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2021年07月06日 16:26 更新

ベビー布団はいつまで使える? メリットと選び方

出産を終えて家に戻ったら、まず考えなくてはならないのが赤ちゃんの寝る場所です。ベビー布団は手軽ですが、いつまで使えるのか悩みますね。先輩ママのなかには「ベビー布団は必要ない」という人もいます。ベビー布団を買うかどうか悩んでいる人に向けて、使用のメリットと選び方、使用事例をご紹介します。

ベビー布団はいつまで使える?

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赤ちゃんのためのベビー布団は、敷布団、掛布団、枕の3点セットが一般的です。そのほか、キルトパッドや防水シーツがついている商品もあります。サイズを選べば、意外と長く使えますよ。

サイズによって差があるが就学前までが目安

ベビー布団のサイズは、90×60cmのミニサイズと、120×70センチの通常サイズが一般的です。

出生時の赤ちゃんの平均身長は、約50cm。ミニサイズ布団の半分くらいですね。2歳頃には平均身長は85cm程度になるため、ミニサイズのベビー布団であれば0~1歳児に使用できるでしょう。

通常サイズのベビー布団は縦が120cmありますから、平均身長が115cm程度になる6歳までは使えます。

子どもの体格によって差が出ますが、おおよそ就学前までは使えると考えてよいでしょう。

ベビー布団を使うメリット

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出産前にベビー布団を用意する人が多いかと思いますが、なかには「買ったけれどあまり使わなかった」という先輩ママもいます。しかし、ベビー布団にはメリットがたくさんあります。

赤ちゃんの安全・安眠を確保

ベビー布団の敷布団は、大人用と比べるとかためにできています。これは、やわらかい赤ちゃんの骨格を保護するとともに、窒息の危険を減らすためです。布団がやわらかすぎると、寝返りをうったあとにうつぶせになった赤ちゃんの呼吸を妨げてしまう恐れがあります。

掛け布団は、顔にかかってしまったときに呼吸を妨げず、赤ちゃんの力でも払いのけられるように、とても軽い素材でできており、安心です。

また、赤ちゃんは大人と比べて新陳代謝が活発でよく汗をかきます。吸湿性、通気性にすぐれた素材を使用しているベビー布団は、赤ちゃんの安眠につながります。

ベビー布団に寝かせて赤ちゃんの専用スペースをつくってあげることで、大人が寝返りをうった際に赤ちゃんが下敷きにならないという利点もあります。

さっとお昼寝させたいときにも便利ですし、ベビーベッドを使う方は必需品です。保育園に行く予定があればお昼寝布団も必要になりますので、用意しておくとよいでしょう。

使ってよかった! ベビー布団の実用例

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実際にベビー布団を使ってよかった!という声をあげてみましょう。

簡単に洗えていつも清潔に使える

赤ちゃんは、寝汗をよくかきます。また、おしっこやうんちがオムツから漏れたり、ミルクを吐いてしまったりと、赤ちゃんの布団は汚れやすいものです。

ベビー布団なら簡単に洗濯できます。ものによっては家庭用洗濯機で丸洗いもできて衛生的。防水シーツをセットしておくとより安心ですね。

別々の布団でぐっすり寝られる

ベビー布団を用意することで、赤ちゃんも大人もぐっすり寝られる点もメリットです。

大人の布団で添い寝をさせると、赤ちゃんはともかく大人のほうが気を使います。自分が寝ている間に動いて赤ちゃんを押しつぶしてしまわないか、寝返りをうったときに布団をかぶせてしまわないか、心配もありますね。冬は、肩のあたりがすうすうして寒くなったりします。

兄弟がいる場合も、別々の布団のほうがお互い邪魔をせずに眠れます。「赤ちゃんのお世話でもぞもぞしている間に上の子も起きてしまった」ということも少なくなるでしょう。

ベビー布団の選び方

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ベビー布団を買うときに、注意したい選び方のポイントをご紹介します。ベビー布団はレンタルもできますから、試しにしばらく借りてみるのもよいでしょう。

生活スタイルにあわせて選ぼう

「赤ちゃんの寝相が悪くて、そうそうに使わなくなった」という先輩ママの声もありますが、生まれてくる赤ちゃんが寝相が悪い子なのかはわかりません。まずは大人の生活スタイルにあわせてベビー布団を導入するか決めてしまって大丈夫です。

大人がベッドで寝起きしている場合は、ベビーベッドにしたほうがお世話が楽になるでしょう。その場合には、借りるベッドのサイズにあわせたベビー布団を選んでください。

大人が布団で寝起きしている場合は、ミニサイズでも標準サイズでもとなりに敷けますから、サイズはどちらでも大丈夫です。ただし、将来保育園に行く予定があれば、お昼寝布団として使える標準サイズがよいでしょう。スペースの問題があれば、ミニサイズをおすすめします。

「よく実家に帰る」という場合は、実家にも一組布団があっても邪魔にはなりません。家族と相談してみましょう。

たくさんの附属品がついているセットは、後から買い足ししなくてすむので楽ですが、夏用の掛け布団はガーゼの大判タオルでも代用できますし、頻繁に洗濯できる環境だったり、乾燥機を持っていたりすれば、洗い替えのシーツは何枚もいりません。

出産が近づいてくるとバタバタしがちですから、早めに選んでおくことをおすすめします。

まとめ

ベビー布団は単に大人の布団を小さくしたものではなく、赤ちゃんの寝心地や安全に配慮されてつくられているので、購入かレンタルを検討してはいかがでしょう。アレルゲン対応の布団もありますから、心配な方はチェックしてみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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