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2020年11月06日 19:00 更新

【ステイホームの過ごし方】初心者でも大丈夫! 気軽に始められる家庭菜園

自粛生活が定着し、おうち時間のさまざまな楽しみ方があるなか、今注目されているのが家庭菜園! 今回は初心者でも簡単に始められる栽培方法について、我が家の例をもとにご紹介したいと思います。

こんにちは。去年からプランター栽培に目覚め、今年は自粛生活でさらに家庭菜園への意欲が高まったせいか、家のガレージ前が緑に溢れてジャングル化していますankoです。

家庭菜園

ちなみに、写真に写っているツタンカーメンは猫除けです。

「家庭菜園やってます!」なんて言うと、さぞかしオシャレなお庭なんだろうなぁというイメージを抱かれる方もいらっしゃいそうですが、初心者の我が家にとってはまだまだ手探り状態です。

初めて家庭菜園を始められる方にとっては、「どんなものからそろえればいいのか?」「うまく育てられなくて、すぐ枯れてしまうのではないか?」などの不安もあり、なかなかスタートできずにいるという方も多いと思います。

我が家もスタートしたのは去年の夏だったのですが、ただ水をやればいいということしか頭になかったため、なかなか思うように成長しなかったり、虫の被害で枯らしてしまった苦い経験も多々ありました。

ではまず、家庭菜園を始めるにあたり、どんなものをそろえればいいのかを見てみましょう。

プランター栽培に必要なもの

①プランター

Lazy dummy

最近ではホームセンター以外に、100円ショップでも種類豊富なプランターを購入することができます。

小さいものであれば100円で購入できますが、サイズが大きなものになってくると500円前後で売ってて、その種類と金額はさまざまです。

手軽なものであれば100円ショップのものもオススメですが、プラスチックではなく素焼きのものや、見た目にもオシャレなものなどをお探しでしたら、ホームセンターの方がいろいろな種類があると思います。

ホームセンターによっても取り扱っている種類はさまざまなので、お店にいって探してみるのも楽しいですよ!

② 野菜用の培養土

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普通の土と違って、野菜の生育に必要な肥料分が入っており、土の中の酸性度を適切に調整した用土になっています。

こちらもプランターと同様に100円ショップでも販売されていますが、100円ショップのものは量も少ないため、ホームセンターで購入する方が量もたくさん入って値段も手頃です。

育てる野菜の種類やプランターの大きさに合わせて、土の量も考えて購入することをオススメします。

③鉢底石

水やりをした際に、プランターの底から土が流れ出るのを防ぎ、水はけをよくしてくれるアイテム。

こちらも、100円ショップやホームセンター等で購入可能です。
子どもの手のひらより少し小さいぐらいの石が、袋にたくさん入っています。

④鉢底ネット

鉢底石と同様に、土がプランターの底から流れ出るのを防いでくれます。代用品として、キッチンの排水口ネットなどを適当な大きさにカットして使ってらっしゃる方もたくさんいますよ。

⑤肥料

Lazy dummy

肥料に関しては、液体のものでもそのまま使えるものや薄めて使うもの、粒状のものなどさまざまな種類があります。

植物や野菜の成長に合わせてうまく使うことで、その成長を促してくれます。

ほかにも園芸用のハサミなど、こまごまとしたものが必要になってきますが、基本的には上記のものと、水やりに必要なジョウロなどがそろえば始めることができます。

初心者のスタートはハードルが高い!

いくつか必要なものをご紹介しましたが、こうしたものを一からそろえるというのも、初心者にとってはなかなかハードルが高いものですよね……(私自身がそうでした)

そんな方にまずオススメしたいのが、「リボベジ」という栽培方法です。

Lazy dummy

リボベジとは「リボーンベジタブル」の略で、「再生野菜」を意味します。

代表的な例で言うと、豆苗。よく根っこを水に浸けて、育てているお宅を見かけることがありますよね。

リボベジ

ちなみにこちらは、私の母の実家の豆苗です。豆苗よりも風呂のイスを台にしているところに目がいってしまいますが…(笑)

しばらくするとニョキニョキと芽が伸び、もう一度収穫しておいしく食べることができます。残念ながら母の豆苗はすでに収穫済でしたが、毎日水を取り替えて、日当たりのいい窓辺などに置いておくことで、3〜4回は収穫できるそう。ただ、同じ豆から再生するため、だんだん豆の栄養がなくなってきてうまく発芽しないことも。また、何度も育てようとすると、カビや藻が発生する可能性もあるので、2回までが限度とも言われているようです。

家庭菜園

こちらは、ネギ(写真左)を再生させているもの。その他にも、カイワレ大根、人参や大根なども再生させることができるので、普段捨ててしまっているような野菜のヘタなども、リボベジでムダなく再利用することができます。

初心者の我が家でもうまくいった野菜

Lazy dummy

季節などによっても種類は変わってきますが、家庭菜園歴2年目、まだまだ初心者寄りである我が家が、育てやすかった野菜についていくつかご紹介したいと思います。

①青紫蘇

家庭菜園

実はこの青紫蘇、我が家も今年初めてチャレンジしたのですが、ホームセンターで苗を買って育ててみたところ、モリモリと葉っぱが茂ってたくさん収穫することができました。
青紫蘇はビタミンやミネラルが多く、ちょっとした薬味として使うことも多いと思います。

スーパーだと10枚入って何百円で売られていますが、使いたい時に使いたいだけ家にあると非常に便利ですよ。

家庭菜園

プランター栽培の場合、5月~7月の間が植え付けに適した時期になっているので、いろいろと準備しておけば来年の夏を迎えるころに、自家製の青紫蘇が食卓に並ぶようになりますよ♪

②バジル

家庭菜園

ピザやサラダなどでも重宝するバジルは、4月上旬あたりからホームセンターや園芸ショップに並ぶようになります。

しかしながら、寒さにはあまり強くない植物であるため、植え付けはゴールデンウィーク明けあたりの気候が安定している時期が好ましいです。種から育てる方法もありますが、我が家はホームセンターで苗を購入してスタートしました。

家庭菜園を始めるにあたり、最初の苗選びは非常に重要とされていますが、葉っぱの緑が綺麗なもので、茎のしっかりとしたもの、また葉の裏に虫がついていないかなど気をつけながら苗を選ぶことが大切なんだそう。

ちなみに家庭菜園を始めたころの我が家も、最初に選んだのがこのバジルでした。

虫対策に◯◯が使える!?

家庭菜園でよく言われるのが虫の被害。その中でも、アブラムシによる被害は経験されている方も多いようでよく耳にします。

家庭菜園

植物は虫食いなどの問題がどうしてもでてきますが、虫除けのネットで全体を覆ったり、日ごろから葉っぱや茎の状態をチェックしたりする以外にも、こんなふうにアルミホイルを土の上に置いておくと、日光の照り返しにより虫が付きにくくなるようで……。我が家でもこの方法を取り入れるようになってからは、虫食いの被害も最小限になりました。

また、普段の水やりは、上からジョウロなどで水をやることが多いと思いますが、たまに葉っぱの裏からシャワーの水を当てたりすることも、虫対策として効果があるようです。

同じように虫被害に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ試してみてくださいね!

③ミニトマト

家庭菜園

家庭菜園の中でも割とよく見かけるミニトマト。

早いところでは3月ごろに苗を販売しているところもあるようですが、寒いと失敗してしまうことも多いため、気候が落ち着くゴールデンウィーク明けごろに苗を購入する方が失敗しにくいようです。

我が家でも、今年初めてトマトの苗を購入したのですが、我が家が購入したのは中玉トマトの苗。

トマトの種類もいくつかあって、大玉・中玉・ミニトマトがあり、初心者向けなのはミニトマト。その中でも「アイコ」という品種のトマトが比較的丈夫で育てやすいようです。

Lazy dummy

ただ今回育ててみて思ったのが、意外と背が高くなるということ。

支柱で倒れないよう調整も必要になってきますが、思っていた以上に成長も早かったので、うまく枝を誘引できずにポキッと折れてしまったことも……。

けれども、苦労の甲斐あってたくさんのかわいい実を収穫することができ、家族みんなで「おいしいね!」と言いながら食べられたことは、なかなか経験できないいい思い出になりました。

④小松菜

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小松菜は成長が早く、種まきしてから1週間ぐらいで発芽し、収穫までも1ヶ月ほどと、失敗なく育てられる野菜として初心者にもオススメな野菜のひとつです。

家庭菜園

高温にも低温にも強く、プランター栽培でも春から秋にかけて栽培することができるので、これから始められるという方にもオススメです。

我が家は100円ショップ(ダイソーで2袋110円でした)で購入した種を植えてみたのですが、1週間もすれば可愛い芽が!

さらに2週間経過するとさらにぐんぐん成長し、こんなにモリモリになっています。

家庭菜園

新芽同士の根の衝突や密集を防いで、病気や害虫の被害を減らすために「間引き」という作業が必要になってくるのですが……実は間引きしたものもカイワレのようにしてサラダに入れてみたところ、おいしくいただくことができました。

家庭菜園

苗から手軽に育てる方法もいいですが、種から育てて芽の成長を観察できるのも楽しいです。
小松菜は連作が可能な野菜で、寒さが厳しい時期を除けば1年を通して育てることができます。

中でも、9月から10月あたりにかけては、虫による被害も比較的少ないので、今から始めてみたいという方にはオススメです。

我が家でもこれからの成長を楽しみに、大事に育てていこうと思っています。

まとめ

いかがでしたか?

初心者目線でいくつかの例をご紹介しましたが、自分たちで作った野菜はどんなものであってもおいしく感じますし、日々の成長の変化を間近で感じられるのはとても貴重な時間でした。

新型コロナウイルスの影響もあり、気持ちの面でもなかなかゆとりが持てない状態が続いていますが、こうして身近な命を感じることで、改めて命の尊さを感じます。

Instagramでは家庭菜園の収穫はもちろん、失敗してジタバタしている初心者丸出しの投稿もたくさんあるので、何か参考になるものがあれば覗いていただけると励みになります。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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