忙しいからこそオススメ！気負わないで始める「ちょい早起きの朝活」

こんにちは、整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの佐々木弓子です。

女性の毎日は複雑で、忙しく大変ですよね。いろいろな工夫と知恵で乗り切ることもできますが、つい自分自身のことは後回しにしがちな人も多いのではないでしょうか？

そんな人にオススメしたいのが「朝活」です！ 心身の健康バランスを保つことができるようになるのに加え、＋αのいいことが「朝活」にはあるのではないかと思っております。今回は、もともと早寝早起き体質の筆者が張り切ってご紹介していきます。

小中高の3姉妹の母である筆者がとらえている朝活とは、「いつもより少し早く起床して何かをすること」。簡単で単純です。

ジョギングやヨガなどハードルの高めな朝活でなくてもいいわけで、いつもより少し早く起きて、ひとつ2つ自分のためのやりたいことをやる……それも立派な朝活だと思っております。

欲をいえば、家族の中で誰よりも早く起床し、ひとりの状態で朝活ができるのがベストですが、家族が各々の朝活を尊重するスタイルもステキです。

朝バタバタとしていて気がつけばすっぴんジャージだった、ということはよくあることですが、少し早く起きて着替えからメイクまで身支度を済ませておくだけで、1日の行動力と生産性が格段に上がる気がします……いや上がります。

筆者は6時半までにメイクだけは完了。そうすれば、サッとゴミ捨てにも行ける、サッと忘れ物を届けられる、サッと駅まで送りに行ける……など些細なことですが、すぐに外に出られる体勢だとアクティブになれます。家事や仕事をしていても、背筋も伸びて気持ちにも余裕が生まれ、1日の過ごし方が変わってきます。

そろそろ手入れをしてあげたいな～と思っていても後回しにしてしまうことのひとつが、観葉植物の手入れなのかもしれません。いつもより少し丁寧に、葉や根の状態を観察したり、剪定するなど植物の手入れをする朝活は、精神的にも気分が上がり、リフレッシュできます。

仕事に関する知識を入れるための時間をまとめて取るのは難しいですが、毎朝15～30分、時間を決めて集中して取り掛かるのもいいですね。朝は頭もスッキリしているので、効率よく吸収できます。勉強に限らず、気になっている事を調べたり、仕事に関連した読み物を読む時間に充てるなど、自分のための有効的な活動ができます。

最近の筆者は、長女のお弁当作りと朝ごはん作りが主な朝活となっておりますが、たまには自分のお弁当を作ってみるのもいいですよ。お弁当ついでにお味噌汁や薬味をまとめて刻んでおくと、少し救われます。

また冷蔵庫の整理やキッチンの掃除をして朝からピカピカに磨くのも気分がスカッとします。お気に入りの飲み物を用意してキッチンでの朝活はいかがですか。

夜にブログやインスタを書こうとスマホの画面を見ていても、ウトウトして寝落ちばかり。良質な睡眠をとるためにも、夜はスマホ画面を見続けることは避けたいところです。ですので、朝活で更新するのはいかがでしょうか？ 毎日でなくても2日に1回、20分間でブログやインスタを更新する、など無理のない範囲で目標を決めて楽しく取り掛かれるといいですね。

日中や夜はバタバタしていて時間がとれないので、毎朝10分だけストレッチをしてシャキッとさせるなどもオススメです。決まったストレッチがあれば一連の流れをしっかりとやる、または短めのストレッチ動画やテレビのラジオ体操を観ながら取り組むなどすると、無理なく継続できます。

朝時間はとても静かですし、自分の頭もスッキリの状態ですので効率的にやりたいことを進めることができます。しかも、必然的に早寝早起きの生活になりますので、深夜の飲食もなくなり、睡眠時間を確保することでお肌の調子もよくなります。さらには朝活での達成感と満足感に満たされることで、心と体の健康にもつながるのです。まさにいいことばかりです！

朝が苦手な方はまず「少し早く起きてみる」からスタートしてみてください。朝活の内容は生活スタイルとともに変化し続けますので、その時に自分がやりたいこと、やっておきたいことをやってみましょう。

「早起きは三文の徳」というように、朝早く起きるだけで結果的に心身の健康につながりますし、朝を制する者は一日を制するといっても過言ではないのです。ぜひ自分なりの朝活、朝時間を過ごしてみてください。