【医師監修】「顔つきがキツくなると男の子?」妊娠都市伝説のウソホントを一刀両断! ~初めての妊娠出産・前編~

【医師監修】「顔つきがキツくなると男の子?」妊娠都市伝説のウソホントを一刀両断! ~初めての妊娠出産・前編~

「初めて」のできごとに直面すると、ワクワクする気持ちのいっぽう、不安もつきまとうもの。それが「初めての妊娠」となると、なおのことでしょう。 そこで今回は、“妊娠にまつわるうわさや疑問”の真偽について、産婦人科の医師を直撃取材! 正しい情報を身につけて、妊娠生活の不安を解消しましょう。


<専門家プロフィール>
尾西芳子 先生 高輪台レディースクリニック院長
神戸大学国際文化学部卒業後、山口大学医学部学士編入学。慈恵医大病院、日本赤十字社医療センター、済生会中津病院の勤務を経て、都内の産婦人科クリニック勤務。2017年7月、高輪台にて開業。妊娠・出産から、婦人科がんの手術、不妊治療と広く学び「どんな小さな不調でも相談に来てほしい」と女性のすべての悩みに応えることのできる女性のかかりつけ医を目指す。モデルの経験を活かし、美と健康に関する知識も豊富。Webの連載をはじめ、TV、雑誌、講演会で活躍中。

「妊婦の顔つきがキツくなると男の子、柔らかくなると女の子」ってホント?

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これは、まったく根拠のない言い伝えです。昔は、診察する際に超音波検査がなかったので、生まれるまで性別がわかりませんでした。なので、おそらくベテランの助産師さんが妊婦さんの顔を見て、「顔つきがちょっとキリッとしてきたから、生まれるのはきっと男の子だよ」など、そういうことを言っていたのかな?と思います。

それから、「つわりが重いと女の子」「おなかが前に突き出ていると男の子」なんていうこともよく聞きますが、これらも事実ではありません。

ですが、性別に関係なく、1人目より2人目の妊娠時のほうが、お腹が出やすいということは医学的に説明できます。

妊娠中は子宮が大きくなることや、妊娠中に増加するホルモンの影響で、腹直筋や、筋肉と筋肉の間の靭帯や筋膜が引き伸ばされ、薄くそして弱くなっています。出産後も完全に元に戻るには時間がかかるため、その間に次の子を妊娠するとお腹が大きく、前に出やすくなる、ということなんです。

真偽としては間違いですが、お腹の子の性別が「男の子かな、女の子かな」と話題にあがるのは、みんながその子の誕生を待ちわびている証でもありますよね。コミュニケーションのひとつとして、楽しむのがよいのではないでしょうか。

妊婦さんの顔つき・お腹の出かた・つわりの重さと、お腹の子の性別は無関係。話題のひとつとして楽しむ気持ちで。

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「妊娠中に薬を飲むと赤ちゃんに影響がある」ってホント?

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妊娠中は薬が一切飲めないと思って、普段であれば薬を使うような症状があってもがまんする妊婦さんは多いです。ですが、日本で処方されている薬のなかで、妊娠中に使えない薬は、実はごくわずか。妊娠していることを伝えたうえで処方された薬に関しては、心配せずに服用して問題ありません。

とはいえ、市販されている薬のなかには、妊婦さんが飲まないほうがよいものもあります。また、妊娠前に処方された薬の場合も同様です。頭痛や吐き気、胃痛などのつらい症状がある場合は自己判断せず、医療機関を受診して薬を処方してもらってくださいね。

自己判断はせず、まずは医療機関で相談。妊婦であることを伝えたうえで処方してもらった薬なら心配せず服用を。

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「妊娠中はヘアカラーをしないほうがいい」ってホント?

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この質問は、私もよく聞かれます。「髪を染めると、カラー剤が地肌からしみ込んで赤ちゃんに悪影響を及ぼす」と思っている妊婦さんが少なくないようです。実際、妊娠中のヘアカラーについて、明確な試験結果はありませんが、カラー剤が直接、赤ちゃんに影響を与えることについては、あまり心配ないでしょう。

ただ、ヘアカラーをするとなると長時間同じ姿勢が続いたり、カラー剤のにおいで気分が悪くなることがあるかもしれません。また、妊娠中は皮膚も敏感になっているので、そういう意味では注意が必要です。ヘアカラーをするときは自分の体調と相談してからにしましょう。

カラー剤がお腹の赤ちゃんに直接悪影響を与える心配はなし。体調に合わせてヘアカラーを楽しんで。

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わからないのは当たり前!
不安なことは、ひとりで抱え込まないで

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妊娠中はいろいろなことが気になって、不安に感じることもあるでしょう。そんな時期を経験してきた先輩ママたちから、こんなエールがあつまりました。

  • 太古の昔から人が経験してきた事なので、初めてでも大丈夫です。みんな初めてですよ!(40歳/8歳のママさん)
  • うわさや都市伝説に紛らわされず、自分らしい妊娠出産でいいと思います。(38歳/2歳のママさん)
  • ひとりで頑張りすぎないことが大事だと思います。気分転換しながら、1日1日、過ごしてくださいね。(37歳/8歳のママさん)
  • 不安を感じるのは当たり前ですが、なんとかなるから大丈夫!(39歳/5歳のママさん)

尾西先生も「妊娠すると人込みや遠出をひかえるようになり、お家ですごす時間が増えることで、気になったことをインターネットで調べることも多いとおもいます。ただ、インターネットに載っているエピソードは、“さまざまな体験のうちのひとつ”という感覚で読み進めてほしいです。
わからないことがあるのは当たり前。ひとりで背負わず、周りに協力してもらいながら、赤ちゃんとの一心同体の日々を楽しんでほしいです」とコメントをくれました。

生まれてくるまでのかぎられた時間だからこそ、不安な気持ちですごすよりも明るく楽しい気持ちで、赤ちゃんの誕生を待ちわびたいものですね!

アンケート出典|2020年5月|マイナビウーマン会員にwebアンケートを実施|出産を経験した22~40歳の女性対象|有効回答数62件

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