【風前のともしび】結婚前と結婚後、夫への愛情はどう変わった?
病めるときも、健やかなるときも、変わらない永遠の愛を誓った結婚式。でも、愛って永遠でした? わざわざ神様に誓わなきゃいけないってことは、変わっていくのが当たりまえってことなのでは? 今回は、だんだんと愛情が薄れつつあるママたちに、夫への愛情について語ってもらいました。どの話も、わかりみが深いです……。
結婚前と現在を比べて、夫への愛情にどういった変化がありましたか?
「とても薄れた」「少し薄れた」と答えた人を合わせると、約3人にひとりは愛情が薄れつつあるという結果に! では、そのきっかけは何だったのでしょうか? 理由を聞いてみました。
愛情が薄れた原因はずばり「お金」
「愛はお金では買えない」と言いますが、実際は「お金で買えない愛もある」というのが本当のところではないでしょうか……。昔から「金の切れ目が縁の切れ目」と言う言葉もあり、人の心はお金次第という見方があることも否めません。お金がないと、心の余裕がなくなってすさんじゃいますよね。
愛は「信用」! なくなれば薄れます!
「人としてあり得ないこと」とはいったいどんなことなんでしょうか? 内容を想像するとちょっと怖いです。恋人時代と違って、夫婦間の信頼関係はとても重要。だって、財産管理や子育てなど、すごく責任の重いことを一緒に考えて実行しなくちゃいけないじゃないですか。それを全部丸投げされたり、結婚前と約束が違ったりしたら、契約違反ですよね!
子どものほうがかわいい
結婚当初ならまだしも、子どもが生まれて母としての愛情が全開となり、妻としての愛情が薄れてしまったという声も。これは結婚あるあるというか、生物として仕方がない側面があるのでは……。特に子ども同様に手がかかる夫の場合、「あれ? 私、何でこんな大きな人のお世話をしなきゃいけないんだっけ?」と妻が覚醒してしまうことはよくあります。出産後に愛情を深められるかどうかは、夫の自立や家事・育児への主体性がカギとなってくるようです。
恋人→家族→同居人
夫への愛情が薄れたことについて、「どうしてこうなったかわからない」というお答えもありました。共同生活で徐々に愛情が深まるケースもあれば、自然に愛情が薄れていくケースもあります。家族になったら、それなりに別の愛情が深まっていくような気もしますが、やはり薄れていく原因があったのかもしれません。大きな原因だけではなく、日ごろの小さなすれ違いがこのような結果になるケースもありますよね。
すべては諸行無常
「そもそも愛とは何か?」という哲学的な問いを発したくなるようなアンケート結果です。赤の他人が愛情によって結ばれた結果が結婚のはずなのですが、結局は他人と思うとすべてがむなしくなります。夫のおならが突然許せなくなったときが、愛情が薄れ始めた合図なのかもしれません。自分も無遠慮におならをしていないか、振り返ってみてくださいね。すでに危険信号が出ているかもしれませんよ。
まとめ
お見合い結婚が当たり前だった時代には、夫婦の愛は結婚してからお互いに育てていくもの、という考え方が普通でした。しかし、恋愛結婚全盛の現代、愛情のピークで結婚することになりますから、そこから下り坂になるのは必然と言えるのかもしれません。ピークを維持するのは、お互いの努力次第。子育て終了後も仲良く過ごせるよう、今から対策が必要かも?
マイナビ子育て調べ
調査日時:2020年12月11日~2021年1月1日
調査人数:143人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)