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2018年10月01日 21:00 更新

すぐに取り出せる! 椅子につけられる防災頭巾カバーの作り方

地震などにおいて、落下物から頭を守る防災頭巾カバーは、サッと取り出してつけられることが大切です。今回は、椅子につけられる防災頭巾カバーを紹介。日常では、背もたれやクッションとして使えるので、生活する上で邪魔になりません。防災頭巾カバーの作り方と、そのメリットをみていきましょう。

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

防災頭巾カバーを取り付けよう!

Photo by Christian Fregnan on Unsplash

防災頭巾になる椅子カバー

防災頭巾カバーとは、防災頭巾を収納する袋のことです。ひもを取り付けることで椅子に付けることができ、椅子の背もたれやクッション(座布団)としても使えます。最近は、幼稚園や小学校では、災害に備えるため入園・入学する際に用意するよう指示するところが増えました。

防災頭巾にひもが付いていて、そのまま椅子の背もたれカバーとなるアイテムもあれば、防災頭巾カバーの中に防災頭巾を収納するタイプもあります。

防災頭巾はどうしてもデザインが地味なものが多いですが、かわいいデザインのカバーを用意すれば子どもも大喜びするでしょう♪

防災頭巾カバーのメリット

Photo by Karly Santiago on Unsplash

汚れや傷から守る

防災頭巾をカバーに入れることで、汚れや傷から守ることができます。いざというときに防災頭巾が汚れていたり、穴が開いていたりすれば、かぶることができません。頻繁に使うものではないからこそ、カバーを付けて管理しましょう。

持ち運びに便利

カバーにひもをつけることで、手で持ったり肩に掛けたりして持ち運びできるようになります。避難訓練や外に持っていきたいときに便利です。

いざというときすぐ取り出せる

防災頭巾はロッカーなどにしまっていると、急に地震が発生したときなどは取りに行くことができません。しかし、カバーに収納して椅子に付けておけば、いざというときにサッと取り出すことができます。

防災頭巾カバーを作るとき、選ぶときのポイント

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子供のサイズに合わせよう

防災頭巾は大人用と子供用ではサイズが異なります。使用者の頭の大きさにぴったり合うものを使うことが大切。年齢に合ったサイズをセレクトしましょう。

また、子供用と言っても、乳幼児サイズから中学生まで年齢や学年によってサイズが分かれています。首回りまできちんと覆えるサイズを選び、子どもの成長に合わせて買い替えを検討してください。

防災頭巾とカバーを別に用意する場合は、防災頭巾の大きさに合ったカバーを購入、または手作りで用意します。

クッション性のあるものを用意しよう

衝撃から頭を守るために、防災頭巾はクッション性が肝心です。椅子に付けて背もたれやクッションとしても使えるので、ふかふかとした素材のほうが快適ですよ。

防災頭巾カバーを手作りするときも、耐久性を考えて薄い布よりキルティングなど厚みのある布がおすすめです。

防災頭巾カバーの作り方

Photo by Dinh Pham on Unsplash

防災頭巾カバー(クッションタイプ)

【準備するもの】
・布(キルティング)
・アクリルテープ(ゴムでも可)
・スナップ(1cmほどの大きさのものを5つ)

【作り方】
1.防災頭巾よりもひとまわり大きいサイズに布をカット。
2.端を3つ折りにし、直線に縫っていきます。
3.布が中表になるように半分に折った後、両端を6cm折り戻します。
4.折り戻した部分を2枚ずつ縫い、最後に両サイドを縫い合わせて袋状にしましょう。
5.アクリルテープを適当な長さにカットします。
6.マチ部分となる角にアクリルテープの端を直線縫いして、布を表に戻します。
7.アクリルテープのもう片方を内側に縫い付け、好きな箇所にスナップを付けてください。

クッションタイプは、背もたれタイプと違ってお尻に敷いている間に防災頭巾が出てきてしまう恐れがあるので、スナップを付けています。スナップならファスナーと違って開け閉めが簡単♪

防災頭巾カバー(背もたれタイプ)

【準備するもの】
・布(キルティング)
・アクリルテープ(カバンテープ)

【作り方】
1.手持ちの防災頭巾に合わせて布を裁断します。本体部分と背もたれ部分の2枚にカットしてください。
2.裁断した布の周囲をミシンでジグザグ縫いにして、ほつれないようにします。
3.アクリルテープを持ちやすい長さにカットし、背もたれ部分の表面・中央に仮留めします。
4.本体部分の端から約17cmのところにチャコペンでしるしを付けてください。
5.本体と背もたれの布を中表にして、しるしをつけたところにアクリルテープを留めた部分がくるように置きます。
6.5で合わせた箇所(アクリルテープ側)を縫い、背もたれ部分の端を1.5cm折り返して縫い閉じます。
7.アクリルテープ側に仕上げのステッチをかけましょう。
8.背もたれ部分の両側を仮留めした後、1.5cm折り返して本縫いします。
9.中表にして両端を縫い、表に返してから背もたれ部分のサイドを縫ったら完成です。

でき上がったら防災頭巾を入れて、ぴったりかどうか確認してください。背もたれ部分がふたとなるのでファスナーやスナップなどは取り付けません。ふたをぺらっとめくるようにすれば、防災頭巾が即座に取り出せる仕組みになります。

まとめ

椅子に取り付けて背もたれやクッションにできる防災頭巾カバーは、汚れや傷がつくことなく、いざというときにもすぐに取り出せて便利です。布とアクリルテープがあれば、簡単にハンドメイドできるので、ぜひ子どもの好きな柄の布で作ってみてください。

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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