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2020年08月31日 11:25 更新

【産美ちゃんがズバリ聞く】 妊娠中期~出産まで、食べてもいいもの・ダメなものって?

PR:ゲンナイ製薬株式会社

前回は、妊娠を意識しはじめた“妊子ちゃん”が、妊娠初期(〜4ヶ月半ばまで)の身体と栄養について、産婦人科専門医の窪麻由美先生に直撃取材。その記事が大好評!ということで、今回は、妊子ちゃんの姉・妊娠中~後期の妖精・産美(さんみ)ちゃんが、妊娠中期・後期の食事についてさらにじっくり聞いてきました!

窪 麻由美 先生
<この記事の監修ドクター>
産婦人科専門医 窪 麻由美 先生
フィーカ レディースクリニック副院長。順天堂⼤学医学部附属浦安病院⼤学病院 ⾮常勤助教。東京⼥⼦医科⼤学医学部医学科卒業後、順天堂⼤学医学部附属順天堂医院産婦⼈科医局、同⼤学医学部附属静岡病院などを経て2009年に同⼤学⼤学院医学研究科を卒業、博⼠号を取得。医学博士、日本産婦人科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター 、日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医、女性のヘルスケアアドバイザー。

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しっかり理解できてる?
妊娠中・後期の赤ちゃんとママの身体はどんな状態?

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赤ちゃんの器官や、顔などの細部ができていく時期

ママの身体の変化と赤ちゃんの成長についてまとめました。

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★中期(4ヶ月の後半〜7ヶ月)

・赤ちゃんの成長

筋肉や骨格がますます発達し動きが活発に。手足の爪が伸び、うぶ毛や髪の毛がはえ始めます。耳が聞こえるようになったり、後半には目を開くことができるようになったりもします。超音波検査時におしっこをしている様子がみられることも。性別による違いも徐々にはっきりしてくるころですが、検査時の赤ちゃんの体勢や位置によってはよくわからないこともあります。

・ママの身体

妊娠中期に入ると、体重が増え、おなかや乳房が目立って大きくなってきます。また、始まる時期や感じ方は人それぞれですが、胎動を感じる妊婦さんも増えてきて、妊娠の実感が湧くころです。つわりが治まる人も多く、食欲が増すので体重管理が必要に。お腹がせり出してくるため、足にむくみや静脈瘤が出やすくなるほか、妊娠線が現れることも。

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★後期(8ヶ月〜10ヶ月)

・赤ちゃんの成長

体が丸みを帯びてきて、ほとんどの臓器が完成に近づきます。34週ごろには肺が完成。このころには皮下脂肪が増え赤ちゃんらしい体型にも。やがてママのお腹の外で生活する準備が完了します。

・ママの身体

大きくなった子宮が心臓や胃を圧迫し、動悸、息切れ、胃のもたれなどを感じやすくなります。出産が近づくにつれ、子宮の位置が下がり、頻尿になることも。

葉酸はもちろん、“鉄”への意識を高めて

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窪先生からのメッセージ

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妊娠中~後期は、体重管理など大変な部分もあるけれど、ママにとって、自由で楽しい時期とも言えるでしょう。妊婦健診で赤ちゃんの成長を眺めながら、少しずつ希望や期待が膨らんでいく時期です。出産後しばらくは忙しくなるので、出産前のこの時期にできることは無理のない範囲で色々やっておくといいですね。ぜひ赤ちゃんと一心同体のこの時期を楽しんでください。
食生活では、引き続き栄養のバランスを考えていきましょう。赤ちゃんの成長・健康は、ママの食生活が頼りです。サプリなども上手に活用していきましょうね。

参考文献:
「日本人の食事摂取基準2020年版、2015年版」厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
「Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本」日本産科婦人科学会監修
「妊産婦のための食生活指針」厚生労働省

提供:ゲンナイ製薬