住まい 住まい
2018年08月19日 19:00 更新

【キッチンガーデン】ハーブのポタジェ風コーナーを作ろう!

暑い夏だと、どうしても億劫になってしまうガーデニング仕事。そんな時期は、キッチンにグリーンのコーナーを作ってしまうのが◎。今回は、キッチンの空いたスペースで育てられるオススメのグリーンについてご紹介します。

こんにちは。フラワーデザイナーでフォトスタイリストのはぎわらりえこです。

連日の猛暑。今年の夏は、本当に暑すぎます! 我が家の家庭菜園も、あまりの暑さにキュウリの苗が枯れてしまいました……。

今回はそんな酷暑の中でも育てられる、グリーンの活用方法をご紹介します。

ポタジェとは?

本来ポタジェ(potager)とは、家庭菜園を意味するフランス語です。果樹、野菜、ハーブ、草花などを混ぜて植える、実用と観賞の両方の目的を兼ね備えた庭のことなんだそう。

そんな、ポタジェ風のコーナーをおうちのなかで、中でもキッチンの空いているスペースに作ってみませんか?

写真・はぎわらりえこ

今回用意したのは、この4つのハーブ

上から
・ワイルドストロベリー
・パープルセージ
・ローズマリー
・バジル 
の4種類

ハーブの種類と特徴について

①ワイルドストロベリーは、バラ科の多年草

小粒なイチゴの実は、甘くておいしいジャムになります。日陰でも育ちますが、水はけのいい土を好みます。

②パープルセージは、シソ科の多年草

赤紫の美しい葉が特徴のハーブで、夏から秋にかけて紫色の花が楽しめます。育てているうちに、花が咲いてくるかもしれません。

肉料理に使うと臭い消しの効果があるハーブです。陽当りを好む性質をもっています。乾燥気味の土で育ててあげるのが適しています。風通しの良いところを好みます。

③ローズマリーは、シソ科の多年草 

肉の臭み取りと香りづけ、ビネガーオイルなどの料理にいろいろ使えるほか、ガーデンの鑑賞用、さらにお風呂、ポプリなど、幅広く利用できます。

ローズマリーの香りは、記憶力を高める香りとも呼ばれています。育てる環境は、日当たりを好みます。水は乾いたらたっぷりとあげると良いですね。

痩せた土地でも育ちますが、理想は2カ月に1回くらいの追肥をすればOKで、肥料もほとんどいりません。

④スイートバジルは、シソ科の一年草

イタリア料理では、パスタやトマト料理に良く利用されているスイートバジル。この中では、一番身近なハーブではないでしょうか?

写真・はぎわらりえこ

ポット苗は、花屋さんや園芸店(ホームセンターの園芸コーナー)で手に入ります。

そのままポンと置いただけのポタジェ風コーナーは、料理に「ちょっとだけ使いたい」なんて時にとても便利です。水やりだってキッチンにあるので簡単!

写真・はぎわらりえこ

夏が終わったあとの楽しみ方

写真・はぎわらりえこ

暑さが和らいで来たら、ローズマリーとパープルセージ、ワイルドストロベリーは鉢植えにして、今度はベランダや玄関先、庭でガーデニングとして楽しみましょう。

特にローズマリーは、ハーブの特徴でもあげましたが、手間いらずです。しかも寒さにも強いのでほったらかしで大丈夫!

枝が伸びてきたら剪定がてらカットして吊るし、スワッグにするのも良いですね。

ローズマリーのとても良い香りが部屋に広がります。記憶力を高める香りのようなので、お子さんの勉強部屋のインテリアなどにいかがでしょうか?

まとめ

いろいろと活用できるハーブの苗で、お得にグリーンのある暮らしを楽しんでみて下さいね。

文・写真 はぎわらりえこ

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-