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2018年11月29日 17:17 更新

もう無理!嫌いなママ友と付き合わなくて済む簡単な方法とは?

赤ちゃんが生まれると、子供を通してママとのおつきあいも始まります。でも、気心が知れた学生時代の友達と違って、子供つながりのおつきあいは難しいもの。今回は、知っておくとちょっとママ友づきあいが楽になるコツをご紹介します。

嫌いなママ友との付き合い方

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噂話を拡散したり、自宅に招いたらいつまでも居座る、車を出してもらうことを当たり前と思っている、相手が自分が思ったような反応をしないと機嫌が悪くなる、親切を押し売りする、詮索好きなママ友……。あなたの周囲にも、このようなママ友はいませんか?

距離を置きたいと思っても、子供のことを思うとなかなか無下にはできないと思っている人も少なくないはず。うまくおつきあいをかわすコツについて考えてみましょう。

嫌だと思うことはきちんと断る

「困ったママ友」で多く見られるのは、「自己中心的で支配欲求が強い」人ではないでしょうか。また、思い込みが激しく「きっと喜んでくれるはず」などいう勝手な思いから、親切の押し売りをしてしまうママもいます。子供が仲良くしているから、といった理由でズルズルとお付き合いを続けていると、そのうち、「こちらの言うことを何でも聞いてくれる人」と勝手に認定され、ママ友の行動はエスカレートしてしまうことも。

そうなる前に、あらかじめ「これはできない」「これは嫌だ」というのをきっぱり示しておくことが大事です。たとえば「車は自分の子供しか乗せないことにしている」「4時にはママ会はお開きにしたい」など。あなたを理解しようと思っているママ友であれば、きっとその思いを尊重してくれるでしょう。嫌な思いを抱えてのおつきあいは、ストレスの種にもなります。

「夫」や「家族」を理由にする

とはいっても、きっぱりと「嫌」と意思表示できない人も多くいるはず。それなりにお付き合いが長くなった場合だと、なおさら言いづらいですよね。そのような場合は「夫」や「家族」を理由にするのもひとつの方法です。例えば「旦那が夜勤だから、夜の飲み会には参加できない」「旦那が人に車を乗せてはダメと言う」など。夫や家族にもあらかじめその旨を伝えて、理解しておいてもらうと安心です。

「いい人」でいる必要はない

ついついズルズルと苦手なママとの付き合いを続けてしまう人によくありがちなのは「いい人・いいママでいないといけない」という思い込みです。「ママ友が少ないと、子供がかわいそう」「ママ友にいい人と思われたい」などと思っていませんか? 中には、そうでありたいと頑張った結果、ストレスで心身に不調が出てしまう人もいます。必要以上に「いい人」であり続けることは、自分はもちろん、子供に悪影響。「NO」と言える勇気を持ちたいものです。

一生続く友達ではないと割り切る

子供の年齢が小さいころは、ママの生活は子供中心になりがち。「公園」「幼稚園」といった限られた世界で過ごすことが多いため、おのずから"ママ友"が頭の中を占める割合も大きくなります。でも、そんなママ友づきあいも、「一生続く」わけではありません。卒園・卒業や、子供の交友関係の変化などによって、ママ同士の関係がびっくりするほど希薄になることも多いのです。所詮、一時期だけのつきあいなのだから、と割り切ると、気が楽になるのではないでしょうか。

ママ友をつくるときのポイント

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一時期だけのつきあいになることが多いとはいえ、ママ友は子育ての情報を交換したり、悩みを相談できる心強い仲間でもあります。ここでは、ママ友作りで大切なポイントをご紹介します。

とりあえずあいさつから

公園や児童館、ショッピングモールの子供広場など、子連れのママと出会う場所はたくさんあります。まずは顔見知りのママを増やすために、あいさつから始めてみましょう。顔を合わせたら、笑顔で会釈したり、あいさつことを重ねるうちに、自然と話すきっかけも出てくるはずです。

まずは広く浅くを目指す

人付き合いが上手で、すぐに人との距離を縮められるママもいれば、人付き合いが苦手なママもいます。でも、「仲のいいママ友を作らなければ」という気負いは不要。ママ友との関係は、最初は広く浅くを目指しましょう。時間をかけてお互いを知り、深まっていく関係の方が、ストレスなくお付き合いを続けられます。

よくあるママ友の悩み対処法

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ママ友ができ、世界が広がるのは嬉しいことですが、つきあいが深くになるにつれ、ママ友との関係に悩む人もいます。よくあるママ友ストレスと対処法を見ていきましょう。

自分の立ち位置がわからないケース

子育てしているという共通点はありますが、「第一子ママと、すでに上に子供がいるママ」「専業主婦とワーキングママ」「男の子のママと女の子のママ」など、ママ友には微妙な違いがあるものです。そんな微妙な違いに、「女の子のママにあの言葉は失礼だったかも……」「一番年下なのに、生意気だったかな」と、考えてしまうママも多いのではないでしょうか。ママ同士の距離感が難しいところですよね。

子供同士の仲と親同士の仲のバランスに悩むケース

ママ同士はとても気が合っているのに、子供はあまり仲がよくない、というケースもよくあります。せっかくママ同士は仲良くなったのに、子供同士のいざこざで、親の関係がギクシャクしてしまうことも。その反対に、子供同士は仲良しだけれど、親同士の相性がよくないこともありますよね。子供が小さいうちは、子供とともにママも行動することが多いので、こうした悩みを抱えるママは多いようです。

反芻するをやめてストレス悪化を防ぐ

ママ友との距離感や子供・ママ同士の相性にに悩むママの中には、幼稚園や公園から帰宅した後、起こったこと、つい言ってしまったことなどを頭の中に思い浮かべ、ぐるぐると考え続けてしまう人も少なくありません。この「反芻(はんすう)グセ」が発展すると、「私を避けているのかも」「もしかしたら嫌われている?」など、考え方は悪い方へ悪い方へ。

このような反芻グセが出てしまったら、「起きてしまったことは仕方ない!次はどうしようか考えよう」「きっと他に理由があったはず」「思い過ごし」と気持ちを切り替えましょう。とはいえ、一度付いたネガティブな気持ちをリセットするのは難しいですよね。そんな時は、「いい人でいたいという思いで自分を窮屈にしていないか」と考えてみます。この思い込みを外し、グルグルと悪いことを考え続けるクセを矯正してみてください。

よくあるママ友トラブル対処法

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人間関係は何かとトラブルがつきもの。ママ友の世界も同様です。ここでは、ママ友トラブルにありがちな3つのケースと、その対策、トラブル回避術についてまとめました。

子供同士のトラブルからのママ友トラブル

公園や幼稚園に通い出すようになると、子供同士がケンカをして相手にケガをさせてしまったり、おもちゃの取り合いをして泣かせてしまったり、何かとトラブルが発生します。時には親の対処の仕方が原因で、ママ友トラブルに発展することも。

ケンカはそれぞれに言い分があるので、まずはお互いの子供から話をきちんと聞きましょう。「自分の子供の言い分だけ信じる」「子供同士のケンカなのだから、ときちんと謝罪しない」は、もってのほか。もしも、自分の子供がお友達にケガをさせた場合は、子供と一緒に誠心誠意謝ることが大事です。反対に、子供が被害を受けた場合は、相手の謝罪を受け入れましょう。

自慢話からのママ友トラブル

子供の成長や、夫の職業、家は持ち家か賃貸か……。普段の会話の延長で、決して自慢して言ったわけではないのに、中には勝手に比較して嫉妬したり、自慢話ととらえてしまうママもいます。

こうしたトラブルを回避するためには、自分や相手の出身校や家庭の収入・夫の職業など、深入りしすぎる話題は避けたほうがベター。できるだけ、他人の詮索はせず、聞かれても詳しくは答えないようにするのがよいでしょう。相手から一方的に自慢話を聞かされた場合も、それを他のママ友に話すのはやめたほうが得策です。

愚痴からのママ友トラブル

苦手なママ友に対する愚痴や相談がきっかけで、ママ友トラブルに発展することも。決して悪口として言ったわけでなくても、何人かのママをはさむことによって話に尾ひれがつき、本来の話とは違う話になるケースもあります。LINEなどで、あっと言う間に多数のママに広がってしまった、なんて話も……。

ストレスをためないために愚痴ることもたまには必要ですが、それが悪口と受け取られる可能性があることを念頭に置いたほうがいいでしょう。また、その場にいない人のことは、なるべく話題にしないようにすることも大切です。

まとめ

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ママ友づきあいでポイントとなるのは、「深入りしない」「悪口・自慢話を言わない」「嫌だと思うことはきちんと意思表示する」「いい人でいたいと思いこまない」「ケンカの謝罪はきちんとする」こと。一時期だけのおつきあいになることが多いママ友ですが、中には子供をきっかけに、一生の友達に発展する可能性もあります。子供・ママ両方のためにも、ポイントを抑えたいいお付き合いをしていきたいものですね。

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