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2020年12月23日 17:40 更新

冷凍をフル活用! 年末年始をゆっくり過ごすためのおせち準備テク

今年の冬休みは、おうちで過ごす時間が増えそうですね。家族が家で過ごすとなると、食事の用意や後片づけに追われ、お母さんは忙しくなりがち。今からできるおせち準備で、お母さんもゆっくり過ごしましょう。

こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。

帰省やお出かけで忙しい例年のお正月とは違い、今年のお正月は過ごし方が変わりそうですね。成長とともに一緒に過ごす時間が減った子どもたちと、久しぶりにゆっくり自宅で過ごせるお正月は、楽しみな反面、不安も……。家族が家にいる時間が増えれば増えるほど、食事の用意や後片づけを考えると憂鬱になります。

そこで私は、お正月におせち料理の用意に慌てないように、冷凍できるものは事前に準備しています。今回は、その方法を料理別にご紹介します。

事前準備①お煮しめ

Lazy dummy

野菜をたくさん食べられるお煮しめ。大好きなのですが、具の種類が多いため、材料を切るだけでも、結構な時間がかかってしまいます。けれども、彩りをそえてくれるお花型のにんじんや、別ゆでする絹さやは省けません。そこで、時間のあるときに具材の一部を用意して冷凍しています。

にんじん

時間のあるときに飾り切りして、固めにゆで、ザルにあげます。粗熱がとれたら、保存容袋に入れて、バットの上にのせるなどして、一気に冷凍します。あとは、お煮しめを作る際は、冷凍のまま入れればOK!

にんじんの切れ端は、スープに入れたりひき肉料理の具にしてみたり。小さいので、冷凍せずにすぐに使い切ってしまいます。

きぬさや

普段の食事で絹さやを使うときに、多めに購入して、一緒にゆでてしまいます。粗熱が取れたら、平たく並べ、ラップでしっかり包み、冷凍しておきます。

お煮しめに使うときは、レンジで30秒など、短い時間で様子を見ながら加熱します。お好みで、斜めに切り込みを入れるなどして飾りつければできあがりです

鶏もも肉

一口大に切って下味をつけ、保存袋に入れて冷凍しておきます。年末は、急に値段が上がったりするので、早めに購入しておけるとお得ですし、冷凍することでお肉自体にもしっかり味がつきますよ。

使うときは、あらかじめ冷蔵庫に移し解凍しておくか、水をはったボールの中に保存袋のまま入れ、水を流しながら解凍していきます。

事前準備②黒豆

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我が家の黒豆の作り方は、鍋に調味料と水を入れ、沸騰したら洗った黒豆を加え、火を止めて一晩置く、という手順。翌日、再び火をかけるだけなので、あまり手間はかからないのですが、何かと慌ただしい年末に、時間がかかるものは避けたい……。なので時間のあるときに作って、冷凍しておくと気がラクです。

煮汁ごと、保存瓶(保存袋)に入れて冷凍します。少量でも多めでも、量によって手間のかかり方に違いはないので、いつも多めに作り瓶ごと実家に届けることも。お弁当用に汁気を切って、豆だけを冷凍することもあります。

事前準備③栗きんとん

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さつまいもを煮て、あとは栗を入れるだけ……の状態にしておき、保存袋に入れて平たくして冷凍します。使うときは、流水解凍(自然解凍も可)してから、栗を混ぜればできあがり♪

栗きんとんは、子どもたちの大好物。ラップで一口大の茶巾包みにしてから冷凍するのもおすすめ。自然解凍して栗をのせれば、小さなお子さんでも食べやすいミニ栗きんとんのできあがりです。我が家では、ラップに包んだままおやつ代わりに食べることもあります(笑)。

事前準備④紅白なます

Lazy dummy

紅白なますも冷凍できます。汁ごと保存袋に入れて、平たくして冷凍しておけばOK。使うときは、水をはったボールの中に保存袋のまま入れ、水を流しながら解凍していきます。

事前準備⑤魚(ぶりの照り焼き)

Lazy dummy

魚も冷凍できます。塩をふって少し時間をおき、魚から水分が出てきたら、キッチンペーパーで水気を拭き取り、好みのサイズに切って、一切れずつラップで包みます。あとは保存袋(保存容器)に入れて冷凍。使うときは、フライパンにクッキングシートを敷き、冷凍のまま火にかけたら、調味料を入れて絡めます。

お魚は出来れば直前に買いたいと思っていましたが、年末のスーパーでは、品切れで買えないことも……。冷凍しておけば安心ですね。

お重じゃなくてもいい!? 盛り付けの負担も軽減

お重に入れて、お正月らしさを楽しむのもいいのですが、お重にきれいに盛り付けるって、難しくないですか? そこで、いつも使っているお皿に少しずつ盛り付けてみたら、とても盛り付けやすかったので、ご紹介します。

おせち料理、難しいお重の盛り付けから、普段の食器に変更 豪華に演出

お重に詰めるときは、家族の好きな料理はすぐになくなり、そうでないものはいつまでも残ったまま……。ひとりずつお皿に少量ずつ並べたところ、きれいに食べてくれたので、見た目が変わった効果も大きかったのかもしれません(笑)。

まとめ

いかがでしたか?

おせち料理に限らず、料理を全部手作りする必要はないと思っています。けれども、季節行事を大切にしていきたい……という気持ちも。

今回ご紹介した内容が、無理なくおせち料理を準備するきっかけになればうれしいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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