プリンターは買取してもらえないって本当? 売れるポイントと注意点
家電製品やパソコンと違って、プリンターは買取が難しいといわれています。しかし、なかには高い価格で売れるプリンターもあります。今回は、プリンターが売れにくい理由や売る際の注意点についてご紹介します。
プリンターの買取店は限られている?
家電製品やパソコン、周辺機器などを買い取っている業者でも、プリンターは買取を断ることが多いです。一部、プリンターの買取をしている業者もありますが、店舗が限られており、査定してもらっても安い価格になってしまいます。
プリンターはもともと新品でも数千円で購入できるものが多いです。そのため、買取をしてもあまり利益につながらず、査定価格も低くなってしまうのが現状。
しかし、スキャナー付きのプリンターなど、スペックの高い機種や新品に近い製品については高価買取をしているところもあります。
高価買取してくれる機種とは
プリンターにはレーザープリンターとインクジェットプリンターがあり、レーザーのほうが高い値段がつきやすいです。
レーザープリンターは印刷スピードが速く、大量に印刷したい場合に適しています。音が静かでビジネスシーンで使用されることが多いです。
一方、インクジェットプリンターは発色性の高いインクを使っているため写真印刷に向いています。印刷コストが安く、年賀状や写真印刷をしたい人に人気ですが、故障しやすいという欠点があります。レーザープリンターよりも安く買い取られるケースがあるので、まずは査定してもらい、買取価格を確認してから売るかどうか判断しましょう。
なお、故障したプリンターは基本的に買取は断られますが、一部の店舗では壊れていても買い取ってくれます。
プリンターの買取をしているショップ
高く売れるドットコム
宅配買取の専門店で、宅配キットに入れて送るだけで買い取ってくれます。事前に電話一本で査定額を教えてくれるため、良心的。査定料や配送料、宅配キットは無料で、国内メーカーのみならず海外メーカーのプリンター買取もしています。
●高く売れるドットコムをみる
https://www.delivery-kaitori.com/articles/133.html
買取マクサス
家電製品やブランド品、ファッションアイテムなど幅広く出張買取を行っている業者です。ビデオチャットで商品を査定をするサービスがあり、事前に正確な買取価格が分かります。契約後はすぐに引き取りに来てくれるので、平均1時間で買取が終了します。引っ越しや片付けなど、忙しいときにおすすめです。
●買取マクサスをみる
https://kaitorimakxas.com/
ハードオフ
テレビやパソコン、オーディオ機器の買取に特化した業者です。古い製品や故障したアイテムでも査定してくれるのが魅力的。店頭買取または出張買取をしており、査定額に納得したらその場で現金で支払ってくれます。
●ハードオフをみる
https://www.hardoff.co.jp/hardoff/
プリンターを売るならフリマがおすすめ
買取業者で値段がつかなかったプリンターは、フリマに出品してみると意外と高く売れるかもしれません。買取を断られた商品でも、欲しい人がいればフリマで売却できます。
最近は、イベント施設や公園でのフリマではなくフリマアプリを使って売る人が多いです。自宅にいながら簡単に出品できるので、忙しい人や業者に持ち込むのが面倒な人にもぴったりです。
メルカリやラクマなど、利用者が多いフリマアプリはたくさんあります。過去の取引状況から相場を確認し、送料などを考慮したうえで出品してみてください。
フリマの注意点
フリマは個人間のやり取りなので、予期せぬところでトラブルが起こるかもしれません。例えば、まだ使えると思って出品したけど故障していた、配送中に壊れてしまった、送料が高くついて赤字になってしまったなどです。
故障していないか、送料はいくらかかるのを事前にリサーチしておくことが重要です。プリンターは大きいので配送料が高額になりやすく、安い価格で出品してしまうと利益がほとんどないという状態になってしまいます。
配送中に壊れないよう梱包に気を使ったり、手間がかかるのもネックです。出品時はそうした点も考慮しましょう。
プリンターを買取してもらう前のチェックポイント
使用期間をチェック
プリンターは使用期間が短いものほど高い価格で売れます。そのため、使用期間を確認しましょう。
新品や新品同様の商品は高値が期待できますが、使用期間が長いものは傷みや劣化が進んでおり、売れないケースもあります。プリンターの寿命は3年から5年と言われており、6年以上経過したものは買取を断られることが多いです。
インクが入っている
プリンターの買取は、インクが入っていないとジャンク品とみなされ、買取を断る業者がたくさん。手放す前にインクが入っているか確認しましょう。
インクには、メーカー純正インクと非純正インクがあります。非純正インクは、純正インクより安いのでランニングコストを低く抑えられます。買取の際は、非純正インクでも買取価格に影響が出ることは少ないでしょう。
付属品がついている
説明書、外箱、保障書、ケーブル、アダプターなど付属品があるなら忘れずにつけましょう。なくしてしまった場合も買取は可能ですが、付属品があったほうが査定額が上がります。
まとめ
プリンターはパソコンや家電製品に比べて買取が難しい商品ですが、ゴミとして捨てるよりも活用してくれる人の手に渡ったほうが社会の役に立ちます。高性能な機種や新しい物であれば買取価格もアップするので、まずは査定に出し、値段がつかなかったらフリマを活用しましょう。