100均折り紙が意外に使える! かわいい活用アイデアを紹介
ダイソーやセリアなどの100均には、バラエティー豊かな折り紙が揃っています。サイズ的にも使いやすい折り紙は、ラッピングやインテリアなどでも大活躍の素材。使い方や、折り方次第でかわいい活用がいっぱいです。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師、ラッピングコーディネーターのよんぴよままです。
マスキングテープやシール、クラフト用品など、100均に行くとつい増えてしまうアイテムってありますよね。ダイソーやセリアでは、人気定番アイテムは季節ごとに新作が次々と登場するので、行くたびに「かわいい!」「すてき!」「これ使ってみたい!」と思うものを見つけてしまって大変。見つけるたびに購入していたらすごい量になるので、気を付けつつ、でもやっぱりチェックしてしまうものに、折り紙があります。
100均折り紙は種類豊富!
100均の折り紙は、子ども向けの一般的な無地のものから、さまざまなジャンルのプリントされたもの、素材感の違うものがバラエティー豊かに揃っています。店舗によって違いはあるものの、多いところでは数十種類もの折り紙が見やすく陳列されているので、人気の高さがうかがえます。
サイズも多数ありますが、今回は150×150mmのものをご紹介していきます。素材などによって内容量に大きな差があるので、購入の際はご確認の上で選んでくださいね。
内容量は40~50枚前後のものが多く、1袋に入っている柄の種類は4~7種類ほど。ポップな色合いからガーリーなもの、モノトーン、アニマル柄や幾何学模様などジャンルはどんどん広がっています。
普通の折り紙のような紙だけでなく、クラフト紙のものも。どれも大きさなどは同じですが「ORIGAMI」「design paper」「ちよがみ」など名前が違ったりします。
表面はざらつきがあって、布の素材感があるこんなものも。
キラキラの箔使用のものや、半透明の素材のものまで。同じ大きさですが、印象もかなり違いがあります。
裏は無地ですが色付きの両面のものも。使い方次第では面白くなります。
季節限定のイベント柄も登場します。
100均折り紙活用アイデア12
かわいい柄もシックな柄も揃っているうえに、1袋の中には何種類もの柄が入っているので、100円でかなりお得な楽しみ方ができる折り紙。ラッピングやクラフト素材としては、かなり優秀な高コスパアイテムです。同じ使い方でも、柄や素材感で違う印象になるので、どんな風にどれを使うかはお好み次第♪ 1枚当たりのお値段は安いので、いろいろ試せるのもうれしいですよね。今回は、100均折り紙をさらに楽しむ活用アイデアをご紹介します。
①敷紙
お洒落なワックスペーパーやクッキングペーパーでも人気の英字柄など、置くだけでもステキな柄がたくさんあります。料理やお菓子の敷紙として、サッとお皿に乗せるだけで雰囲気をグッとUPしてくれます。
②台紙
袋に詰めるときや、雑貨小物の背景に、台紙として使うと引き立ちます。合わせる折り紙によって見え方も違ってきます。
③ラッピングペーパー(包む)
折り紙のサイズは決まっているので、大きなものは包めませんが、小さいものならラッピングペーパーとして折り紙を使うことができます。レースペーパーやリボンとの組み合わせも楽しいですよ♪
こちらは以前娘と一緒に作ったクリスマス・アドベントカレンダー。小さなお菓子を包むのに折り紙を使いました。ラッピングペーパーをカットする手間が省けて、作業効率がとても良かったです。
④ラッピングペーパー(被せる)
完全に包むのとは違い、一部分だけ被せたりするのにも、折り紙は使いやすい素材です。折り紙は正方形なので、瓶の蓋に被せるのにはぴったり。中に入れるものに合わせた色や柄を選ぶと、統一感が出てすてきです。
こちらはガラス瓶に白玉、フルーツ、あんこを詰めたジャースイーツ。蓋をしてラッピングすれば、手土産や贈り物としても見栄えよくなります。折り紙だと、袋からサッと出してすぐに使えるのがいいですね♪ メッセージカードを添えても。
バスケットに詰めたり、スプーンなどをセットにしても。
⑤ラベル
折り紙にはいろいろな柄があり、その柄を活用することもできます。好きな柄を切り抜いてラベルとして活用することもできます。
瓶や缶、ラッピングパッケージなど。ガラスに貼り付けるときは、両面テープを使うと紙が水分で波打つことがなく、比較的きれいに貼れます。
⑥インテリア小物
ステキな柄はフォトフレームに折り紙を入れるだけでもインテリアとしてすてきです。また、柄の雰囲気を利用して小物を作って飾ることもでき、インテリアを自作するときの素材としても活用できます。
お正月や、節句などの年中行事、七五三などは和柄の千代紙を使うと一気に「和」の雰囲気になります。
獅子舞に添わせた扇は折り紙で作っています。100均でもお正月向けに応じのピックなど販売されますが、使いたい色合いや柄を見つけるのが難しいときもあります。そんなときは手作りしてみると、自分の好みに仕上げることができます。
扇は簡単にできます。
・折り紙
・両面テープ
・爪楊枝
材料はこの3つだけ。
千代紙や金銀の折り紙があればより和風な扇ができますが、家になかったのであったものの中から黄色系のものをチョイス。なんとなく金の扇っぽく見えそう!? 使う場所や用途に合わせて、好みの色合いならどの折り紙でもOKです。折り紙はセリアでもダイソーでもいろいろな模様のものがあります。
【作り方】
①半分に折り目を付けて広げ、両端を中央線から少し間を開けたくらいで折る。
②反対に向けて蛇腹折に折る。
③半分に折る。
④両面テープで真ん中を止める。
⑤目打ちで穴をあけて爪楊枝を差し込めば完成。
⑦封筒
ステキな柄の折り紙でレターセットを作ることもできます。封筒はあっという間に完成するので、何枚か作っておくとすぐに使えて便利です。
【作り方】
①三角に半分に軽く折って、中心の印をつける。
②中心から1cmずつ離して両端を折る。
③②で折った部分を少し被せるように下の角を上に向けて折る。
④②で折った部分より出た角を内側に折る。
⑤④で折った部分の両脇に両面テープを付けて貼る。
⑥上の角を折って蓋を作る。お好みで角を丸くカットする。
⑧封筒(紙袋)
次は紙袋の形の封筒です。雰囲気を合わせたシールを貼ったりしてもすてき。
【作り方】
①片端1cmを折る。
②折った部分に両面テープを貼る。
③端を合わせて折って、貼り付ける。
④下部分を1cm折る。
⑤折った部分の角を落とし、内側を切り取る。
⑥両面テープで貼る。
小ぶりな紙袋ですが、ちょっとしたお菓子や小物を入れることができます。プレゼント用のラッピング袋として、小さなものをなくさないように保管するのにもいいですね。
⑨紙袋(マチあり)
同じような紙袋でも、今度はもう少し手間をかけてマチ付きに。厚みのあるものを入れやすくなります。
【作り方】
①両端を中央で重なるように折り、片端に両面テープを付けて貼る。
②片端の角を中央線にくるように折る。
③さらに、下の角が中央線にくるように折る。
④折った部分を戻して、折り目に合わせて口が開くように折りたたむ。
⑤上下を中心に折り、両面テープで貼り合わせる。
⑥マチの完成。
⑦お菓子を入れてから上の部分を何度か蛇腹折りにする。
⑧リボンをかけて蝶々結びにする。
⑩ロゼット
蛇腹折にしてペーパーファンやロゼットにすることもできます。壁装飾やラッピングに活用できます。
【作り方】
①折り紙を4つに切る。
②すべて蛇腹折にして、半分に折る。
③両面テープで貼り合わせて1つにする(ペーパーファン完成)。
④真ん中にシールを貼る(ロゼット完成)。
⑪テトラパック
三角の形のテトラパック。コロンとした形がかわいいですよね。実はこちらも折り紙を使うと簡単にできます。1枚から2個できるので、2つの作り方を紹介します。
【作り方A】
①折り紙を半分に切る。
②横長に置き、両端を中央で重なるように折る。
③片端と、中の下部分に両面テープを貼る。
④中央と下部分を貼り付ける。
⑤筒の口を広げて角を中央にして合わせる。
⑥口を折って貼る、またはシールなどで閉じる。
【作り方B】
①折り紙を半分に切る。
②横長に置き、両端を中央で重なるように折る。
③片端に両面テープを貼る。
④中央を貼り合わせて筒状にする。
⑤片端にマスキングテープを半分の位置で貼り、折り返して片方にも張って閉じる。
⑥筒の口を広げて角を中央にして合わせ、同じようにマスキングテープで閉じる。
作りやすい方で作ってみてください。タグやシール、リボンなどをプラスしてかわいさをUPしてみて♪
⑫7変化ミニBox
実はこれ全部同じ折り方で作ったBoxです。仕上げを少し変えるだけで7変化するので、この折り方を覚えておくと便利。折り方自体は難しくはありませんが、ラッピングなどにとても使える方法なのでおすすめです。
【作り方】
①三角に半分に折る。
②角を中心線に合わせて折る。
③さらに半分に折る。
④すべての角を同じように折って広げる。
⑤角だけ折れ線に合わせて内側に折る。
⑥角の折り目の横部分を内側に折る。
これで折り目はすべてできました! これをたたむと、側面が三角の形のBoxになります。上を1か所マスキングテープでとめれば形をキープできますが、他の場所は折っただけなので、広げると折り紙の形に戻ります。
基本の折り方からアレンジを加えていきましょう~♪
■角を1か所だけ内側に折り込まずに、たたんだときに被せて蓋つきのバッグのように。
■パンチで穴を開けてリボンを通して蝶々結び。
■向かい合わせの2か所の角を起こしてパンチで穴を開けてひもを通して結ぶ。
■側面をたたまずに起こして両面テープで貼ってスクエア型に。
■スクエア型にしてから角を2か所シールで貼って、半分口を閉じる。
■スクエア型にして、麻ひもを付ければミニ紙Bag。
使う折り紙の素材や柄、合わせるリボンやシールなどで、ずいぶん印象は変わります。この折り方1つ覚えておくだけで、いろいろ作れるようになるので重宝します。
まとめ
100均の折り紙は、柄や色、素材も多様で、バラエティーに富んだものが季節ごとに次々と登場します。普通の折り紙として遊ぶこともできますが、せっかくなのでいろいろなことに活用してみてください。1袋には同じサイズにカットされた、何種類もの柄を楽しむことができてコスパがよく、クラフトやラッピング素材としてもとても使いやすく優秀なので、活用してみてくださいね♪