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2020年11月08日 16:00 更新

体感温度を下げて見た目も涼やか! 快適リビングで過ごしませんか?

湿度の高い日本の夏。視覚から得られる効果を上手に使ってみましょう。今回は、おうちで快適に過ごせるアイディアを専門家がお伝えします。

こんにちは、フラワー&フォトデザイナーのはぎわらりえこです。

自粛中外に出られなかった分、部屋に花を飾っている方をインスタグラムで多くみかけました。「花から多くの癒しをもらった」と、花の専門家として嬉しい声を聴いています。

ですが、季節は夏。暑いと花が持ちませんよね。

そうなると、勿体ないからせっかく慣れ親しんだ「花を飾ること」を止めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?せっかくの「花のある暮らし」、ぜひこの夏も継続してみましょう。

こんな時期は、花を選ぶ時にちょっと工夫し、夏の暑さに強い花を選ぶと良いと思います。

先ずは、知ることから始めましょう。夏の暑さに強い花をご紹介します。

夏に向いている花って?

モカラ

夏の花
photo Rieko Hagiwara

ラン科モカラ属 原産地 熱帯アジア オーストラリア 花言葉「人生は楽しい」
モカラは、ランの種類の1つです。

アンスリウム

夏の花 アンスリウム
photo Rieko Hagiwara

サトイモ科アンスリウム属 原産地南アメリカ 花言葉「強烈な印象」

トルコキキョウ

トルコキキョウ
photo Rieko Hagiwara

リンドウ科ユーストマ属 原産地 アメリカ 花言葉「清々しい美しさ」

マウンテンミント

マウンテンミント
photo Rieko Hagiwara

シソ科ハッカ属 原産地 南アメリカ 花言葉「美徳」

観葉植物みたいに使える! 枝物もオススメ

・リョウブ
・ユーカリ
・ドウダンツツジ

などが特に夏オススメのグリーンの枝物です。

夏にオススメのグリーン
photo Rieko Hagiwara

体感温度が下がる? グリーンのメリット

夏のグリーン
photo Rieko Hagiwara

下記の資料からもわかるように、「視覚から入る色や物によって、体感温度が変化する」 と言われています。

例えばブルーは、自律神経を落ち着かせる効果があり、グリーンは感情を落ち着かせる効果があるそうです。 色による体感温度の変化は実証されていて、最大で3度も違うという結果が出ています。
更に、視覚から得られる情報は、色だけでなく他にも体感温度を下げる作用をしてくれます。
例えば質感や触感などもそう! ツルツルしたガラスの質感は、冷たそうな印象を与えます。

そよそよと優しい風に揺らぐ木々の様子や、風になびくレースのカーテンからは爽やな心地よさを想像させますよね。さらに、夏の暑い日に、ガラスの器でつるつると食べるそうめん。風鈴の音とともに、心地いい窓辺でいただく姿を想像するときっと涼やかに感じられるでしょう。

飾ったのは「GLASS ネックキャップ FベースハルスS シルバー」

GLASS ネックキャップ FベースハルスS シルバー
¥1,980 (2020/11/08時点)
(2020/7/21 時点)

今回、夏の花を飾るのに使用したのは、ガラスのクリアな素材感が涼しげな印象のフラワーベースです。ガラスに、アクセントになる異素材のアルミのキャップを組み合わせたスタイリッシュなデザイン!何も入れずに置いてあるだけでも絵になりますね。

シンプルな形で使いやすく、1,2本お花を挿すだけでお部屋のアクセントになるデザイン性も持ち合わせています。

ちなみに、シルバーのアルミは錆びにくい性質を持っているそう。
クリアなガラスとの相性も抜群です。

素敵なフラワーベース
photo Rieko Hagiwara
涼やかなインテリアグリーン
photo Rieko Hagiwara

緑の枝物のひとつ、ドウダンツツジをこのフラワーベースに飾ってみました。
フラワーベースのガラスのクリアな素材感と緑の色の効果でしょうか。
森の中にいるような爽やかで心地よい空間になりました。

香りの効果も利用しよう

蒸し暑い時期は、匂いが気になる季節でもあります。
心地よい香りの効果も上手に取り入れたいですよね。
こんな商品も見つけました。

フレグランスウッドボール ラベンダー
¥1,100 (2020/11/08時点)
(2020/7/21 時点)

天然素材のパインウッドのボールに、香りのオイルを染み込ませたフレグランスボールです。

アロマウッドボール
photo Rieko Hagiwara

トレイなどに、いくつか出しておくだけで良い香りが部屋中に広がります。
強すぎる香りでないところもとても気に入りました!

液体ではないので使用中にこぼしてしまう心配もなく、小さなフレグランスボールはアレンジ次第で何通りにもアレンジができるのが魅力。

ボールには穴が開いているので、紐を通してクローゼットに吊るし、アロマサシェのようにも使えそうです。先程のフラワーベースと組み合わせて、ベースの中に入れると香りのオブジェにもなりますよ。

アロマウッドボール
photo Rieko Hagiwara

ウッドボールは1つが直径2.5cmほどの大きさ。
コロンとした球体が可愛らしく、木目の柄がナチュラルな雰囲気をプラスしてくれます。
どこかほっこりとさせてくれる心安らぐラベンダーのフレグランスボールは、寝室にも良さそうですね。

花を長持ちさせるコツ

さて、最後に花を長持ちさせるコツについてもご紹介します。
毎日水を変えるのが一番ですが、それにプラスしたいコツをお伝えしましょう。

①氷を入れる
水換えのタイミングで氷を一緒に入れてみましょう。水の温度を下げることで、花の長持ち効果が期待できます。

②茎を少し切る
買ってきたまま花瓶に挿しただけでは、日が経つにつれて花は水を吸えなくなります。切り口は常に新鮮な状態が望ましいです。カットは1センチ程度で十分。こちらも出来たら水替えのタイミングで2日に1回くらいは行うといいでしょう。

③ハイターなどの次亜塩素酸ナトリウムを花瓶の水に少量入れる。
小さな花瓶ならほんの数敵でも充分です。水が濁るのは花瓶の中に繁殖するバクテリアが原因ですが、その発生を抑制する効果があります。

花を長持ちさせるコツ
photo Rieko Hagiwara

まとめ

健康のためにも、環境のためにも……今回は、エアコンの温度を3度下げる前に試してみたい、涼やかなインテリアのご紹介でした。快適なリビングで涼しく過ごす夏の工夫、お試しいただけたら嬉しいです。

おうちで快適に過ごせるアイディア
photo Rieko Hagiwara
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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