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2020年12月18日 17:45 更新

【働くママ調査】家事分担はどっちが多い? 妻たちの本音大調査

夫婦共働きの家庭で問題になる、家事分担。あなたのお家はどのように分担していますか? それぞれの家庭で、夫と妻が担う家事分担を割合で示してもらいました。同時に、妻の本音に直撃! 夫への感謝や要望など、さまざまな思いをまとめています。この記事をきっかけに、あなたの家庭の家事分担を見直してみては?

Lazy dummy
(イラスト:まちこ @achiachiachico

あなたと夫の家事の割合を教えてください。

※その他の内訳は「妻:夫=4:6(2%)」「妻:夫=1:9(2%)」「妻:夫=3:7(1%)」「妻:夫=0:10(1%)」

働くママに「自分と夫の家事の割合」を聞いたところ、1~5位までは妻側の負担が大きく、6位になってやっと「妻:夫=5:5」という結果に。「家事シェア」や「イクメン」「男女共同参画社会」という言葉がニュースで取り上げられることもありますが、働くママのリアルはそうはいかないようです。

では、その選択肢を選んだ理由を、ママの本音とともにご紹介します。

妻の負担が大きい場合

妻:夫=10:0

まったく家事を分担してくれない夫に対して、妻の本音は「もっとやってほしい」というものがほとんどでした。しかし、全体的に妻の気持ちはあきらめモード。一般的に男性のほうが帰宅が遅い傾向にあり、「そもそも時間がない」という声も聞こえます。小さな子どもがいる場合、妻が時短勤務になっていることも多く、どうしても妻の負担が大きくなるようです。せめて自分のことは自分でやってほしいですね。家事はしないけれど育児に協力的であればよいのですが……。早急に話し合いが必要かも。

妻:夫=8:2

家事を2割担当している夫に対しても、やはり不満のほうが多くなっています。家事とひとことで言っても、掃除・洗濯・食事の支度という三大家事以外にも、細かい仕事がたくさんありますよね。トイレットペーパーなど日用品の補充、シャンプー・リンスの詰め替え、衣類をクリーニングに出すなど、数え上げたらきりがありません。自分が気づいて自主的に家事をこなしてくれれば、妻の負担も軽減されるのですが……。

ただ、なかには10:0から進歩した人もいます。最初からは難しくとも、夫に担当してもらう家事の割合を徐々に増やしていけたらいいですね。

妻:夫=7:3

夫が3割の家事分担家庭になると、妻からの感謝の言葉が増えました。理想は5:5の家事分担ですが、もう少しがんばれば、4割、5割と伸ばしていけそうな可能性を感じます。家事は3割程度で我慢して、育児参加率を高めていくという手もありますね。「保育園のお迎えだけでも半々にしてほしい」という声も挙がっていました。

夫と同等、または妻の負担が少ない場合

妻:夫=5:5

家事分担が半々の家庭では、「ちょうどいい」という声が大多数でした。なかには、「もう少し自分の負担を増やしてもいい」という、妻からの優しい本音も。半分ずつ担当できているので、妻の心に余裕があるのではないかと考えられます。平等だと思うと、相手をいたわる気持ちが持てるのかもしれません。

妻:夫=4:6

少数ですが、妻の負担が少ないご家庭もありました。それでも感謝と要望、両方の意見が出ています。育児担当はどうしても妻にいきがちなので、本音を言えば家事は多めに負担をしてほしいところですね。苦手な家事を担当してくれれば、さらにありがたいです。

まとめ

家事分担については、全体的に妻の負担が大きいという結果が出ています。勤務時間や仕事の内容によって、分担できる範囲や量が限られてくるため、各ご家庭で納得できる割合を決められるといいですね。まずは家のなかに、どれだけの家事があるのか、可視化してみるのもおすすめですよ。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2020年10月27日~11月11日
調査人数:144人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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