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2020年11月12日 09:30 更新

「産休前の仕事の引き継ぎってどうする?」働くプレママのお悩み解決ヒント集~妊娠後期・育児編

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妊娠後期以降は、産休→出産→育休→仕事復帰という流れで時間を過ごす人が多いでしょう。仕事の引き継ぎ、会社への出産報告、産休と復職の準備など、気になることもいろいろ。そこで今回も「妊娠初期・中期編」に引き続き、女性のキャリアプランニング専門家の毛利優子さんにお話を伺いました。

CASE1.
仕事の引き継ぎはどうする?
産休・育休前にチェックしておきたいこと

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まずは、①自分の担当業務を洗い出して“見える化”することが大切です。どういう頻度で何をするかをタスクベースで落とし込み、そのなかで複雑な業務があれば、②マニュアルを作成しておけると完璧です。リストが完成したら、上司に共有して、後任者などを相談して決めましょう。

そして、上司が後任者を決めたら、一度は後任者と一緒に業務を走らせ、③後任者のサポートまでできたら理想的。真摯に引き継ぎをしておくと、周りの人はより「協力しよう」と思ってくれるはずです。気持ちよく産休入りするためにも、引き継ぎはぜひ丁寧に行いましょう。(毛利さん)

―― 先輩ママVOICE ――

Q.産休・育休前の仕事の引き継ぎで良かったこと・大変だったことは?

  • 引き継ぎ書だけが頼りだったので分かりやすく書くようにしていた(28歳/復職ママさん)
  • 体調が悪いので思うように頭が整理できず、引き継ぎ事項がうまくまとまらなかった(33歳/復職ママさん)
  • 引き継ぎ準備は念入りにしていたが、なかなかうまく伝わらず、産休に入った今もほぼ毎日後任の方から質問の連絡が来る(32歳/産休中プレママさん)
  • 産休に入る前に十分に時間があったので、その時間を利用してマニュアルを作ったりした(28歳/復職ママさん)
  • 業務が忙しく、引き継ぎの時間があまり取れなかった(40歳/復職ママさん)

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CASE2.
無事出産! 上司への報告は?
育休中も会社とのコミュニケーションは必要?

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出産したら、上司と担当部署の方々にメールで報告をするとよいでしょう。「〇月〇日に無事に生まれました。お気遣いをいただきありがとうございました。復帰後に、皆様のお気持ちにお返しできるよう努めます」という内容が基本的です。
それから、仕事への復帰予定時期についてもある程度伝えておくと、上司は今後のスケジュールを立てやすいでしょう。

育休中は、気心の知れた先輩や同僚と連絡を取って、職場の様子を聞いておきたいものです。組織編成や制度変更、部署の現状などを把握できると復帰時の心構えができます。
ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんを会社に連れて行って挨拶をするのは少し注意が必要です。職場には、赤ちゃんが苦手な人もいるでしょうし、お子さんが欲しくて悩んでいる人もいるかもしれません。職場の状況を踏まえて、判断できるとよいですね。(毛利さん)

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Q.育休中にも、会社(の人)と定期的に連絡を取っていましたか?

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  • 復職への不安が大きかったので、定期的にコミュニケーションを取り、職場の状況がわかると安心できると思う(38歳/復職ママさん)
  • 社会とのつながりを感じられる瞬間だし、良い気分転換になる(32歳/育休中ママさん)
  • 復職にあたって、総務とは連絡を取り合っているけど現場の部署とは特に連絡をとっていない。仕事で忙しいと思うので(33歳/育休中ママさん)

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CASE3.
育休はいつまで取る? 時期別のメリット・デメリット?

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復帰の時期は状況によってさまざまだと思いますが、赤ちゃんが生まれてから3ヵ月~1歳半くらいまでの間に復帰する人が多いです。復帰時期によって、それぞれメリットとデメリットがあるので参考にしてみてください。また、保育園によって方針や環境などはさまざまなので、事前に見学をして納得できる保育園に申し込むことをおすすめします。

  • 3ヵ月……

    赤ちゃんの首がようやく座るぐらいの時期。人見知りが始まっていないので保育園に預けるときに泣かれることが少なく、保育園生活を比較的スムーズに始められると思います。
    一方、ママは短期間で職場に戻るので、仕事の感覚をスムーズに取り戻せますが、産後わずか3ヵ月なので、体への負担は大きいといえます。また、小さな赤ちゃんと離れて働くという意味で、精神的に不安を抱くかもことがあるかもしれません。無理をしすぎず、家族や周囲の協力を得ながら復帰できる体制をつくりましょう。

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  • 6ヵ月……

    半年ぐらいであれば、職場環境がそれほど変わっていないことが多いので、比較的スムーズに仕事のキャッチアップできるでしょう。
    赤ちゃんは寝返りやお座りができるようになって、離乳食も始まる時期。このくらいから人見知りが始まる子もいますが、保育園の生活に慣れるのは早いことが多いようです。またこのぐらいになると夜泣きが始まることも。睡眠不足で出社して、体力的につらいことがあるかもしれないので、育児・家事の分担をしっかり決めておけると安心です。

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  • 1歳……

    子どもと1年間一緒に過ごすことで、近所のママ友ができたりと、充実した育休を送れるでしょう。
    いっぽう、1年ぶりの職場復帰は上司やメンバーが変わっていたり、仕事の流れも変化していたりと、作業になかなか追いつけずに大変という話も聞きます。
    また、1歳になると保育園の登園時にわんわん泣いてしまい、後ろ髪ひかれながら仕事に向かうママも少なくありません。保育園が楽しい場所だよと伝えていくことも大切です。

復帰時期と、通わせる保育園が決まったら、保育園の送り迎えなどについてパートナーと入園後のスケジュールについて話し合うとよいでしょう。
パートナーの帰宅が遅い場合は、お風呂の時間を朝にしたり、保育園のお見送りをお願いするなど、夜のタスクを朝にまわすのもひとつの手です。役割分担や段取りを明確にすると男性もサポートしやすくなるでしょう。(毛利さん)

―― 先輩ママVOICE ――

Q.産休・育休はどのくらい取得しましたか?

グラフ
  • 子どもが生まれる前の家事のクオリティを、お互いに求めないことを旦那と約束しあった(36歳/復職ママさん)
  • 育休中にもうひとり妊娠して産休に入ろうと計画し、実行した!(32歳/復職ママさん)
  • 家事分担や緊急時の保育園お迎え体制など、夫婦で話し合っておいた(36歳/復職ママさん)

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仕事も育児もがんばりすぎない!
さまざまな選択肢を視野にいれてみて

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妊娠と出産を経て、復職となると、やることも考えることもたくさんあります。だからこそ、お伝えしたいのは「とにかく無理をしないで」ということ。

体が弱ると精神的にも余裕がなくなって、「私はダメなママだ……」など自分を責めてしまいがちですが、多くの先輩ママが通ってきている道です。妊娠中のみならず、産後もしっかりと体を休ませて、一歩ずつ進んでいきましょう。働き方の多様化や両立をサポートする制度の拡充により、両立の選択肢は確実に増えています。一つの道がダメでも、他にも道はあります。一緒にがんばりましょう!(毛利さん)

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アンケート出典|2020年8月|マイナビウーマン会員にwebアンケートを実施|妊娠中・出産経験のある22~40歳の女性対象|有効回答数110件

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