値引き・見切り品食材を賢く使おう! おこもりにも便利な冷凍活用テク
休校や春休みで、家族と家で過ごす時間が増えました。家族にしっかりとした食事を食べさせたいものの、毎日3食の食事作りは手間と時間がかかります。また、食費も増えますよね。そんな時はお得に手に入る値引き・見切り品食材を賢く冷凍し、上手に乗り切りましょう。
魚や貝も冷凍OK! 夕食やお弁当おかずに
こんにちは。ライフオーガナイザー(r)・冷凍生活アドバイザーの佐藤美香です。
週末に食材のまとめ買いをするわが家では、週の後半に使う食材は、基本的に冷凍したもので乗り切っています。まとめ買いして、一気に下ごしらえして、その日のうちに冷凍するので、賞味期限の近い割引食材でも大丈夫!
さらに魚の切り身や、貝類も冷凍することが可能です。冷凍する際に、少しだけ手間がかかりますが、とても便利に使うことができますよ。
魚・貝類も冷凍可能! 下ごしらえは?
あさり(しじみ)
冷凍庫に常備しておくと、活用しやすいあさり。冷凍する際は、砂抜きをして、貝同士をこするように洗い、付着しているゴミを落とします。キッチンペーパーなどで、水気をとってから冷凍します。
フライパンに直接inできるので、疲れて帰った日の夕食作りの助けになっています。私は、酒蒸しや、アクアパッツアなどに使うことが多いので、水気をとってから冷凍していますが、砂抜きしてゴミを落とした後に、保存容器に水を入れて一緒に冷凍し、氷ごと火にかけて、味噌汁にするのもいいですね。
魚の切り身
お魚も冷凍可能です。塩を振って、少し時間をおいてから、キッチンペーパーで水気を拭き取り、味付けしてから冷凍します。
写真は、鮭に塩胡椒してから、小麦粉をまぶしたもの。ポリ袋の中で味付けし、そのまま冷凍しています。こちらも、バターを入れたフライパンに直接IN。お弁当おかずの出来上がりです。
お肉を冷凍するときのポイント
お肉は購入したときの食品トレーを、そのまま冷凍庫に入れるのがラク。けれども、お肉に関わらず、食品を冷凍する際は、極力空気に触れないようにして冷凍してください。冷凍庫の中はとっても乾燥しています。冷凍する食品が乾燥しないように、ラップやポリ袋でピタッと包んでくださいね。
我が家では、お肉も割引商品や、お得なジャンボパックを購入しています。冷凍する際に、何種類かの味付けで冷凍すれば、同じ肉でも飽きずに済みますし、手間も1度に済むので楽ちんです。
私は、ポリ袋に入れてから、さらに保存容器に入れています。こうすることで、保存容器を立てて収納することができるので、在庫の把握がしやすく、汁漏れなどの心配もありません。
お肉類は、常温で解凍するとドリップ(うま味や栄養素を含んだ液体)が多く出てしまうので、温度が安定した冷蔵庫で解凍するのがおすすめです。
せっかちな私は、解凍する時間すら待てないので、塩こしょうしたものはシチューに、麺つゆに漬けたものは煮物など、そのまま入れて使うことが多いです。
野菜は「セット化」が便利!
野菜は、一緒に使うものをセットにして冷凍すると便利です。一気に切って組み合わせて冷凍すれば、少しだけ残った食材を使い忘れるなんていう「もったいない」を防ぐことにも繋がります。
例えば、わが家では玉ねぎ・ピーマン・にんじんをセットにして冷凍しています。水気が多いので、キッチンペーパーなどで水気をとってから冷凍しています。
スープの具や炒め物を作る際に、冷凍のまま鍋やフライパンに入れて使います。調理へのハードルを下げてくれるので、疲れたときや時間がないときに重宝します。毎回まな板と包丁を出さなくていいので、洗い物の手間が省けるのもうれしいポイント。
野菜を切ったときに、ベーコンやお肉も一緒に冷凍しておくとさらに楽ちんです。また、ピーマンの代わりにゴボウを入れ豚汁セットにするなど、組み合わせを変えれば、いろいろな料理に応用できるので、よく作る料理の食材をセットしておくといいですね。
まとめ
毎日、新鮮な食材で作った食事ができるのが理想。ですが、忙しい毎日の中では、なかなか難しい。コストだってかかります。
しかし冷凍をすることで、日々の手間やコストは抑えることができます。できた時間で、家族で食事を楽しめればいいですね。