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2020年10月28日 19:16 更新

いらないCDの安全な捨て方と処分方法の注意点

溜まってしまったCDは、間違った捨て方をすると、思わぬトラブルに発展する恐れも。面倒だから、とついつい安易な捨て方をしていませんか? 情報を守る、安全なCDの捨て方をご案内します。

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処分する上で、注意が必要なCDは?

Photo by Manuel Sardo on Unsplash

処分する上で注意が必要なのは、個人・企業のデータが入っているCDです。CD-Rは一般的なCDプレイヤーで簡単に読み取ることができます。個人情報や、会社にとって重要な情報が他人の手に渡れば、悪用される恐れもあり、思わぬトラブルに発展しかねません。

情報量が多い写真や動画のデータは、より大きな容量のDVDに記録されていることもあるでしょう。CDとDVDには構造上の違いはありません。プライベートの写真や動画を収めたディスクは、SNS上で悪用されると危険です。こちらの処分にも十分注意してください。

CDやDVDの記録内容を、他人に見られないようにロックをかけることもできますが、100%安全とはいえません。

CDの安全な捨て方

Photo by Markus Spiske on Unsplash

専用のシュレッダーを使う

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確実に安全性を確保するには、物理的に破壊するのが一番です。プレイヤーにかけられないように粉砕すれば、安全だといえます。書類を処分するためのシュレッダーは、CDを入れて裁断してくれる機能を持っているものがあり。

記憶層を破壊する

ゲームや音楽用のCDが傷付いて、再生できなくなったという経験はありませんか? 物理的に破棄するには、表面に傷をつけるだけでもOK。ただし、キラキラと光っている面は研磨して再生することができるので、なるべく傷は深めに。

CDのデータを保存している記録層は、文字を書き込めるようになっている表面の下にあります。傷をつける場合は、こちら側をしっかり傷つけましょう。カッターで切り込みを入れる、キリで穴を開ける、ドライバーでひっかくなど、安全に注意して作業してください。多くの自治体で、CDは燃えるゴミとして処分できます。

カッター等の刃物を使う場合は、手を切らないように気をつけてください。CDは意外と硬いですし、表面がツルツルしているのですべります。作業は軍手をするなど、破片で怪我をしないように注意して行います。

やってはいけないCDの処分方法

Photo by Domenico Loia on Unsplash

そのまま捨てる

とにかく、そのまま捨てるのはNGです。個人情報はもっともお金になると言われている現代ですから、情報管理には気を配ってください。会社のデータは、より安全を重視して取り扱わなければいけません。データの流出は、ついうっかりという人為ミスで起こる場合が多いので、処分の際も無防備に捨てないようにしましょう。

会社のデータを自宅で処分する

会社のデータを自宅で処分するのも避けてください。処分の仕方で情報が漏洩した場合、責任が問われます。いったん家に持ち帰った時点で、疑われることも。会社のデータは会社内で処分するのが鉄則です。

CDの大量廃棄が必要な場合

Photo by Samuel Zeller on Unsplash

処分するCDが大量にある場合は、いちいち手作業で処分するのは大変です。こうした場合は、処分業者に依頼することをおすすめします。ダンボールに入れて送るだけで処分してもらえるところもありますし、回収に来てくれる業者もあります。いくつかの会社を比較検討して選びましょう。情報漏洩のリスクを考えて、業者選びは慎重に。産業廃棄物処理の認可を受けているか、見積もり書をきちんと出してくれるかなど、企業としての信頼性を確認してから依頼してくださいね。

音楽CDやDVDは買い取り業者に依頼する手も

Photo by Umberto Cofini on Unsplash

音楽CDや映画のDVDは、ただ捨てるよりも買取業者に依頼して引き取ってもらうのも一つ。オークションやフリマアプリに出せばお金になりますが、買い手とのやり取りや発送など、なにかと手間がかかるのはデメリット。出せば売れるともいえず、いつまでも処分できないCDが手元に残ることもあります。

友人に譲る、児童館や図書館などの施設に寄付をする、といった方法もあります。量が多くなければ、これらの方法もよいでしょう。

しかし、大量にある場合は業者に一括で依頼した方が時間も手間も節約できます。宅配買取だと、箱に詰めて送るだけでOK。家の片付け中にいらないものを箱詰めして、そのまま送ってしまいましょう。事前に、HPで引き取り可能なものや手順を確認しておくとスムーズです。

まとめ

個人情報、企業情報の入ったCDを処分するには十分な注意が必要です。もっとも安全なのは、物理的に破壊してデータを読み取れなくしてから捨てる方法です。専用シュレッダーを使うと作業は安全で楽になります。保管期間が過ぎ、大量に処分が必要になったら、業者へ依頼することも検討してください。その場合は、信頼できる業者選びの手間を惜しまないように。手間と時間、節約するべきポイントを間違えないようにしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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