新型コロナでどう変わった? ワーママの働き方と価値観
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な流行は、私たちの生活に大きな変化をもたらしました。多くの会社で、通勤を避けた在宅ワークが推奨されています。そのなかで、ワーキングママの働き方や価値観は、どのように変化したのでしょうか。実際の声を集めてみました。
コロナ禍で、働き方や価値観に変化はありましたか?
コロナ禍で、働き方や価値観に変化があったと答えた人は6割以上でした。多くの人が、変化を実感している反面、変わらないと答えた人も、4割近くいます。働き方や価値観の変化は、子育てにも影響があるでしょうか?
それぞれ、どのような意見があったのか、見てみましょう。
働き方や価値観に変化があった人の意見
家族の時間が増えた
在宅のリモートワークが増えたママが多く見られました。働き方が変わり、夫や子どもと過ごす時間が長くなったことを喜ぶ人もいれば、逆に仕事に支障が出て困ってしまう人も。
より忙しくなった
医療関係者や、エッセンシャル・ワーカーと呼ばれる社会を支える仕事をしている人は、よりいっそう忙しくなり、ストレスを抱えながら働くことを余儀なくされています。働き方の変化については、職種によって大きな違いが出ています。
転職を考えるようになった
仕事を休まざるを得なくなり、収入が激減するなど、ワーママにもコロナ禍の影響が出ているようです。そのため、安定した仕事に転職したいと考えはじめた人もいます。一方で、「在宅のよさがわかった」という変化もありました。
人生の価値観が変わった
健康の大切さ、家族といる幸せに気づいたという人が多く見られました。コロナ禍は、自分の価値観を見つめなおすきっかけになったようです。
働き方や価値観に変化がなかった人の意見
職場の環境は同じ
コロナ禍でも在宅ワークをできない職種や、もともと在宅ワークの人にとってはあまり環境が変わらなかったようです。環境に変化がないと、働き方や心に変化は起こりにくいですね。
まとめ
コロナ禍によって、ママの働き方や価値観が変化しています。在宅ワークが増え、家族の時間が多くなるにつれ、家庭を第一に考える価値観が強くなっている傾向がうかがわれます。ただ、プラスの変化ばかりではないことにも注目です。
家族のケアを任されがちな女性は、常に仕事と家庭のバランスを意識しています。コロナによってバランスが崩れることは、大変なストレス。ときにはリラックスして、心と体をいたわってあげてください。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2020年7月1日~9日
調査人数:138人(22歳~40代までのプレママ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)