明治 乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2020を公開

明治 乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2020を公開

明治はこのほど、日本全国の乳幼児ママ・プレママ(第一子妊娠中、または末子年齢が2歳未満)465人を対象に、備蓄・防災意識に関するアンケート調査を実施しました。その結果、乳幼児ママ・プレママの多くが「避難所へ行くこと」や「災害時の授乳」などに不安を抱えていることがわかりました。


97.4%の乳幼児ママ・プレママは「赤ちゃん連れ避難」が不安

災害への不安について聞いたところ、「災害時に乳幼児を連れて避難所へ行くこと」に「不安がある」は75.9%、「少し不安がある」が21.5%で合わせて97.4%とほとんどのママたちが不安に思っていました。

その理由について、「避難所に乳幼児に必要な備蓄品が揃っているかわからないから」が82.8%と避難所の設備に関する不安が多かった一方で、「避難所での新型コロナウイルスなどの感染症リスクが心配だから」という声も78.4%と多く聞かれました。

92.9%の乳幼児ママ・プレママが災害時の授乳に不安を感じている

災害時の備蓄は最低「3日分×家族の人数」が必要と言われています。赤ちゃんにとっては母乳やミルクが唯一の栄養源となることから、災害時の授乳についてもママたちは不安がいっぱいなようです。

「哺乳瓶が消毒できずに使えなくなる」や、「調乳のための水やお湯が調達できるのか」といった不安の声が半数以上のママたちから聞かれました。

備蓄意識の変化と現実

台風、豪雨などの自然災害や新型コロナウイルス感染拡大と、ここ1年で多くの災害に見舞われました。その影響もあってか、備蓄に対する意識の変化が現れています。

1年前と比較して、備蓄への意識は「高まった」18.3%、「やや高まった」49.2%と合わせて67.5%が高まったと回答しています。具体的には、「備蓄する品目を増やした」が33.4%、「備蓄する量を増やした」が32.5%でしたが、「特に何もしていない」という回答も20.4%ありました。

新型コロナウイルス感染拡大による備蓄意識についても聞いてみました。備蓄への意識は「高まった」18.1%、「やや高まった」46.7%と合わせて64.8%という結果でした。具体的にとった行動については、「感染対策品を備蓄した」が66.8%、「外出しないで済むように以前より多めに買うようになった」65.1%と半数以上が対策をする行動をしたことがわかりました。

乳幼児用品の備蓄実態について

備蓄への意識が高くなったことがわかりましたが、乳幼児用品の備蓄について、末子0〜2歳未満の子どもを持つママに聞いてみたところ、おしりふき、紙おむつなどは、約半数の家庭で災害を意識した備蓄ができていました。しかし、不安に感じているミルクや離乳食についての備蓄はあまりしていないということもわかりました。

プレママに今後備蓄したい乳幼児用品について聞いてみたところ、必需品である「紙おむつ」は92.3%、 「おしりふき」91.0% に加え、「液体ミルク」71.0%、「離乳食」67.1%も上位に挙がりました。

液体ミルクについて

2019年3月から発売された液体ミルク(乳児用調製液状乳)は、調乳用のきれいな水やお湯がなくても授乳できることから、昨年の台風や今年の豪雨でも、断水や停電が起きた地域においてその利便性が評価され、多くの機会で活用されています。

液体ミルクは81.9%のママたちに認知されていました。また、購入経験率も21.5%で昨年11.0%のほぼ2倍に増加しています。

液体ミルクを使用したシーンについて聞いたところ、やはり「災害時の授乳用として備蓄しておきたい」と回答するママが多く、「外出時の授乳用として使ってみたい」という声が続きました。夫に授乳を頼むときや、親や知人に預けるときに使ってみたい、また、レジャー施設で購入できると良いという声も聞かれました。
特に第一子の妊娠中プレママたちの数値が高く、液体ミルクに対する期待が感じられます。

液体ミルクの備蓄実態と求めることとは

液体ミルクへの認知度が高かったにも関わらず、災害時を意識して備蓄している末子0~2歳未満の子どもがいる家はわずか13.2%という結果でした。

災害備蓄用の液体ミルクに求めることについても聞いてみました。備蓄用ということなので「保存期間が長いもの」が79.5%と高い数字でした。外出時の使用を意識して「持ち運びに手軽なもの」が57.6%で続いています。

非常食や水などの防災用食品は、数年単位の賞味期限が長いものが多いですが、乳児用ミルクは液体ミルクで半年から1年、粉ミルクでも1年半と比較的短いものが多く、その中でできるだけ長期間保存できるものが求められているようです。

赤ちゃんのいる家庭は「おうち避難」も選択肢に

今回、乳幼児を連れての避難所生活への不安を多くのママ・プレママが抱えていることがわかりました。

そんな中、NPO法人ママプラグ理事の冨川万美さんによると、「新型コロナウイルスなどの不安もある今、避難生活を自宅で過ごす 『おうち避難』も今後対策として考えておくことも重要」と。

災害時の「命を守ること」は大前提とした上で、不便な生活が長期化することも想定して「自宅を安全な場所にしておくことも重要」で、1週間程度は自宅で過ごせる程度の備蓄があると安心。また、赤ちゃんは大人と違い環境の変化にすぐに対応できませんから、災害時用に液体ミルクを備えておくだけでなく、日頃から飲んでみてもらうことも大切です。

(マイナビウーマン子育て編集部)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症についての最新情報は、[内閣官房][厚生労働省]妊婦に関する情報[日本小児科学会]幼児に関する情報など公的機関等で発表されている情報をご確認ください。

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