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2021年01月01日 12:00 更新

もうイヤ! こっちが泣きたくなる、子どものイヤイヤ期エピソード集

幼児期、とくに2歳代は「魔のイヤイヤ期」といわれるほど、子どものイヤイヤが全開になる時期です。自我の発達には必要なことだとわかっていても、いざ直面すると気力も体力も消耗してしまいますね。でも、大変なのはあなただけではありません。みんなのイヤイヤ期エピソードを読んで、明日の戦いに備えましょう。

(イラスト:mico Ꮚ•ꈊ•Ꮚ @gogo_aokun

ありあまる体力に泣きたくなる……

イヤイヤ期、子どもの体力は無限に感じられます。そのうち疲れるだろうと待っていても、先にくたびれてしまうのは大人のほう。周囲の目もあり、精神的にも参ってしまいますね。

特に、床に寝転がったり、あらぬ方向に駆け出したり、全身を使って「イヤ!」を表現されると、危険がないようについていくだけで精一杯です。これはしつけの問題ではなく、子どもの性格としか言いようがありません。まわりの大人は、ぜひ寛大に見守ってほしいところです。

説明したって通じない……

イヤイヤ期の何が困るかといえば、まったく理屈が通用しないことです。「イヤ!」と言い出すころには、ある程度大人の言うこともわかっているように見えますが、実際は、しっかり理解しているわけではありません。なまじ言葉が通じるために勘違いしてしまいますが、説得はたいして意味がないので絶望的です。

危険がないことであれば、本人が納得するまでやらせるしかない、と割り切りましょう。見守る大人の忍耐力が試されます。

なんでも自分でやりたいから!

イヤイヤ期は、自我が芽生える時期です。なんでも自分でやろうとして、うまくいかず癇癪を起したり、時間がかかって疲れてしまったり、子ども自身も思い通りにならないことにイライラしているのです。

特に靴を履いたり、洋服を着たり、という自分にかかわることで、自分でもできそうなことをやりたがります。時間があるときは待ってあげられますが、急いでいるときはママも困ってしまいますね。とにかく時間に余裕を持っておくか、予定変更は当たり前という気持ちでいるしかありません。

ごはんだけはしっかり食べてほしいのに……

言うことをきかないのは、イヤイヤ期だから仕方がないとわかっていても、ごはんだけはしっかり食べてほしいと思うのが親心です。だからこそ、毎日3食イヤイヤをされると、心が折れてしまいますよね。

完全無欠な育児はないですし、育て方でイヤイヤがひどくなるわけでもありません。ケガや病気がなければいい、と割り切って乗り越えましょう。外野の声は、気にしすぎないようにしてくださいね。偏食、小食でもみんな立派に成長します。

個性的なイヤイヤ

なんでも「イヤ!」という子に対しては、問いかけ方を変えることで気をそらし、言うことを聞いてもらうこともできます。たとえば、「お洋服着ない! イヤ!」という子には、「どっちがいい?」と2種類の服を差し出すと、案外素直に選んでくれることがあるのです。

しかし、個性的なイヤイヤをするタイプの子には、小手先のテクニックは通用しません。こういう場合は、いったんすべてをあきらめて、とことん子どもに付き合うしかないですね。それができる心と時間の余裕がない場合が多いのですが……。

あまりにも疲れてしまったら、周囲に助けを求めましょう。保健師さんに電話で話を聞いてもらったり、SNSで弱音を吐いたりするだけでも気分が楽になります。

まとめ

イヤイヤ期の渦中にいる人にとっては、どれもこれも笑いごとではないエピソードばかりでしたね。イヤイヤ期の子どもに真剣に向き合おうとすると、本当に疲れてしまいます。「言うことをきかせよう」と思う気持ちが、自分を追い詰めることになりかねません。「子どもは、言うことをきかないのが当たり前」と思ってみてくださいね。ガンコ、ワガママ、と言われて育った子ほど、自立した考えを持って行動できる人になりますよ。

どうしてもつらくなったら、ためらわずに、地域の育児支援センターなど、信頼できる窓口に相談しましょう。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2020年8月4日~8日
調査人数:122人(22歳~40代までのプレママ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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