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2021年09月11日 08:30 更新

【実例】結露対策にはコレ! 使ってよかった100均アイテム

寒い季節に気になるのが窓の結露! 毎年冬になると、わが家もあの手この手で結露と格闘しています。今回はそんな結露対策にも使える100均アイテムを、わが家の結露との実際戦いからご紹介していきたいと思います。

こんにちは。今年の冬は、寒波のせいかはじめて結露が凍る現象を目撃しましたankoです。

結露も凍ってしまうとさすがにどうすることもできず、拭こうにもビクともしないので、しばらく窓を開けて換気することしか思いつきませんでした(汗)。

さて、冒頭でも少し触れましたが、寒い季節には外気と屋内の寒暖差も大きくなり、憎き結露が発生しますよね。

結露

わが家ではこれまで、窓ガラスに食器用洗剤を薄く塗って結露予防の対策をしていました。

しかしながらこの方法……ハッキリいって面倒くさい!

結露とは、家の中で過度な温度差がある場合に発生する水滴のこと。湿度と表現される空気中の水分は気温が高いほうがより多くの水分を含むことができますが、たとえば外気と触れることで温度が低くなっている窓の部分では空気中の水分を含むことができなくなり、窓に水滴がついてしまうのです。

その際、結露した水滴には表面張力が働いているのですが、先ほどの方法は食器用洗剤に含まれる界面活性剤がこの表面張力を弱め、結露がつきにくくなるというものなのです。
ただ、この方法の効果は長くても1週間、寒い日などは3日もてばいいぐらいでしょうか……。

窓という窓をこの方法で全て拭かなければならないのが正直大変で、結局続かないのが私の中での難点でした……。

100均で発見、結露予防の救世主・PVA吸水クロス!

そんなときに見つけたのがこちら!

結露

ダイソーで見つけた「PVA吸水クロス」という商品です。

「PVA」とはポリビニルアルコールという合成樹脂の一種で、この商品にはイソチアゾリノン系防腐剤も使用されています。

なにを隠そう、このパッケージの写真にあるような吸水力に惹かれて購入したのですが、実際の使い心地はまさにパッケージの通り! 期待を裏切らなかったのです。

結露退治の前にお風呂で使ってみました

もともとは結露を拭く目的で購入したのですが、これはもしやお風呂の拭きあげにも使えるのでは? と思い、まずはお風呂あがりに使ってみることに……。

そして使った感想は「驚き」のひと言!

今まではマイクロファイバー布巾で拭きあげしていたのですが、拭いたそばからどんどん下に水滴が垂れ落ちていき、すぐに布巾はビショビショの状態。

スクイジーでまず水気をある程度切っておき、そのあと布巾で拭いて絞って、拭いて絞って……を永遠に繰り返し、時間もかかって大変だったのです。

そこでこちらのクロスを使ってみたところ、まず感動的だったのがスクイジーでの水切りがいらないこと!

水を切らない状態でダイレクトに拭いても、クロスがどんどん吸水してくれるので、スクイジーのひと手間が要らなくなったのです。

拭く場所の面積が広いと、マイクロファイバー布巾と同様に絞って拭いて……の繰り返しは何度か必要にはなりますが、それでもマイクロファイバー布巾の時よりもはるかに少なくラクに済み、時短にもなりました!

【実録】結露をやっつけてみました!

お風呂の拭きあげでその実力がわかったところで、早速本来の目的であった結露を拭いてみたいと思います。

寝室の窓は朝起きるといつもこの状態なのですが……

結露
結露
結露

この通り、ひと拭きでスッキリ!

結露

そして、クロスがしっかり吸水してくれているので、水滴が垂れることはありませんでした!

ただひとつ残念なポイントをあげるとすれば、このクロスの素材が少々分厚めであるため、サッシの細かい部分に関しては拭きにくいことがあります。それでもこの吸水力はかなり期待できそうです。

実際の吸水力を検証してみました

このクロス、一体どれぐらいの吸水力があるのか気になりますよね?

ボールに水を入れて、そこにクロスを浸けてみました。

結露

ボールの中には水が200ml入っています。

しばらく置いてから残りの水を計測してみましたが、だいたい100mlほどが残っていました。

結露

普通の布巾であれば、水からあげた時点でボトボトと水が垂れていることでしょう。それなのに、これだけ吸水していてもクロスからぼとぼと水が落ちることはありません。

洗濯して繰り返し使えます

今は布巾も使い捨てできるものを選ぶ方もたくさんいらっしゃいますが、節約を重視するなら洗濯可能なのは嬉しいことですよね!

ただこのクロス、洗濯したあとにちょっと難点があります。

それはこちら。

結露

干すと干した形のまま、カチカチの昆布みたいになってしまうんです(笑)。こうもカチンコチンだとたためないので、洗濯後の置き場所については、再度考えなければなりませんね(笑)。

「超吸水ふきん」も検証してみた!

実はお店を物色している際、同じ布巾売り場の棚にこんなものも発見しました。

結露

たまたま隣にあったこれ、その名も「超吸水ふきん」も検証してみました!

これまた吸水力がすごそうな写真に惹かれて購入(笑)。

そしていざ使ってみましたが……。

結露

ん~、こちらは先程のPVA吸水クロスと比べると、吸水力はさほどないような感じです。
拭いたあとも水の跡が残ってしまい、吸水しきれていない感がありました。そしてゴワゴワしていて使いにくい……。

あくまでも個人的な感想ですが、もし購入を迷ってる方がいらっしゃいましたら、私がオススメしたいのはPVA吸水クロス!

ハサミでカットしても使えるので、水周りのリセットなどいろいろと活躍してくれそうです。

まとめ

いかがでしたか? 寒い季節になると、拭きあげや結露の処理もできるだけ早く簡単に終わらせてしまいたいですよね!

もともとズボラな性格なので、もっと簡単な方法はないか日々模索中です(笑)。みなさんの中にも家事について悩んでらっしゃる人も多いと思いますが、何事も無理なくできることが一番!「必ずやらなくては!」ではなく、できるときにできることをやればいいのです。

そんなかんじで私自身もユルユル家事ですが、またおつき合いいただけると嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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