教育
2021年02月08日 11:10 更新
【3択クイズ】線路の下に石がしいてあるのはなぜ?『科学の教養365』Vol.14
宇宙や自然、体の仕組みなど、子どもから科学の質問をされて即答できなかった経験、ありませんか? そんなママにおすすめな書籍が、『1日1ページで身につく イラストでわかる 科学の教養365』(SBクリエイティブ)。この連載では、本書から抜粋した科学のギモンを短期集中でご紹介します。
【3択クイズ】線路の下に石がしいてあるのはなぜ?
これがヒミツ!
線路がしずむのをふせぐバラスト
線路の下にしかれている石を、バラスト(砕石・さいせき)といいます。バラストは、線路の枕木を固定し、列車の重みを地面全体に広く分散させることで、線路がしずむのをふせぐはたらきをしています。
ゆれや騒音をおさえる効果もある
また、バラストにはすき間があるため、列車が通ったときに石が細かく動きます。これにより、列車が走ることによる衝撃が吸収され、まわりに伝わるゆれが小さくなったり、音が小さくなったりします。
すき間があると水はけもよくなる
バラストどうしのすき間は、雨がふったとき、水が通りぬける道にもなります。このおかげで線路は水はけがよく、雨水などがたまらないようになっています。
書籍『1日1ページで身につく イラストでわかる 科学の教養365』について
子どもの好奇心と探求心を育て、パパやママといった大人も楽しめる1冊。身近な科学のギモンを「食べ物」「生き物」「宇宙・地球」「からだ」「しぜん」「もののしくみ」「発明」の7つのジャンルに分け、イラストや図解、クイズを用いてわかりやすく解説。1日1ページ読むだけで科学の知識が自然と身につきます。漢字には全部ふりがながふってあるので、読むのが苦手な子でも安心して読むことができますよ。
(文:『1日1ページで身につく イラストでわかる 科学の教養365』(SBクリエイティブ)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)