丈夫で存在感あり! ワンランク上のコーデができるカッティングボード
一生ものの味わいあるカッティングボードにひと目ぼれ。これを使えば一気にテーブルコーディネートが広がります。今回は、おうちカフェをもっと楽しめる、オリーブウッドのカッティングボードの特徴や使い方をご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
おしゃれなおうちカフェをコーディネートをするのに人気のカッティングボード。食材をカットするための、いわゆるまな板ですが、テーブルにそのまま置いてもステキ。食器やサーブ用のボードとして活用しても見栄えよく、カフェ風コーデでは定番のアイテムです。木のぬくもりが柔らかい印象で、ナチュラルな雰囲気が食材にも馴染んで、おいしそうに見せてくれます。
我が家にもカッティングボードは何枚かありますが、料理がフォトジェニックに撮れるお気に入りのアイテムです。100均~木製品の専門店など、扱うお店も広がってきているので、取り入れやすくなってきたのもあり少しずつ増えてきたのですが……先日、一目見るなりトリコとなった、とにかく格好いいカッティングボードと出会ってしまいました。
【Arte Legno】ナチュラルカッティングボード
kurassoのサイトでひと目ぼれしたこちらのカッティングボード。味わいのある木目が印象的で、形もステキ。小ぶりなカッティングボードばかり持っていたので、少し大ぶりなものを探していたので、まさに求めていたもの! お値段は決してお安くはありませんが、しっかりした天然の木製品は品質や素材によって価格が決まるので、こちらの商品はそれだけの価値があります。
実はこちらの商品は私がみつけてからすぐに売り切れてしまい、しばらく欠品が続いていました。つまり、それだけ人気がある商品というわけです。この度再販して、また入手できるようになりました!
同じ素材のこちらの商品もあります。やはり人気商品です。
我が家に来たのはこちら。1枚1枚が異なる1点もの。複雑な木目と形が魅力的です。もちろん、色も1点1点変わります。
オリーブの独特の香り、滑らかな手触り、しっかりと重く硬い感触。硬いので表面がけば立つ感じは全くありません。
Arte Legno(アルテレニョ)は1977年にオリーブの産地イタリア・ ウンブリア州に設立された木材加工工房。熟練した技術を持つ職人が、1点1点丁寧に作り出した製品を世に送り出しています。
個のロゴの刻印がArte Legno(アルテレニョ)の印。
カッティングボードの素材はオリーブウッド。オリーブは樹齢1000年のものまであるくらい長く生きる木。Arte Legno(アルテレニョ)社のオリーブウッド商品は、樹齢200~300年のものを厳選して使用しているのだそうです。
オリーブウッドの特徴は硬く、重く、耐久性が高いこと。そのため、ナイフの傷もつきにくく、長く使い続けることができます。油分の多い材質のため、水はけがよく、抗菌性まである木材。まさに食材を切ったり乗せたりするのにぴったりです。頑丈で一生ものだと思えば意外と割安かもしれません。ちなみにオリーブウッドは木材の中ではちょっと高価な部類に入るそうです。
裏側はまた木目が違います。両面の味わいの違いも楽しめます。
樹齢が長い分、年輪、木目が複雑。この独特の模様は同じものが1つとなく、唯一無二の存在感。
こういう節がまた自然な感じで格好いい‼
側面の荒々しい感じもステキです! どこから見ても格好いいの一言。眺めているだけで気分が上がるくらい。
1つ穴が開いています。持ちやすく指が入る大きさ? それとも吊り下げるため? 重さがあるので、吊り下げる場合は注意した方がいいかもしれません。デザイン性ととらえると、この穴がいいアクセントになっています。
サイズは40㎝となっていますが、天然木材を使ったものなので個体差があります。我が家のも41㎝ちょっと。これだけの長さがあるので、ちょっと大きめの物でも置けます。
基本の活用法
食材のカット
カッティングボード本来の使い方は食事のカットをする台。日本のまな板はみじん切りなど細かな切り方をすることも多いので、刃の当たりが優しい柔らかめの木を使用するのに対し、ヨーロッパのカッティングボードはパンや固いものをしっかりカットする、波型ナイフでも傷がつきにくい硬い木が好まれます。確かにパンをカットしてみても刃が入る、といった感触ではありません。
大皿
大皿として、パンやチーズを並べたり、ピンチョスなどのフィンガーフードを並べたり、コーディネートのメインとして活躍します。お皿のようにくぼみはないので、ソースやスープ、煮込み料理など水分の多いものは別の器に盛り付けて並べてもいいですね。
トレー
料理を盛り付けたお皿のトレーとしても活躍。
鍋敷き
大きくしっかりしているので鍋敷きとしても使うことができます。オーブンの大きな天板もしっかり支えられるので重宝します。
お手入れ方法
■中性洗剤で洗った後、よく乾かしてください。
■水気はしっかりと乾かしてから収納してください。
■時々、木の表面を乾いた布にふくませた植物性オイルで拭いてあげるとより長持ちし、木目が美しく保たれ、ひび割れもしにくくなります。
天然の木なので、濡れている状態が続くとカビの心配があります。また、割れたりすることもありますが、きちんと洗って乾かして、オイルを塗る、この3つを守れば長く使うことができます。
オリーブなので、オリーブ油を塗りました。もともとつやつやな表面でしたが、オリーブ油を塗ることで、さらにつやつやピカピカに。水は浸透しにくいオリーブウッドですが、油はすぐに馴染んでくれました。
使っていくうち、植物油を塗りこんで重ねていくうちに、傷や割れ、色合いも変化していくと思いますが、それがまた味わいがあっていいですよね。そこが天然木の良さ。
オリーブ油を塗った次の日に鍋敷きとしてカッティングボードを使用後しばらくして……我が家の猫ちゃんが、カッティングボードがあった場所の上でスリスリしてちょっと攻撃的に猫パンチするように。これは……マタタビ?
我が家の猫たちは、マタタビは刺激が強すぎるようで、爪とぎなどについている粉末を微量でも嗅いだらしばらく興奮状態が続いてちょっと攻撃的になります。なので、1~2回試してからは封印。今回ももちろんマタタビがあるわけがないので家族全員で首をひねっていたら、カッティングボードを置いていたことを思い出しました。
調べてみると、どうやら猫にとってオリーブはマタタビのような作用があるらしく、地中海の方では猫のおやつとして葉や実をあげるんだとか! どうやら鍋敷きとして使ったため、温められてにおいが強まり、我が家の猫ちゃんが反応したようです。思い返すと、届いて開けた時にクンクンにおいをかいでいました。気になる香りのようですね。
その後、カッティングボードに特別執着するわけでもなく……温まって香りが強まった時だけのようですが、猫ちゃんによってはカッティングボード自体が気に入ってスリスリする子もいるようです。オリーブ油を好んで舐める猫ちゃんもいるそうなので、塗るのはひまわり油とか他のものにしたりするといいかもしれません。
もっと楽しむ おうちカフェ風コーディネート
おうちカフェを楽しむ方が増えていますが、大きめのこのカッティングボード、どんなふうに皆さんは使いたいですか?
テーブルの上に置いただけでサマになるので、普通のパンを並べるだけでも格好いいコーディネートになります。お店で息抜きタイムもいいですが、なかなかそんな時間を作れないときは、おうちでカフェ気分になるのもいいですよね♪
スコーンを乗せるだけでもいい雰囲気が出ます。
カップの方を乗せても◎。天然素材同士で、バスケットと並べるのもいいですよね♪
1人分のワンプレートにもピッタリのサイズ。お皿としても鍋敷きとしても使えるので、こんな使い方もOK!
絶対やってみたかったケーキプレート。きれいなラウンドのお皿やカッティングボードに乗せるのもステキですが、このナチュラル感たっぷりのユニークな形に乗せるのも雰囲気があっていいですよね。
このままカットするのも、サーブするのも、平らなのでしやすいです。
周りにフルーツを散らすのもキレイ。取り分け用の小皿やカトラリーを乗せて運ぶこともできます。
料理やスイーツを並べて持ち運びもできます(ちょっと重いのであまりおすすめしませんが)。パーティーメニューのセッティングにもぴったり。
1人でも数人でも、おうちカフェタイムを盛り上げてくれます♪
まとめ
Arte Legno(アルテレニョ)社のカッティングボードは、樹齢200~300年の厳選されたオリーブを使って、熟練した職人の手で1つ1つ丁寧に作られています。木の個性を生かしたカッティングボードは、同じ木目や形のものは2つとなく、どれも唯一無二の1点もの。美しい木目に魅了される人気の素材ですが、硬く丈夫で長く使えることもオリーブウッドの利点です。メンテナンスをきちんとすれば一生ものなので、おうちカフェを盛り上げるアイテムとして取り入れてみてはどうでしょうか。