ハウスクリーニングの料金相場は?用途や間取り毎に費用を確認しよう
ハウスクリーニングが身近になってきた今、気になるのは「料金」。ここでは、依頼するときの料金相場をまとめました。どのくらいかかるのか、あらかじめ相場を確認したうえで、安く依頼できるのか、見積もりが高いのかを見極めましょう。ワンルーム、ポイント掃除それぞれの料金を掲載しています。
ハウスクリーニングの料金相場は?
ハウスクリーニングを頼んでみたい!と思った時、真っ先に気になるのが料金ではないでしょうか。業者によって様々なので、事前に確認することが重要です。
また、お部屋全体だけではなく、気になる箇所だけ掃除をしてもらうこともできます。例えば、壁掛けタイプのエアコンだけ、フローリング磨きだけなどです。他、キッチンの換気扇掃除やお風呂などの水回りもポイントお掃除として人気です。このように、素人だと道具がなくてできなかったり、プロの技術でピカピカにしてもらいたい時には、ポイントでのハウスクリーニングをお願いするのもよいでしょう。
エアコン掃除業者は専門業者に頼もう
ハウスクリーニングの中で、人気のあるサービスが「エアコン」です。エアコンは、フィルター掃除をしても汚れが落ちにくく、また掃除しにくいところ。そのため、エアコン掃除を依頼する利用者は多いようです。
また、エアコンをつけた際に“いやな臭い”を感じたことはありませんか?この臭いの原因は、カビをはじめとした汚れから発生します。この汚れを綺麗にしてくれるのが、専門の業者です。自分で掃除をする際、エアコンの構造がわからずに分解してしまったり、間違った方法でお掃除をしてしまうと、組み立てられなかったり、故障の原因になったりしてしまいます。そこで、専門家にお任せするのです。エアコンを分解し、専用の道具と洗剤で洗い上げるその方法は、なかなか素人にできるものではありません。家具などを汚れから守る保護シートの掛け方ひとつ取っても、「さすがプロ!」と思えるに違いありません。
専門家に頼むことで、内部を綺麗にするだけでなく、エアコンの寿命を長持ちさせたり、電気代の節約にもつながるので、結果お財布にも優しい……ということにもなりそうです。
料金表は必ず確認しよう
あらかじめ、料金をチェックしておくことが大切。追加料金がかかる場合もあるので、できれば電話などで確認したほうがよいでしょう。部屋の間取りだけでなく、広さ(平米数)や汚れ度合い、マンションなのか一軒家なのかによっても金額が違います。大掛かりなハウスクリーニングを依頼する時には、複数の業者から見積もりを取ってみるのも、お得にできる方法のひとつです。
それは、ポイントのお掃除にもいうことができます。例えば、キッチンのお掃除を頼んだ場合、広さやどこまで掃除するのかで値段が異なってきます。特に、頑固な汚れのつきやすいレンジフードなどは、キッチン全体のお掃除には含まれず、別途費用がかかるケースが多いです。サイズに応じた値段が、業者のホームページに書かれていることもあります。あらかじめ「ウチのキッチンは全長が○cmくらいのサイズだから、○円くらいかかるかな? それに、コレをオプションで追加したいから、全部で○円くらいの金額がかかりそうだな」と概算を出しておくと予算が立てやすいですね。
入居時と退去時では、料金が変わる?
賃貸マンションの引っ越しでは、ハウスクリーニングが利用されるケースが多いです。賃貸マンションを借りる時には、契約書に「退去時のハウスクリーニング代は借主の負担である」と記載されていることもありますね。この場合、敷金からハウスクリーニング代が引かれることになります。また、入居時に汚れが目立っている場合、追加でハウスクリーニングを頼む人もいるようです。
入居時の場合
空き物件は、ハウスクリーニングをすることが大半です。しかし、ハウスクリーニングしても空き状態が長い物件はホコリやカビが繁殖している場合があります。特に水回りはカビが発生しやすい場所。気になる場合は、追加でハウスクリーニングをしてもらうと良いでしょう。ただし、入居者の負担になることもあります。契約前に大家さんか仲介業者に確認しておきましょう。
また、入居時には、部屋の傷確認も大切です。日付の入るカメラなどで気になった箇所を撮影しておくと、証拠になります。退去時原状回復をする際、負担させられる場合があるので、気をつけておきましょう。
退去時の場合
借主が原状回復をする上で負担する場所は、冷蔵庫のサビ跡、タバコのヤニ、壁の穴、台所の油汚れなどです。ハウスクリーニングを利用することで、タバコのヤニや油汚れを綺麗にすることができます。綺麗な状態で退去をすれば、負担が減る可能性も。ただし、敷金からハウスクリーニング代が引かれる契約になっていることが大半です。この場合は、二度負担してしまうことになりますので、最初から大家さんや仲介業者に任せてしまった方が良いかもしれません。退去時のクリーニングは、消毒や床のワックスなどが含まれることもあります。そのため、やや高額になるケースも……。請求書の明細をしっかり確認しておくと良いでしょう。
広さ・お悩み別で費用感を確認しよう
家の広さや、掃除してもらいたい場所でも大きく異なります。
住居の種類
「一軒家/一戸建て」の場合
戸建の場合、家の中だけでなく、家の外も掃除する箇所が多くなります。また、マンションに比べて費用は高くなるものの、プロの手によって綺麗になるので、日常の掃除の時間短縮にも最適です。
「マンション」の場合
戸建と比べてコストを抑えて利用することができます。マンションの場合は、家の中の掃除となるため、戸建よりも安い傾向にあります。
広さ
平米数で変わる
ハウスクリーニングでは、平米数で料金を計算されることが一般的です。1平米とは、1m×1mのことをさします。つまり、1㎡です。戸建てとマンションによって、また業者によって金額は異なるので、事前に確認しておきましょう。
掃除する場所
ハウスクリーニングでは、どんなところを掃除をするのでしょうか。掃除する場所は、お部屋全体をキレイにしてもらうこともできれば、キッチンのみ、浴室のみ、などのようにポイントで依頼することもできます。いくらくらいかかるのか、値段をみていきましょう。
風呂・浴室
平均価格:1万4,501円(※)
浴室内のあらゆるところについたカビ、鏡にこびりついた石鹸カス、浴槽内の頑固なカビ汚れなども取ってもらいます。
トイレ
平均価格:9,093円(※)
便器の外や内側など、掃除しにくい箇所もキレイに。実は、思っているより汚れている床や壁などもプロが掃除してくれれば、ニオイも取れて清潔な空間が保たれます。
キッチン・台所
平均価格:1万9,467円(※)
換気扇、ガスコンロ、レンジフードについて回る頑固な油汚れをキレイにしてもらいます。また、排水溝のいやなニオイも無くします。
エアコン・クーラー
平均価格:1万4,237円(※)
フィルター掃除のほか、内部の臭いやカビの除去などがメインです。特に、素人では難しい場所のクリーニングをしてくれるので、プロの力を実感できるポイントです。
洗面所・洗濯機まわり
参考価格:8,686円(※)
なかなか細部まで掃除できない洗面所や洗濯機まわりも、プロに頼めば驚くほどキレイになります。
(※)出典:SUUMOジャーナル(2017年2月)「ハウスクリーニング業者の料金相場と所要時間を知りたい!」
http://suumo.jp/journal/2017/03/14/136820/
おすすめの業者は?
ハウスクリーニングは、様々な業者がありますが、どこが安くてクオリティが高いのかは、なかなか見極めることが難しいですよね?そこで、実績のあるいくつかの会社をピックアップしました。参考にしてください。
おそうじ本舗
テレビCMも放映されている大手ハウスクリーニング業者。キッチン、換気扇、ガラス、窓のセットプランもあります。他よりも若干高めの価格ですが、安心して依頼できる業者です。
●お掃除本舗ホームページ
https://www.osoujihonpo.com/
アートお掃除センター
アート引っ越しセンターが運営するハウスクリーニングです。価格は高めですが、クオリティの高い掃除を期待できます。プランには、レンジフード、トイレ、キッチンなど11点がセットに含まれているパックあり。また、料金後払いなので安心です。
●アート引っ越しセンター ホームページ
https://www.the0123.com/
クリーンクルー
様々なセットプランが多いクリーンクルー。料金は18,000円からと比較的リーズナブルな点も特徴の1つです。また、エアコン掃除に力を入れているので、エアコン掃除を頼みたい時は、検討しておきましょう。
●クリーンクルー ホームページ
https://www.cleancrew.jp/
ダスキン
テレビCMも放映している大手です。専門の洗剤を使用して掃除するのが特徴。価格は他よりも若干高めですが、支払った料金に納得できるクオリティを期待できます。
●ダスキン ホームページ
http://www.duskin.co.jp/
まとめ
ハウスクリーニングについて、概要をご紹介しました。共働き家庭が増えた昨今、ハウスクリーニングを依頼する家庭も増えており、業者も多くなっています。それぞれ特徴や違いがありますので、ライフスタイルと照らし合わせながら、どこに依頼するか検討すると良いでしょう。