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2018年08月24日 07:00 更新

リサイクルが難しい「ニトリ」の家具を買取してもらう裏ワザ

安くて使いやすいニトリの家具。使っているぶんにはいいのですが、いざ手放す局面になると、まさにその安価さが理由でリサイクル業者に買取してもらえない場合があります。そこで、売却を検討中の方に向けて、ニトリの家具を買取してもらうためのコツや、そのほかの処分の方法についてご紹介します。

ニトリでは買取サービスはある?

Photo by Kari Shea on Unsplash

ニトリで購入した家具がいらなくなったら、ニトリで買取をお願いしたいところですが、買取サービスは行っていないようです。ただし、新しい家具を購入し、配達してもらう際に引取りを依頼することは可能。一回の注文につき3,000円(税別)で引取りしてもらえます。

ネットショップの場合、購入時に、ショッピングカートの対象商品に表示される「引取りサービスを利用する」にチェックを入れるだけ。配送日とお支払い金額がメールか電話で通知されます。お支払い方法は、カード・銀行振込・代金引換のみ。対応できないエリアもあるので、問い合わせフォームや電話で確認しておきましょう。実店舗での購入の場合は、注文時に店舗スタッフに口頭で伝えればOKです。

ニトリの家具を買取業者に依頼する

Photo by Liana Mikah on Unsplash

ニトリの家具は安さが大きな魅力の一つですが、その安さのためにリサイクル業者が買取してくれないケースがあります。そこで、ニトリの家具を買取してもらうためのコツや裏ワザについてまとめました。

ニトリの家具を買取してもらう裏ワザ

まとめて買取を依頼する

Photo by Nathan Dumlao on Unsplash

買取業者によっては、ニトリの家具を買取不可としているところが少なくありませんが、買取可能なほかの家具とまとめて一緒に依頼することで、無料で引取りしてくれる場合があります。もちろん、どんな家具でもよいというわけではなく、引き出し式のプラスチックケースや各収納ボックス、チェスト、シューズボックス、テーブルやチェアなどといった需要の高いものに限られるようです。例えば、脚付きマットレスやロータイプソファなどは、まとめて依頼する場合でも買取は難しいと考えておいたほうがよいでしょう。現物の状態やデザイン次第なところもあるので、事前に問い合わせるのがおすすめです。

買取してもらいやすいニトリ家具を把握する

Photo by deborah cortelazzi on Unsplash

一部の買取業者では、品物によってはニトリ家具を買取対象としています。買取してもらいやすいものは、以下の通りです。

・電動リクライニングソファ
・キッチンボード
・4人用ダイニングセット
・ハイチェスト
・ハイタイプテレビ台

電動リクライニングソファについて、とくに買取してもらいやすいのは3人掛けタイプです。また、汚れや破れが生じにくい本革製のものであればさらに有利。ただし大きく重いため、搬出経路の事前確認は必須です。

キッチンボードについては、横幅が120cm以上ある大きなタイプが買取対象となりやすいようです。ソフトクローズ機能付き(引き出しが静かに閉まる)なら、より比較的高値での買取が期待できます。

4人用ダイニングセットは、椅子が4脚あることが条件です。有利なのは無垢材のタイプ。汚れや傷の有無も査定額に大きく影響します。

ハイチェストは、高さ130㎝以上のものが買取対象となる可能性が高い。オーク材やウォールナット材を使ったものは、比較的高値で買取される傾向があります。

ハイタイプテレビ台もやはり、大型の液晶テレビを設置できる大型のもののみが買取対象です。大きい商品なので、搬出経路の事前確認もしておきたいところ。

買取査定前に家具をキレイにする

ほかの家具と同様、買取してもらうためには買取査定の前に家具をキレイにしておくことも必要です。ホコリはもちろん、ベタつきやシミなども、きちんと除去しておきましょう。油汚れには、中性洗剤が効果的です。やわらかいスポンジに染み込ませて、やさしくこすって落とします。水拭きしたうえで乾拭き仕上げをすれば完成。作業中は表面に傷をつけないよう、くれぐれも注意してください。

ニトリ家具を買取してもらえなかったときは……

ネットオークションやフリマアプリに出品する

Lazy dummy

買取業者で買取を拒否された場合は、ネットオークションやフリマアプリを試してみましょう。その際、宅配業者が提供している家財輸送のサービスを利用すると、どうしても送料が高くなってしまいます。購入者が直接引き取りにこられるよう「引き取り可」としたり、送料を折半にしたりして、取引相手が購入しやすい工夫をするのがおすすめ。

価格設定も欲張らずに、オークションなら1円スタート、フリマアプリでもただ同然の値段にしておけば、興味を持つ人が出てくるはず。また、新生活がスタートする季節など、家具の需要が高まる時期を狙い撃ちすることも、取引相手を見つけやすくするための重要なポイントです。

不用品回収業者や自治体に依頼する

取引相手が見つからない場合は、不用品回収業者に家具の処分を依頼しましょう。有料となりますが、引取りにきてくれるうえ、こちらに都合がよい日時を指定することができます。

自治体に依頼して廃棄する場合は、粗大ゴミとして処分する必要があります。各市区町村に事前の申し込みをしたうえで、コンビニやスーパーなどでゴミ処理券を購入。受付番号などを記入したゴミ処理券を貼って、所定の場所・時間に出しておきます。

まとめ

買取されないことも多いニトリの家具ですが、商品によっては買取対象となる場合があります。需要の低いものであっても、手放す際にちょっとした工夫をすることで、無料で引取ってもらえるかもしれません。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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