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2020年04月09日 22:30 更新

長期休みに練習しておきたい! 子どものお留守番、注意すべき点とは?

子どもの成長と共にいつかは訪れる「お留守番」。できれば学校の長期休暇中などに練習をしておきたいですね!「子どもと約束しておくことは?」「事前にできる準備はある?」 今回はそんな子どものお留守番についてまとめてみました。

子どものお留守番、何歳から?

子供だけのお留守番

こんにちは! 整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

今回は子どもの「お留守番」についてまとめてみたいと思います。

子どものお留守番でまず気になるのが「みんな何歳くらいからお留守番させているの?」ということですよね。

ベネッセ教育情報サイトのデータによると、初めてのお留守番をした年齢で一番多かったのは小学一年生とのこと。

約束事がポイント 子どもだけのお留守番|ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp//kyouiku/201401/20140123-1.html

これはあくまでも平均的なデータですので、お子様の性格などにより「初めてのお留守番」デビューの年齢や時間は変わってきます。

実際に小学一年生になっても「家に一人でいるのは怖い」とお留守番を嫌がる子どももいますので、その子に合わせた年齢や環境で始めることが大切ですね。

子供と確認しておきたい「お留守番の約束ごと5つ」

子どもがお留守番する時に確認しておきたい、基本的なポイントを5つご紹介いたします。

1.玄関の鍵は絶対に開けない
2.帰宅した時には「ただいま!」と声を出す
3.電話対応ルールを決めておく
4.ネットからの外部接触にも注意する
5.ガスや火を使う道具のルールを決めておく

これらはあくまでも基本的な部分ですので、お子様の学年や性格によって臨機応変に対応してくださいね!

それでは各項目を少し詳しく見てみましょう。

1.玄関の鍵は絶対に開けない

玄関の扉

まず、お留守番をする子どもと約束をしたいのが「玄関の鍵は絶対に開けない」ということです。基本的には「誰かが訪問して来ても玄関の鍵は絶対に開けない」。

どうしても玄関の鍵を開けて対応しなくてはいけない事柄がある場合にはチェーンをかけるなど、お子様の性格や年齢に応じて親子でルールを決めておきましょう。

2.帰宅した時には「ただいま!」と声を出す

Lazy dummy

お留守番中に習い事に行く、もしくは下校後にお留守番、という場面もあるかもしれません。そんな時には帰宅時の一工夫を。鍵を開けてドアを開けた時に「ただいまー!」と大きな声を出すことも大切です。

子どもだけのお留守番の際に大切なことは"家の中に大人がいないこと"を悟られないことです。万が一、後ろからつけてきた人物がいた場合、「室内には誰かいるのかな?」と注意させるには、帰宅時に「ただいまー!」と声を出すことが有効となります。

3.電話対応ルールを決めておく

Lazy dummy

家の固定電話にかかってきた電話に出るのか、出ないのか。できるならば「出ない」に統一するとお子様にも分かりやすいですが、親からの連絡手段として固定電話に出て欲しい場面もあるかもしれません。

その場合、もし知らない人に「お母さんいる?」と聞かれたら誰もいない空間に向かって「お母さーん!」と声をかけて、「今お母さんは手が離せないので電話に出られません」と芝居するようにと伝えておいたり、あらかじめ留守電設定にしておいて「お母さんだから出て!」というメッセージを聞いたら出るようにしてもらうなどの工夫を考えておくと良いですね。

4.ネットからの外部接触に気をつける

Lazy dummy

今はネットでも外部に繋がることができる時代です。ネットを使用する時に自分の個人情報を提供することがないように、親子でインターネットの使い方のルールを確認しておきましょう。

5.ガスや火を使う道具のルールを決めておく

火を使わずにお湯を沸かせる電気ケトル

親が不在の間に、昼食を食べることもあるかもしれません。その時にガスやトースター、電気ケトル、電子レンジなどどこまでの道具を使って良いのか。また、火傷をしてしまった時の対応などを親子で確認しておくことも大切です。

お留守番本番の前に準備しておきたい4つのこと

ここからはお留守番本番の前に親が準備しておきたい4つのことを解説したいと思います。

1.家の外にある子どもグッズは隠しておく
2.地震に備えておく
3.緊急連絡先リストを作っておく
4.子どもの見守りカメラを導入してみる

それでは詳しく見ていきましょう。

1.家の外にある子どもグッズは隠しておく

子供の名前が書いてある植木鉢は危険

子どものボールや自転車など外に置いてある「子どもグッズ」はできるだけ、室内や外から見えにくい場所に移動しておきましょう。

特に学校から持ち帰った鉢植えは学年や名前が書いていることもあり、防犯上非常に危険です。不審者に家族構成を知られないよう、子どもグッズは目につきにくい場所に隠しておきたいですね。

2.地震に備えておく

地震に備えて窓の位置にも注意する

地震はいつ起こるか分かりません。家の中の家具を倒れないように固定したり、倒れて通路を塞いでしまうような家具がないか確認したり、上から降ってくるものがないように家の中を片付けておきましょう。

また、地震などで窓ガラスが割れてしまう可能性もあります。「家の中でもここに逃げ込めば比較的安全」という場所を探して、子どもに伝えておくことも大切ですね!

3.緊急連絡先リストを作っておく

Lazy dummy

お留守番中に何か困ったことがあった時「ここに電話して聞いてね!」というリストを作っておきましょう。親の携帯電話番号や祖父母の連絡先、年齢によっては救急車の呼び方などがあっても良いかもしれませんね。

電話についている電話帳機能を利用したり、緊急連絡先一覧を作ったりして置いておくと安心です。

4.見守りカメラを導入してみる

Lazy dummy

今は高齢化社会やペットの増加などを受けて、wi-fi対応の見守りカメラが多く発売されています。これをお部屋に設置しておけば、外出先からでもスマホで子どもの様子を見ることができますね。機種によっては映像を見るだけではなく会話をしたりすることもできます。子どもの安心感も増しそうですね。

まとめ

どれだけ準備しても「これで子どものお留守番は完璧!」というわけにはいきませんが、大切なポイントを何点か抑えておくだけでも違うと思います。お子様の年齢や性格によってできること、準備しておくことも変わってくると思います。皆様の参考になれば幸いです。整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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