粗大ゴミの片付け、どうすればいい? 楽に済ませる方法3つ
引っ越しや模様替え、断捨離をするとき、いつも頭を悩ませるのが粗大ゴミの処分。これは「資源ゴミなのか? それとも粗大ゴミなのか?」と悩んでしまい、スマホで検索してしまい、作業が止まってしまいます。そこで、もう粗大ゴミの処分に悩まなくて済むよう、処理方法のポイントについて調べてみました!
そもそも粗大ゴミって?
お恥ずかしながら若かりし頃、「粗大ゴミ」は電話一つでいつでも出せると思い込んでいた私。かつ粗大ゴミの処分は「面倒臭そう」というイメージがあったので、ついつい後回しにしてしまい、引っ越しの日が差し迫ってきたときにようやく依頼をしたら、取りに来るのに数日かかるということを知り、かなり焦ったことがありました。
日常的にやることではないので、つい処分の仕方を忘れてしまいがちな粗大ゴミ。いざというときにあたふたしないよう、今一度処分の仕方を把握しておきましょう!
粗大ゴミとして廃棄できないもの
粗大ゴミとは、一般的に一辺が30cm以上(自治体によっては40cm以上のところも)のゴミのことを指し、代表的なものでいうと以下のようなものがあります。自治体によってそれぞれ規定が異なるので、詳細は自分の住んでいる各自治体のホームページを参考にするようにしましょう。
・ 家具類(タンス、テーブル、椅子、ランプなど)
・ 家電製品(電子レンジや扇風機など)
・ 自転車
・ ゴルフクラブなどスポーツ用品
しかし、中には粗大ゴミとして廃棄することができないものも。例えば同じ家電製品でも、エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機は家電リサイクル法により粗大ゴミとして収集できません。また、古いものは処分に困ってしまうパソコンも粗大ゴミ収集の対象外。適正処理や収集運搬が困難という理由で自動車やピアノ、タイヤも対象外となります。
粗大ごみの処理、どうする? 3つの方法を解説
粗大ゴミとして、自治体で処理する
粗大ゴミの処理の仕方として一般的なのが、自治体に回収してもらう方法。しかし、私も以前やらかしたことがあるように、自治体の粗大ゴミ回収は毎日行っているものではなく、週や月単位で日を決めて、ゴミ収集を行っているところがほとんどです。
自治体への回収は「粗大ゴミ収集を申し込む」「コンビニやスーパーで、粗大ゴミ処理用のシールを買う」「回収日に指定回収場所へ運ぶ」というのが基本的な流れ。自治体によっては処分方法に若干異なるケースもあるので、詳しいやり方は各自治体のホームページで確認するようにしましょう。
STEP1
まずは各自治体へ、粗大ゴミ収集の申込みを行いましょう。インターネットや電話などで受け付けています。粗大ゴミとして処分したいもののアイテム名や数、大きさを事前にきちんと把握しておくと、スムーズに申込みできますよ。
STEP2
スーパーやコンビニで、粗大ゴミ回収シールを購入し、処分したい粗大ゴミに見えるように貼り付けます。粗大ゴミごとにシールの種類や金額が決まっているので、内容は自治体のホームページなどでチェックするようにしましょう。
STEP3
回収日、指定された時間までに、回収場所に粗大ゴミを運んでおきましょう。「面倒だから」と回収日より数日も前に置いておくのは他の住人の迷惑になるので、必ず回収日当日の早朝に運ぶようにしてください。
リサイクルショップ等で売る
新居には必要ないけれど、モノとしてはまだまだ使える……という場合は、リサイクルショップで売ってみるのも一つの手。モノがよければプラスになる可能性がありますが、状態が悪かったり製品そのものが古かったりすると買取自体ができないことも……。
ちなみに筆者は以前、冷蔵庫の買取で見積もりをお願いしたことがあるのですが、かなり古い機種ということもあり、買い取ってもらえませんでした。「買い取ってもらえたらラッキー!」ぐらいのつもりで、検討してみるのがベターです。
回収業者に依頼する
「ついうっかりしてしまい、退去日が近いのに粗大ゴミ回収を依頼していない!」「依頼したら、収集日が退去日より後……どうしよう!」なんてケース。ええ、以前の私ですね(苦笑)。
自治体の粗大ゴミ回収では日程的に間に合わない、リサイクルショップも頼れそうにない……そんな時はコストがそれなりにかかってしまいますが、専門の回収業者に依頼するのも手です。自治体での回収よりも料金は割高になりますが、スピーディに回収を行ってくれますよ。
粗大ゴミの回収業者のサービスを見てみよう
しかし「回収業者」とパッと聞いても、どんな業者があるのか、サービスにどれほどの違いがあるのか、ピンとこない方がほとんどだと思います。そこでいくつか、おすすめの粗大ごみ回収業者をピックアップしてご紹介!
片付けサポーター
徹底的なコストダウンで業界最安値に挑戦中という「片付けサポーター」は、そのうたい文句の通り、安い処分コストで粗大ゴミを回収することができます。即日対応も可能なので、急に粗大ゴミを処分する必要が出てきた時でも安心!
【メリット】
・価格が安い!
・日時指定や即日対応可
・リユース対応品なら買取査定もOK
・キャンセル料不要で料金に納得してから依頼ができる
●片付けサポーターをみる
https://kataduke-supporter.com/
クリーンネットワーク
ここはなんと不用品の回収だけではなく、お部屋の清掃までお願いできてしまうという、掃除する暇もなかった忙しい方には大変助かる回収業者! 回収項目も豊富で、家電から処分が難しい産業廃棄物までしっかり対応してくれます。
【メリット】
・回収から清掃までノンストップ対応!
・回収項目が豊富
・回収ゴミが大量な場合、お得なパックプランも用意
●クリーンネットワークをみる
http://www.cleannetwork.co.jp/pc/
チャレンジ
対応エリアは東京都・神奈川・千葉県のみですが、基本料金・出張費・交通費がゼロ円、金額もわかりやすいパックメニューが揃っていて、明朗会計なのも人気のポイントです。
【メリット】
・出張費・交通費がかからない
・日時指定可能
・請負賠償補償がなんと最大1億円!
●チャレンジをみる
http://www.challenge-kaishuu.com/
回収業者選びの注意点
回収業者の中には、あまり好ましくない対応をするところも。金額もサービスによって差があるので、回収業者を決める際には複数社から見積もりを取り寄せ、比較検討をするようにしましょう。あとからさまざまなオプション費用がかかる可能性があるので、料金システムが明確なところを選ぶのがオススメです。回収業者を使用する時は、スケジュールに余裕がない時が多いと思うので、日時指定・即日対応が可能かどうかもチェックすべきポイント! 買取も同時に行えるところだと、お小遣い稼ぎもできるので嬉しいですね。
まとめ
回収業者はコストがかかるので利用したくない、けれど自治体の回収も間に合わない……という場合はSNSや「ジモティー」などを使って、知り合いや周辺に住んでいて欲しいという方に、交通費・運搬費を自己負担で引き取ってもらうのも手。
私も以前、引っ越しでまだ使えそうなものは、Facebookで「欲しい人、いますか?」と希望者を募り、取りに来てもらい引き渡したことがあります。
粗大ゴミの処分はすぐ「さっ」とできないので、ついつい後回しにしてしまいがちですが、余分なコストがかかりすぎないよう、しっかり計画的に行いましょう!