資源ごみもスッキリ分別！　きれいめ収納が叶う便利なワゴン

ご覧いただきありがとうございます。南の島でお片づけ　沖縄宮古島の整理収納アドバイザーの川根礼子です。

突然ですが、みなさんの住んでらっしゃる地域のゴミの分別ルールはどのような形でしょうか？

私が住んでいる宮古島は比較的ざっくりな分別方法なのですが、自治体によっては何種類ものゴミを細かく分けなければいけなかったりと、さまざまな分別の仕方があると思います。

大きく分けると「燃えるゴミ」「不燃ゴミ」「資源ゴミ」になりますが、その中でも「資源ゴミ」の代表、缶・瓶・ペットボトル・紙類などは一時保管の期間が比較的長いゴミではないでしょうか？

お片づけのサポートで依頼されたお宅に伺うと、そんなゴミが何袋かのビニール袋にいれられてキッチンの床にポイッと無造作に置かれているお宅も少なくはありません。

ベランダなど雨が降り込まない場所にゴミ箱をおいてもよいのですが、ゴミ箱に捨てにいく手間を考えるとキッチンの周辺に置き場所を確保しておく方が便利ですよね。

今回はそんな資源ゴミの置き場所にピッタリなワゴンをご紹介します。ゴチャゴチャと目にうるさいゴミも、このワゴンがあればスッキリとまとめることができ、ゴミといえども美収納♪　すっかり私もお気に入りになったアイテムです。

我が家では、キッチンにある大容量の扉収納をパントリー代わりに使っています。

一番下の段を大きなスペースにして、資源ゴミをおけるようにゴミ箱を3つ並べているのですが、ゴミを捨てるときにいつも少し面倒だったんです。

その理由は……。

資源ゴミの種類が多すぎて、行き場のなくなったゴミを蓋の上においてしまっているから。

種類が多いとこんな風に適当に置いてしまったりしませんか？　その結果、ゴミを捨てるたびに面倒になってプチストレスが溜まってしまいます。それに見た目もゴチャゴチャしていて、扉を開けるたびに残念な気持ちにもなっていました。

どうにかしたいと思いつつ、この場所にゴミ箱を追加するのもスペースを取ってしまうので迷うところ。

そんなときに出会った、資源ゴミにピッタリなワゴンに変えてみたAfterはこちらです。

見た目もスッキリして、かつ同じゴミの量を収めているのにも関わらず以前のゴミ箱よりもコンパクトにまとめることができました。

こちらのワゴンは、シンプルな収納用品や生活雑貨がステキな山崎実業さんの「目隠し分別ダストワゴン【トスカ】3分別（ホワイト）」です。

レジ袋を引っかけるだけで、ゴミ箱ができるシンプルな作りのワゴン！　私はウッド素材の持ち手があたたかい雰囲気のトスカシリーズに一目ぼれして、3分別のワゴンをセレクトしました。

他にも2分別の幅を取らないタイプ、持ち手が本体と同じスチール製のタワーシリーズ、そしてお色にはブラックもありますので、お好みやゴミの種類によってチェックしてみてくださいね！

それでは次に、少しアレンジした我が家の使い方をご紹介します。

元々のゴミ箱に入っていた我が家の資源ゴミは、
①缶
②ペットボトル
③瓶

そしてゴミ箱の蓋の上に手提げ袋にいれてのせていた
④牛乳パック
⑤プラスチックトレー（お肉などが入っているものです）

この5種類でした。

従来の3つのゴミ箱に入っていた通り3分別だけにして、横に手提げ袋を引っかけて吊るすという方法もあったのですが、缶などのゴミの量がそれほど多くない出ないことから隙間を有効活用して、5分別にしてみました！

5分別にするために間に使ったのは、100均の「ボトル用水切り」というアイテムです。

「ボトル用水切り」の引っかけるフック部分が、偶然ワゴンの仕切り枠のサイズにピッタリでした。

しっかりとフックがはまりますし、レジ袋を取るときも外れないので、使い心地も大満足です♪

分別ダストワゴンはスチール製。マグネットがくっつくので、スプレー缶の空気を抜く時に使う100均のアイテムをペタッとくっつけています。

スプレー缶を捨てるときにサッと取り同時に空気を抜くことができるので、空気の抜き忘れがなくなりました。

パントリーの中で定位置が決まっていなかったゴミが実はもう一つ。それは使い終わった「電池」でした。

この電池も一緒に、分別ダストワゴンに置く場所を作れないか……と思い、側面のバーを利用することにしました。

電池は嵩張るものでもないので、側面バーに引っかけたレジ袋でも幅を取らず十分。そこでレジ袋を引っかけるために下の3種のアイテムを使って、どれが一番使いやすいフックなのか試してみました。

①100均のドアにかけるフック（上画像「ボトル用水切り」横のアイテムです）
②無印良品・横ブレしないフック
③ダブルクリップ

結果は……。

①の100均フックは安定感のあるかけ心地でしたが、ワゴンを引き出したときなどにフックがすり抜けてしまうことがありました。

また③のダブルクリップでレジ袋を挟む方法は、レジ袋をしっかりと挟むので安定して使えますが、取り外すときが面倒。

ということで、②の無印良品の横ブレしないフックが一番使いやすいフックとなりました。

一番上のバーではなくその下のバーに取り付ける形。幅が丁度よくズレることもなく、レジ袋を取るときもフックが外れません！

パントリーの中で定位置がなかった、捨てる電池の住所も決まり、分別ダストワゴンには計6種類のゴミがスッキリと収まりました！

3分別のダストワゴンの大きさは、W51.5cm×D34.5cm×Ｈ55cmと大き目なので、どれくらいの大きさの荷物が届くか少し心配していました。

届いてみたら組み立て式なこともあり、梱包もとてもコンパクトでビックリしたくらい。開封後の段ボールのゴミも少なくすみました。

梱包を開けると大きなパーツが5つとキャスター、ねじなどが入っています。

シンプルな構造なので組み立て自体は簡単なのですが、1人よりも2人でやった方が支えてもらえるのでスムーズ。

ネジも短いので組み立て時間もそれほどかかることもなく、我が家は小学生の娘にお手伝いしてもらいながら15分くらいで完成しました。

スチール製なので汚れたらサッと拭くだけの簡単なお手入れも助かります。また、少しザラッとした手触りでマットな質感も、キッチンや室内に馴染みやすく感じました。

ゴミ箱といってもインテリアの1つとして、他の用途でも使いまわしができそうです。

インテリア性も十分な分別ダストワゴンには、ねじ隠し用のシールもついていました（ホワイトのみ）。シールをペタッと貼るだけなのですが、ねじがむき出しのままかそうでないかは大違い！

また予備部品として、ネジが余分に入っていたことも助かりました。小さなねじだったので、子どもと一緒に組み立てていたらなくしそうになってしまった場面もあり、こんな細かな心配りも嬉しいポイントでした。

キャスターが滑らかで引き出しやすいのも良かったです！

また4つあるキャスターのうち2つにはストッパーもついているので、動かないよう止めておけるのも便利。前面にストッパー付きのキャスターをつけておけば、足でロックできるのもズボラな私にはうれしいポイントでした！

こちらのワゴンには、レジ袋推奨サイズの一番大きなサイズ45号を使っているのですが、中に瓶などのゴミを入れると下の棚板にピッタリなみごとなサイズ感に感動！

重たい瓶をいれてレジ袋がたわんでしまっても、下の棚板がしっかりと支えてくれるので安心です。

また棚にレジ袋をおいておくとゴミを出した後、レジ袋のセットがスムーズにできるようになっています。

分別ダストワゴンは蓋などもなく、レジ袋をそのままかけて使用する、シンプルでオープンな作りです。

そのため、においには気をつけておきたいので、今までよりもきちんと缶や瓶を洗うようになり清潔感を保つべく心がけるようになりました。

またゴミの量もパッと見てすぐにわかり、レジ袋をサッと外すだけなので面倒くさくない！　収集日にきちんと出し、また出し忘れもなくなりました。

ゴミを捨てる時も今までのようにゴミ箱の蓋を開ける、という動作がなくなったのでその分楽になりました！

インテリアにも馴染むデザインのダストワゴン。

中にファイルボックスやケースをいれこんでおけば、細かなアイテムもスッキリと隠しながら収納することができます。

耐荷重は3kgなので重さがあるものには向きませんが、例えばオムツなどのペーパー類、リビングで使うブランケットなどを収納しておいても。

使う場所に応じて収納するものもいろいろと広がりそうなワゴンです。

インテリア性もあり、例えゴミでも簡単にスッキリと隠す収納ができるようになるワゴンです。見た目がスッキリきれいだと、その状態を維持しようと思う私にはピッタリのワゴンでした。パントリーの下にもう一つ追加購入したいくらい！

資源ゴミをスッキリきれいに収めておきたい方のご参考になれば幸いです。あまりにもお気に入りで熱く語って長くなってしまいましたが、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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