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2021年01月29日 18:30 更新

【〇×形式で考える】言いにくいトラブル対処法、どっちが正解?『不機嫌な妻 無関心な夫』Vol.10

50万部超えの人気シリーズ『察しない男 説明しない女』『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ともにディスカヴァー)の著者である五百田達成さんの最新書籍から、夫婦のコミュニケーション不全を解決するヒントを紹介する短期集中連載。最終回の今回は「言いにくいトラブル」についてお届けします。

今回のお題:言いにくいトラブル

「会社の業績が悪くてボーナスが出なさそう……」
「思ったよりも出費がかさんで、今月ピンチだ……」

このように、個人的にちょっとしたトラブルやピンチに陥ることもあるでしょう。
こういうときにやってしまいがちなのが、心配をかけまいと相手には何も言わず、自分の力だけで解決しようとすること。「これは自分の問題だから」「相手に迷惑をかけるのはルール違反」と自分にプレッシャーをかけてしまう人もいるでしょう。あるいはあれこれ言われるのがめんどうなので隠してしまう。恥ずかしいしプライドが許さないので黙っておく。

ですが、ピンチのとき、自分だけでしょい込むのはNG。
ただでさえ情報共有の遅れはチームにとって命取り。ピンチにさらされている場合はなおさらです。ためらっているうちに、トラブルはもっと大きくなってしまいます。

「今日、部長から知らされたんだけれど、どうやらボーナスがやばいらしいんだよね」
「今月、付き合いの飲み会が多くて、足りなくなりそう」

このとき、 「こんなことがあった」と業務報告するニュアンスで言うと、「恥ずかしい」「気まずい」というためらいが多少なりとも薄れるはず。重苦しい雰囲気を避けて、明るく報告するのも手です。「ごめん」「申し訳ない」などの言葉は、最悪省いてもOKです。それよりも直接、いち早く、相手に告げるのが重要で、間違っても他のルート(共通の友人、ママ友など)から相手の耳に入るようなことがあってはいけません。

そうやっていったん報告したうえであれば、「でも、もう少し会社に掛け合ってみるよ」と自分で解決しようと思っている旨を告げるもよし、「弱っちゃったよ、どうしたらいいかな」と相談を持ちかけるもよし、です。悩み事は話すことで気が楽になる場合も多いですし、思わぬ突破口が見えてくることもあるでしょう。

くれぐれも自分で抱え込んで勝手に判断しないこと。仮にうまく処理できたとしても、あとでそのことを相手が知ると、ひと悶着起きます。「言ってもらえなかった」「相談してくれなかった」「パートナーなのに」と、下手をすると一生根に持たれることに。

相談されたときには、 できるだけ冷静な反応を

さらには、そうやって抱え込むと、相手もピンチの際に「自分でなんとかしなきゃ」とプレッシャーを感じてしまう点も見逃せません。それはのちのち、夫婦にとって大きなリスクとなるでしょう。

逆に、相手からトラブルやピンチの報告を受けたほうは、なるべく冷静に受け止めることが必要。もちろんびっくりするとは思いますが、「え? どういうこと!?」と取り乱したり、「どうするつもり?」と叱ったりするのは、なるべく我慢しましょう。相手はただでさえ動揺しているのに、せっかく話した相手から拒絶されたらさらにパニックに陥ってしまいます。

トラブルを報告されたときには、「話してくれてありがとう」「そっかー、困ったね。どうしようね」と表面だけでいいので冷静に。「一緒に解決しよう」という姿勢を示せば、相手も徐々に落ち着くことができるというわけです。

ポイント



言いにくいトラブルこそ、 いち早く連絡する

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●基本のルール
●家事・育児の分担
●時間とお金の使い方
●日常生活の過ごし方

の4項目の会話についてまとめています。

(文:五百田達成『不機嫌な妻 無関心な夫』(ディスカヴァー)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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