子供の衣類収納がぐちゃぐちゃに!? 成長に合わせた収納方法の見直しで悩みを解決
皆さんは、子供の下着や靴下の収納に困ったりしていませんか? 今回は子供の成長に合わせて自分でできるように見直したポイント、収納方法の工夫をご紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー®の原田ひろみです。
以前の記事で、子ども服の管理方法を少しでもラクにする方法をご紹介しました。
今回は以前ご紹介した方法も踏まえ、子供が成長して自分で管理をするように収納方法に見直してみたので、そのポイントや下着や靴下などの収納方法を例にご紹介したいと思います。
崩れにくいたたみ方で出し入れを簡単に
我が家では、シャツ・下着・靴下のたたみ方は、全て輪の中に入れてしまうたたみ方にしています。
「ショートソックスが片方が見つからない……」そんな経験はありませんか?
このようにくるっと輪にしてまとめておくだけで、靴下のなくなり防止にもなっています。
シャツも同様のたたみ方です。
畳むのにかかる時間は10秒ほど。めんどくさがりの私でも続いています。
こちらのたたみ方の良いところは、少々動かしても崩れないところ。
子どもが自分で管理するとき、乱雑に扱ってもぐちゃぐちゃになることがありません。
さらに畳み終わってから片づけるまでもラクチンです。
このたたみ方で一つ残念なことは「シワになりやすいこと」。シワが気になる衣類には向きません。
最近では、大人のタンクトップ類も同じようにたたんで収納しています。
丈の違うものもコンパクトに同じサイズ感でにたたむことができるので、省スペースにしまえます。
引き出し収納のポイントは「人に合わせる」!
引き出しの収納方法はさまざまな方法があります。中でも、きっちり立てて収納しているものをよく見かけると思います。きれいに並んでいると探しやすいし、見た目も気持ちがいいですよね。
だけど、戻すときに面倒を感じてしまうと続きません。やってみて「面倒で続かない……」と感じたことはありませんか? 面倒と感じるときは、それは合っていない方法かもしれません。
家族、兄弟でも同じ方法では続かないこともあります。
収納方法は見た目よりも出し入れのしやすさを優先し、使う人に合わせることがポイントです。
それでは実際に、現在の子供の衣類収納をご紹介しますね。
引き出し内にボックスを2つ入れて、4カ所にエリアを分けています。
右側から
下着(パンツ)、シャツ、靴下、一番左は一度着たパジャマを入れる場所として空けています。
シャツとパジャマエリアはボックスを使っていません。
ボックスは使わず、収めるものの量に合わせてスペースが自由に変えられるようにしています。
パジャマが入っていないときは、シャツスペースをゆったりと。
パジャマを入れるときは、右側に少し寄せてギュッと。
空間を固定せずゆるく仕切ることで、状況に応じて自由にスペースの幅を変えることができ、出し入れもしやすくなります。
衣類も崩れにくいたたみ方をしているため、放り込むだけ。きれいに並べていません。
畳んだ洗濯物を戻すのは子どもの仕事。
きっちり戻すことが苦手なので、簡単に片づけられるようにポイっと放り込むだけの方法をとり入れています。
この方法なら、子どもでも無理なくできるので本人に管理も任せられますよ。
ちなみに、収納方法を見直したとき、我が家では2つのことを意識しました。
①スペースにゆとりがあるか?
②出しやすさよりも戻しやすさを優先する
という点です。
①スペースにゆとりをつくる
引き出しに対して、衣類がギュウギュウだと取り出すときにどうでしょう?
他のものが一緒に出てきたり、片手で押さえないと入らないなど、出し入れがやりづらくなってしまいます。
ゆとりがある方が取り出しやすいし、戻しやすいですよね。
②戻しやすさを優先する
出しやすさと戻しやすさ。どちらもラクにできる方法が良いのですが、どちらを優先するかというと子どもの場合は、戻しやすさを優先にしています。
子どもにとって面倒な収納方法だと「後でやろう~」と後回しにしてしまい、その辺に置いたままにすることが多かったんです。
出すときは、見える状態に収納しておけば、不便を感じることがなかったので、戻しやすさを優先し、放り込むだけにしました。
引き出しに活用できる収納用品
引き出し収納で使ってみて便利だった収納アイテムを3つご紹介します。
IKEAのSKUBBボックス
子供の引き出しでも使っているのがIKEAのSKUBBボックスです。
1アイテム1ボックスで収納するときに使っています。
仕切りボックス
不織布素材の仕切りボックス。マスの数8・15・24マスなど、色々あります。1スペース1つずつ収納することができるアイテムで、とっても便利!
戻す場所が細かく決まっている方が良い場合は、こちらを。戻す時にひと手間がかかりますが、必要なものが見つけやすくなります。
樹脂製のL型透明仕切り板
透明のL型の仕切り板は、空間を仕切るときにとても便利。
ネットでは色々なサイズがあり、安価で購入できます。
深い引き出しと浅い引き出し、仕切り板の向きを変えるだけでどちらでも使うことができます。
立てて収納したい衣類が自立しないときは、この仕切り板が役立ちました。
まとめ
衣類を管理するときの畳み方や収め方はさまざまな方法があります。見た目がスッキリ整っていることが正解!という訳ではありません。面倒だと感じる場合は、ご自身には合っていないのかもしれません。
収納を考えるときは、モノに合わせるよりも人(家族)に合わせて考えてみることを意識してみてくださいね。