不要なモバイルルーターは買取に出そう！　査定額の相場と売る際の注意点

いらなくなったモバイルルーターの主な買取先としては、リサイクルショップや電子機器専門店などが挙げられます。なかでも最も手軽に利用できるのが、全国に店舗を展開しているブックオフやゲオといったリサイクルショップです。来店予約も不要で、持ち込んだらすぐに査定してくれて、その場で換金してくれます。

ただし、買取店によっては取扱対象外となっている場合もあります。例えばゲオの場合、スマホや携帯電話の取り扱いがあるゲオモバイルコーナーがあるお店のみなので、事前に確認してから持ち込むようにしましょう。

パソコンや携帯電話、ゲーム機などを主に取り扱う電子機器専門店でも、モバイルルーターの買取に対応しています。リサイクルショップと比べて店舗数が少ないため、近隣エリアに店舗がないというケースもあるでしょう。その場合は、宅配買取してくれるショップもあります。電話やインターネット、LINEを使って気軽に査定を依頼できるので、まずはそちらを試してみるのがいいかもしれません。

リサイクルショップ、電子機器専門店のどちらも、すぐに現金化できるのも大きな魅力といえますね。

少しでも高く売りたいという場合は、ネットオークションやフリマアプリを利用して売却するのがおすすめです。不要になったモバイルルーターはよく出品されていて、リサイクルショップや電子機器専門店に買取を依頼する場合よりも高値で取引される傾向があります。というのもネットオークションやフリマアプリでは、個人間での直接やりとり。買取業者が仲介しないため、市場価格に近い値で売却できるというわけです。

また、リサイクルショップや電子機器専門店では本人確認書類の提出が必ず求められますが、ネットオークションやフリマアプリでは、匿名での売買も可能です。

ただし、デメリットもあります。ネットオークションやフリマアプリでは、すぐに売れるかどうかはわかりません。それどころか、そもそも売れるかどうかさえ確かではありません。商品の状態や価格設定次第なところもありますが、ネットオークションで思ったよりも安く落札されるリスクは十分あります。フリマアプリでも、価格設定が適切でなければいつまでたっても売れないでしょう。

写真撮影をしたり、質問に受け答えしたり、梱包して発送する手間があることにも注意が必要です。また万が一、動作不良などがあった場合は、トラブルに発展する可能性もあります。

気になるモバイルルーター買取価格の相場ですが、高額査定は期待できないと思っておいたほうがよいでしょう。最近は新品であっても安く手に入るようになってきましたし、SIMカードがない状態ではモバイルルーターがあっても通信できません。しかも、リサイクルショップや電子機器専門店では再販して利益を出すことを前提にしているため、査定額は低めに設定されています。

具体的な相場としては、例えば現在も発売されている（2018年6月時点）、UQ WiMAXのW04、WX03あたりでも、2,500円～3,500円といったところ。W01やWX01、HWD15などのさらに古い機種ともなると、500円～1,000円といった具合です。他社の製品もおおむね同じような状況と考えて差し支えないでしょう。

モバイルルーターを手放す際に注意したいのが、必ず解約をすませてから買取に出すということです。とくに分割払いしていて端末の代金を払い終わっていない場合、買取価格が低くなることや買取そのものを拒否されることが考えられます。万が一、支払いが滞るようなことがあると、端末に利用制限がかかることもあるようです。必ず、モバイルルーターを解約してから買取に出すようにしましょう。SIMカードを取り出すのもお忘れなく。

どうせ買取に出すなら、少しでも高く売却したいもの。買取額アップを狙うならケーブルやCD、クレードルや箱やマニュアルといった付属品をすべて揃えておくことが大切です。一つでも欠けてしまうと、減額対象になってしまいます。

また、いらなくなったらすぐに売るのが賢い方法です。モバイルルーターは日を追うごとに価値が目減りしていくのが普通。とくに高機能な新製品が出たあとは、いちじるしく価値が下がってしまいます。

査定額アップキャンペーン中や、クーポンなどがもらえるタイミングを狙うのもいいでしょう。

いらなくなったモバイルルーターは、廃棄せずに買取に出すのがおすすめです。買取店の無料見積もりを利用したり、ネットオークション、フリマアプリなども活用したりして賢く売却してくださいね。