【漫画】ワンオペ育児を子ども世代に残さないために『ワンオペ育児の呪い』Vol.9
転勤族の妻で2児の母、ワンオペ育児8年目のヲポコさんが、自分の経験や周囲の声から、ワンオペ育児を考える好評連載。どうしてこんなに苦しいの? もうちょっとラクになる方法があるんじゃないの? ワンオペ育児の現場から、率直かつ切実な声をお届けします。
「ワンオペ育児」は、自分たち親だけの問題じゃない!
夫への伝え方を変え(“私”を主語としたIメッセージに)、自他の境界(=自分と夫は違う人間であること)を認識したことで、ワンオペ放置だった夫がだんだんと変わりはじめたのを感じたヲポコさん。
9話目の今回は、ついに最終回! ヲポコさんは、ワンオペ育児の未来の弊害に気づき……。
連載最終回の今回、ヲポコさんは「未来の子どもたちとの関係性」についてまで
考えられるようになりました。
古い価値観のままだと、将来我が子が苦しいときに相談すらされない……。
子を持つ親として、これほど辛いことはないのではないでしょうか。
自分が味わったワンオペ育児の苦しみを、親になった子どもも味わってしまう負の連鎖。
今を生きる親として、これは断固阻止したい!!
しかし、まだまだ男性社会が浸透している日本において、
ワンオペ育児は、急に今日・明日で変えられるものではありません。
そして、その考え方や変え方は、家庭の数だけ違います。
ヲポコさんも悩みぬいた末に、
●つらいことを認める
●できない自分を責めずに許す
●他人軸ではなく、自分軸で考える
●相手のつらさを受け入れる
●夫に当事者意識を持たせ、戦力へと引き上げる
という考えにたどり着き、実践してきました。
そして、きっとこの先も子どもの成長に合わせて、ヲポコ家の子育てスタイルはちょっとずつアップデートされていくでしょう。
ワンオペ育児を8年続けてきたヲポコさんが、ただでさえ苦しいワンオペ育児がさらに苦しくなる理由について、「こうしたら少しラクになるかも!」という方法について、考えながら語った連載『ワンオペ育児の呪い』。
「男性は仕事、家庭・育児は女性」という価値観から脱却しようとしている過渡期の今、ヲポコさんの漫画をきっかけに、改めて「夫婦一緒に子育て」することについて旦那さんと話し合ってみてはいかがでしょうか?
(漫画:ヲポコ/文:マイナビ子育て編集部)