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2018年08月25日 21:00 更新

ゆる家事のコツは「優先順位」! 完璧を求めない家事とは?

「ゆる家事」は、楽そうで一見心惹かれるものの、「一体どこをゆるくすればいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、実践して感じた成功のコツや続いているゆる家事、便利アイテムについてご紹介します。

こんにちは! ライフオーガナイザー®の都築クレアです。

家事に時間を取られて常にバタバタ、手を抜きたいと思っても、サボると後で大変な思いをするのは結局自分だったりしますよね(汗)。

そんなときおすすめしたいのが、「優先順位をつけて、ゆるめ所を見極めること」。単に手を抜くのとは一味違う、「ゆる家事」についてご紹介します。

出典: https://ameblo.jp

【汚れはその場で】きれいなものはゆるくても大丈夫!

家事はエンドレス! そこで、おすすめしたいのは「優先順位をつけること」です。

やらないと困るもの、溜め込むと大変なものをしっかりと見極めて、いかにムダな労力を使わずに「毎日そつなく回るか?」「程よくきれいをキープできるか?」は、すべてこの優先順位のつけ方にかかっています。

そんな優先順位をつけるときの見極めポイントは、「汚れか、きれいなものか」これだけ! いたってシンプルです。

「汚れ」は手を抜いたり、後回しにするとかえってすごく労力を取られるので、できるだけその場でさっとリセットしておくのがポイント。一方「きれいなもの」は、少々管理がゆるくなっても大丈夫。ここさえ押さえておけば、ゆる〜く続けられてきれいが続く、快適な毎日のはじまりです。

「汚れはその場で」実践編

では、さっそく汚れをさっとリセットする実例をご紹介します。

【1】キッチン

料理をしたときにコンロ周りに飛び散った油汚れや、シンクを使った後の水滴は、どちらも放置すると厄介ですよね。

時間が経つと頑固化するこれらの汚れですが、油汚れは火を切ってからまだ温かいうちに、さっと水拭きすれば、するりと取れます(火傷には十分にご注意ください)。水滴も同じで、その場で拭き取ればどちらも恐れるに足りません。

出典: https://ameblo.jp

でもすぐに拭けばいいと分かっていてもできない、という方も多いのではないでしょうか? 何を隠そう私がそうでした(笑)。私の場合「できない」に隠れていた本音は、ふきんの手入れが面倒だったから。本末転倒ですが、汚れを取るはずのふきんの手入れが面倒で、使いたくないと思っていたのです(汗)。そこでふきんをやめて、使い捨てペーパータオルに変えました。

おすすめは「スコッティ ファイン 洗って使えるペーパータオル 61カット 1ロール」。これなら繰り返し使えて、使い捨てなので除菌や洗濯の手間いらず。野菜の水切りから始まって、コンロ周りの油汚れ、どんな汚れでもためらわずに使えます。最後に洗い終わったシンク周りの水滴を拭き取ったらポイっ! 楽にきれいをキープできますよ。

【2】洗面所・トイレ

洗面所やトイレは、衣類や手拭きタオルの綿ボコリなどで、たった一日でも意外と埃がたまってしまう場所。飛んだ水滴もそのままにしておくと、落としにくい水アカの完成です。

そこで実践しているのは、手拭きタオルを洗濯する前に気になるところを拭き取ってしまうこと。抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日やっているとそもそも抵抗を感じるような汚れに育っていないので、その前に取ってしまっている感覚です。

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普段はこれだけで十分。水滴の跡のない鏡、ピカッと光った蛇口や埃のないカウンター周りは、それだけできちんと感が出て、使っていても気持ちよく、急な来客にも慌てません。

「きれいなものはゆるくて大丈夫!」実践編

【1】キッチン

食洗機に入らずに手洗いした食器は、洗い終わったらキッチンカウンターに敷いたリネンの上にかぶせて置くだけ。斜めになるように重ねておけば、自然と水滴も落ちて乾いています。よく使う食器なら、翌朝ここから取って使っていきます。

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スッキリさせたいと思うときや作業スペースを広げたいとき以外は、いちいちしまわなくてもOKというルールにしています。気になる来客もなければ、普段はこれで十分です。

【2】洋服

洗い終わったトップスはできるだけハンガーがけにすると、そのまましまえます。わが家では外出用のトップスなどシワをつけたくない衣類はハンガーがけ、それ以外は畳んで収納スペースをやりくりしています。時間がないときには、裏返った服を直す手間も割愛(笑)。

各自着るときに裏返して、着てもらうことに。

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これなら取り込んだもののすぐに片づけられない! というときでも、とりあえずハンガー掛けになっているものだけかければいいので楽。残りはしばらく山になっていても、そんなに困りません。翌朝着ると分かっている服なら、畳まずそのままふわっと置くだけのときも。

こうして生まれた時間は、他のことに回せます。

出典: https://ameblo.jp

まとめ

今までの家事のやり方を変えるのに必要なのは、自分にあった「ゆる家事」について考える少しの時間と、ちょっとした便利アイテム、それに仕組みです。

「その時間が取れないから困ってるんだ!」という声が聞こえてきそうですが(笑)、そんなときは、まず無理なくすぐに真似できそうなことをひとつだけやってみてください。

きっと「前より楽なのに、なぜかきれいをキープできている! 時間にも余裕ができた!」と感じるはず。それを実感できたら、他にももっと! と。そして、そのうち少しくらい時間を作って、一度家事のやり方を見直してみてもいいかな、と思うようになるはずですよ(笑)。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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