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2021年02月12日 19:30 更新

【漫画】「がんばろう!」と力が湧いてきた日『外科医が母になりました。』Vol.6(最終回)

はじめての赤ちゃん。かわいくてかわいくて、でも、それだけじゃなかった……! 外科医として働くミューさんの、はじめての出産、子育てを描く連載『外科医が母になりました。』。医師だからこそ感じることもあれば、ほかのママと同じように悩むこともあって……。

「怖い」という気持ちは、私も子どもも同じ! だから一緒にがんばれる

ミューさんの連載、『外科医が母になりました。』は、今回で最終回。

前回のお話では、同期の小児科の医師のおかげで、
「怖い思いは、成長の糧になる」と指導医に言われたことを思い出したミューさん。

ママとしての生活にもだんだん慣れてきたある日、気づいたことがありました。
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お疲れさまです。ミューです。

赤ちゃんとの生活にやっと余裕が生まれ、
様子をよく見られるようになってきた頃。

うんちを”ぶぶぶっ”としては泣き、
大きな音に全身でびっくりして、
さらには自分のお腹がぐるるっと鳴ったときにも
ふっと不安そうな顔をすることに気が付きました。

身ひとつで生まれてきた赤ちゃんですが、
自分の手足すら思ったように動かせず、
おなかがうごくことにもびっくりするのですね。

自分のからださえも自分のものでないというのは
どんな感じなのだろうと想像しました。

その気持ちを考えると、
自分の怖い気持ちくらい頑張って乗り越えなきゃと
少し力が湧いてきました。


赤ちゃんと過ごす夜は長く、より孤独なものですが、
母より頑張っているひとが目の前にいるのかもしれません。


余談ですが、今回連載をはじめて、
『わたしも夜怖かった!』というお母さんたちがいらして、
やっぱりわたしだけじゃないよね良かった!
とほっとしました。。。

気持ちを共有できると、少し怖さが減る気がしますね。
コメントありがとうございました!

(漫画・文:ミュー)

研修医時代、自分では何もできない赤ちゃんを目の当たりにしたときから、
「赤ちゃんは怖い……」と感じていたミューさん。
そしてそれは、 自分が出産して母親になったあとも同じでした。

しかし、 同期の小児科医のおかげで
「赤ちゃんは自分にとって大切な存在。だから怖いんだ」という、
“怖さの正体”に気づいたこと。

そして、赤ちゃんが泣きながらも毎日精一杯生きていることに気づき、
「自分も一緒にがんばろう!」と前向きになれました。


子育てに正解はありません。ママも赤ちゃんも、毎日が試行錯誤の積み重ねです。
だからこそ、私たち大人が「当たり前」「こんなことで」と思っていることに目を向けて、
ちょっとした気づきや変化を大切に日々を過ごしていきたいですね。

ミューさん、素敵な連載をありがとうございました!

(マイナビ子育て編集部)

ミューさんのプロフィール

30代外科医。息子を出産後、一年間育休をとり現在は大学病院勤務。
高齢者が好きで、専門は癌と緩和ケア。

Blog「外科医ミューのオペレコ☆」
Twitter @myumyumoon
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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