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2018年10月16日 07:00 更新

予算400万でどこまでできる? こだわりいっぱいリフォーム実例3選

リフォームをしようと決めても、「自分の決めた予算内でどこまでできるかわからない」「水回りをリフォームするならどのくらいの費用がかかるの?」など、わからないことが多いという人もいるでしょう。今回は、予算400万円の場合、どのようなリフォームができるのか、実例を交えながら見ていきましょう。

リフォーム予算400万で何ができる?

Lazy dummy

リフォームでできることは、どのくらいお金をかけるかによって大きく変わってきます。例えば、4LDKのお宅の場合、キッチンや浴室、トイレ、洗面台など家中の水回りを全て入れ換えるのにかかる費用は約200万円、全ての部屋のクロスとフローリングを張り替えるのにかかる費用は約170万円。もちろん、この金額は、選ぶ設備のグレードによってさらに高くなることもあります。

このように、400万円という予算は、家の大部分をリフォームするにはギリギリの金額です。しかし、家の中のうち一箇所~数箇所を選んで、そこだけ重点的にリフォームを行うなら、こだわりの設備を選んだり、間取りを好きなように変更したりすることができます。

例えば、リビングとダイニング、キッチンをつなげて広々としたLDKに間取りを変更し、ハイグレードなキッチンに交換するといったリフォームも、予算400万円なら可能です。予算が400万円の場合は、まずは家の中でどこを一番リフォームしたいのかを考えてみると良いでしょう。

予算400万のリフォーム実例

Photo by Aaron Huber on Unsplash

それでは、ここからは「予算400万円で、実際どんなリフォームができるの?」という人のために、400万円でできるリフォームの実例を3つご紹介します。

開放感あふれる広いLDKにリフォーム

家族みんなが集まるリビングやダイニングキッチンも、予算400万円なら心ゆくまで大改装できちゃいます。昔ながらの壁側を向いたL字型キッチンは、水回りの位置を移設して、対面キッチンやアイランドキッチンに変更。壁で仕切られていたダイニングキッチンとリビングの壁を取り払うと、広々としたLDKに生まれ変わります。クロスとフローリングも新しく張り替えれば、明るい雰囲気で家族の会話も弾むこと間違いなしですね。

水回りの重点的なリフォームで、より暮らしやすい家づくり

Photo by Jared Rice on Unsplash

水回りは、年月の経過によって特に劣化が進みやすい部分。キッチンと浴室、トイレ、洗面所といった水回りを重点的にリフォームすることで、気持ちよく暮らせる家に変身させることができます。

400万円あれば、間取りの変更を伴う大規模な水回りのリフォームも可能です。トイレと洗面所、浴室を移動させ、一箇所にまとめておけば、移動がスムーズにできるようになるでしょう。将来もしも、介護が必要な時がきても暮らしやすい家になります。

リフォームで、内装にとことんこだわったおしゃれインテリアを実現

Lazy dummy

細かくいくつもの部屋に分かれていた1階は、壁を取り払うだけでなく、2階の床も取り除くことで、吹き抜けのある広々とした間取りのLDKにリフォーム。天井からは光が差し込み、部屋全体が明るい空間になります。

天井と床、壁のクロスは張り替え、キッチンも交換。壁には大きな棚を設置し、お気に入りの小物や家族の写真を飾ったり、おしゃれな食器を見せながら収納したりするのもいいですね。リビングには薪ストーブを置き、温かみのある北欧風の住宅に。

このように、予算400万円のリフォームなら、まるでカフェのようなおしゃれなインテリアだって叶いますよ。

リフォームは予算から決めても良いの?

Lazy dummy

「リフォームをする前に予算を決めてしまうと、できることが制限されてしまうのではないか?」「せっかくリフォームをするなら、やりたいことを全部まとめてやった方が良いのでは?」など、リフォームを予算を軸にして決めてよいかわからないという人もいるでしょう。

確かに、予算を先に決めてしまうと、何が必要かということより費用ばかり優先してしまい、満足のいくリフォームができなかったり、「予算内に収まっているから……」といって不要なオプションまで付けてしまったりする可能性もあります。

しかし、先に予算を設定しておかないと、やりたいことが「あれも、これも!」と増えていき、いつの間にかリフォーム費用がとんでもない金額に膨れ上がってしまうことも。そんなことにならないため、「○○万円が上限」というように、最初にしっかりと予算を決めておくことが大切です。

予算を設定したら、その中で「絶対に叶えたいことは何か」「予算に余裕がなければ諦めることは何か」を考え、優先順位を決めます。そして、複数のリフォーム会社に相談してそれぞれの内容や費用を比較し、最も信頼できそうなリフォーム会社を選択してください。

まとめ

400万円という金額は、家全体のフルリフォームにはギリギリですが、家の中の特定の部分に絞れば、こだわりの設備や間取りにリフォームすることも十分できます。予算が400万円ある場合は、どこを優先的にリフォームしたいか考えて、自分の理想のインテリアを叶えてみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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