無印良品「リビングでもダイニングでもつかえるシリーズ」を快適に使う方法

無印良品の「リビングでもダイニングでもつかえるシリーズ」は、テーブルとソファチェア、ベンチに大きく分けられます。現在販売されている商品は以下の通りです（2018年7月）。

・リビングでもダイニングでもつかえるテーブル1
・リビングでもダイニングでもつかえるテーブル2
・リビングでもダイニングでもつかえるテーブル3
・リビングでもダイニングでもつかえるテーブル4
・リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア（モールドクッション仕様）
・リビングでもダイニングでもつかえるベンチ（モールドクッション仕様）1
・リビングでもダイニングでもつかえるベンチ（モールドクッション仕様）2

同デザインで、それぞれウォールナット材を使ったアイテムも展開されています。ソファチェア用のオプションとして「リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア用アーム」、「リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア用連結プレート2個組」もラインナップされています。

ソファチェア、ベンチカバーが豊富で、インテリアに合わせて選ぶことができるのもこのシリーズの特徴です。生地は「綿デニム」「綿ポリエステル変り織」「綿シェニール」「麻綿平織り」「綿平織り」の5種類から選べて、カラーは以下の通り（2018年7月）。

・綿デニム：ブルー
・綿ポリエステル変り織：ベージュ、ブラウン
・綿シェニール：グリーン、ライトグレー
・麻綿平織り：生成、ブラウン、ブラウン
・綿平織り：ベージュ、ダークブラウン

ベンチは組み立てられた状態で届くので、組み立てが必要になるのはソファチェアとテーブルです。
ソファチェアは、付属している六角レンチを使って8箇所をネジで留めるだけの簡単仕様。いったんすべてのネジを仮留めし、徐々にきつく締めていくと、スムーズに組み立てることができます。スプリングワッシャー（切れ目が入った平座金のことで、ねじれた形をしていて緩み止めの役割をもっている）がきちんと平らになるまでネジを締めてください。

テーブルの組み立てはソファチェアに比べてちょっと複雑です。パーツも多いので、説明書をよく見ながら、間違えないよう正しい順序で進めていきましょう。脚を組み立てたあとに天板を組み合わせます。大きなパーツは重さもあるので無理な態勢で作業せずに、適宜パーツを寝かしたり逆さまにしたりして、楽に作業するよう心がけてください。

ちなみに、テーブルは3,240円（税込）で組み立て作業をやってもらえます。上手に組み立てる自信のない人は、依頼をしてしまうのもよいでしょう。

ソファは適度なクッション性があり、使い心地はとても良好。とくにお部屋でくつろぐ際は、リラックスした姿勢で過ごすことができます。ただし、奥行があるので、デスクワークする際にはちょっとした工夫が必要かも。例えば、適当な大きさのクッションを挟むと、パソコン作業をしやすい姿勢になるでしょう。

ソファというと、気になるのがクッションのヘタリ。ところが、「リビングでもダイニングでもつかえるシリーズ」の背もたれ部分のクッションは、耐久性があると評判です。1年以上使用していても、まったくヘタリが気にならないという声もあるよう。

ソファチェアを複数並べて使用する方も多いと思います。例えば、2脚を連結すると幅が110cmほどになるので、小柄な方であれば仮眠をとれるぐらいのスペースになりますね。ただしその場合は、別売りの「リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア用アーム」が、付いてないほうが使いやすいはず。横になって休むことがあるようなら、アームは付けないほうがよいかもしれません。

なお、別売りの「リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア用連結プレート2個組」を使うと、2脚を連結することができます。安定感がグンと増すので、それぞれ別々にレイアウトする機会があまりないようなら、つなげてしまうのがおすすめです。

インスタグラムなどで「リビングでもダイニングでもつかえるテーブル」の口コミを見ていると、水に弱いという評判を目にすることがあります。なかには、テーブルに水が染み込み、そこから黒いシミが広がってしまったということも。こうしたトラブルを回避するためには、テーブルマットやテーブルカバーを敷いて使うとよいでしょう。キズ防止にもなるので安心です。また、中古品を購入される場合は、テーブルのシミもよくチェックしてください。

無印良品の人気家具シリーズ「リビングでもダイニングでもつかえるシリーズ」。その名のとおり、リビングにもダイニングにもちょうどいい、汎用性の高い設計が魅力です。カスタマイズしやすいので、お部屋のコーディネートを考えるのが楽しくなりそうですね。