必要だから仕方ないこととはいえ、気分的にモヤモヤしてしまいますよね。

そんなトラブルを防ぐため、見積もり時に「この見積もりに記載されている項目以外で、追加発生する可能性のある費用はあるかどうか」も確認しておきましょう。決定事項の金額でなくとも、事前に費用感がわかっているだけで、モヤモヤすることもなくなります!

まとめ

「こんなお家に住みたい」という理想を詰め込んだ住まいを実現するためには、なんといってもリフォーム業者選びがカギ! お金をかけて行うリフォームですから、失敗しないためにも、上記のポイントをもとにぴったりのリフォーム業者を見つけてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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