売れる冷蔵庫の基準とは? 買取額アップのコツを解説
不要になったとはいえ、まだまだ使える冷蔵庫を処分してしまうのはしのびないもの。それなら買取に出してみませんか? リサイクル費用や運搬などの費用が不要で、現金化できてしまう可能性も。どんな冷蔵庫が買取に出せて高値がつきやすいのか、また買取の方法や買取額をアップさせるコツについてご紹介します。
まだ売れる冷蔵庫は買取に出そう!
買取可能な冷蔵庫の基準
不要になった冷蔵庫が買取可能かどうかを確かめるには、次の5つの項目について調べるのが近道です。
・メーカー名
・モデルと型番
・製造年
・正常に動作するかどうか
・コンディション
ハイアールやLGをはじめとする海外メーカーの冷蔵庫は、安く買い叩かれる傾向があります。家電量販店が販売しているオリジナルモデルも同様です。
モデルと型番は冷蔵庫ドアの内側に貼られているステッカーで確認できます。これがわかっていると査定がスムーズになります。
製造年数も重要です。製造されてからほぼ10年以内のものであれば買取対象となります。製造年はやはり冷蔵庫内のステッカーに記載されています。
正常に動作しないものは買取の対象とはなりません。温度が思うように下がらないもの、冷凍室が壊れているものなどは、買取を拒否される可能性が高いといえます。
破損があるものなどコンディションがよくないものは、減額の対象となります。正常に作動するとしても、目立った破損がある場合は買取してもらえない場合もあるようです。
高価買取が期待できる冷蔵庫は?
パナソニックや日立、東芝といった国内大手メーカーの冷蔵庫は人気が安定しており、高額買取される傾向があります。また、新しい冷蔵庫も需要が高く、一般にリセールバリューがあるとされます。具体的には、3年から5年以内のものなら比較的高値での買取が期待できるでしょう。とくに最新モデルは高値がつけられます。
容量が大きなものほど高値がつくといわれていて、とくに5ドア以上の大型冷蔵庫の人気が高いようです。正常に作動することはもちろんですが、目立った汚れや傷がないこと、気になる臭いがないことも高額査定のためには重要な要素となります。
冷蔵庫を買取ってもらう方法とは?
冷蔵庫の買取を依頼する主な方法として、店頭買取・出張買取・宅配買取の3つが挙げられます。それぞれの特徴について、順に解説していきます。
・店頭買取
買取店の店頭に持ち込んで買取を依頼する方法です。持ち運ぶ手間が必要ですが、店舗側に運搬コストが発生しないため、最も高値での買取が期待できます。ただし、せっかく持ち込んだのに買取してもらえない、買取価格が思っていたより少ないという事態も考えられます。できればネット査定などを利用して、事前におおよその買取金額を調べておくのがおすすめです。また、冷蔵庫の買取には身分証明書の提示が必要です。運転免許証や保険証、パスポートなど、氏名と現住所などを確認できる書類を忘れずに持参しましょう。
・出張買取
出張買取は、買取店の担当者が自宅を訪問し、査定・買取・搬出までを行う買取方法です。自分で運搬する必要がないため最も手軽ですが、運搬コストが計上されるため店頭買取に比べて買取価格は安くなる傾向があります。
・宅配買取
宅配便を利用して冷蔵庫を買取に出す方法もあります。ただし、大型のものともなると運搬コストが割高となる上に、梱包や発送の手間もかなりのものになります。デメリットが多く、あまり一般的ではありません。買取を依頼したい店舗の出張買取対象エリアにない場合や、自分で搬出する手段がない場合など、限られたケースにのみ有効な方法といえます。
冷蔵庫の買取額をアップさせるには
いらなくなったものとはいえ、せっかく買取に出すなら少しでも高値で冷蔵庫を売却したいもの。実は、ちょっとした手間をかけるだけで、査定価格をアップさせることができるんです。
見た目をキレイにしておく
冷蔵庫は食べ物を保管しておく場所ですから、清潔感があることが大切。外側はもちろん、内側もくまなく掃除しておきましょう。気になる臭いがある場合は、脱臭剤を使ってなるべく除去するのがおすすめです。
付属品を揃える
冷蔵庫にはほとんど付属品がありませんが、トレーやポケットなどの収納を外して使用していた場合は忘れず戻しておきましょう。説明書や長期保証書(ある場合のみ)もあるのがベターです。
他の家電もまとめて買取依頼
買取店によっては、冷蔵庫だけでなく他の家電もまとめて依頼することで、買取価格が高くなることがあるようです。引っ越しのときなど、まとめて処分する場合はこの方法を試してみましょう。
まとめ
有名メーカーのものや製造されてから年月の浅いものなど、リセールバリューの高い冷蔵庫は買取に出すのがおすすめです。出張買取を活用すればリサイクル料金もかからず、買取店まかせで気軽に処分することができます。冷蔵庫は、自治体のルールによって処分すると、費用がかかってしまうので、自分にプラスとなる方法をチョイスできるといいですね。