アイテムで解決! 詰め込んだ靴をすっきり収納する方法
玄関はすっきりした状態を保ちたい。けれども、玄関にもともとの備え付け収納が少ない、家族の人数が多いなどの理由から、靴が出しっぱなしになってしまうことも少なくないですよね。5人家族のわが家でも、靴の収納は悩みのタネ。そこで靴の収納を見直すことにしました。
詰め込んだ靴の収納を見直す
こんにちは。ライフオ―ガナイザーの佐藤美香です。
3姉妹のいるわが家では、高校生の長女、中学生の次女の靴が増えてきました。サイズ自体も大きくなり、場所を取ります。また、4歳三女には、お下がりをいただく機会が多いのですが、まだ大きくて履けずに保管しているものもあります。おまけに、玄関が狭く、備え付けの収納が少ない。そのため、三姉妹には、縦長の大きな靴収納を手作りしましたが、夫婦の靴は詰め込んだまま……。
そこで今回、夫婦の靴の収納について見直すことにしました。
限られた奥行きと高さでも、出し入れをしやすくする
三女を出産して以来、普段はもっぱらヒールの低い靴。けれども、もともとヒールの高い靴が好きなため、手放す気にならずそのまま靴箱に詰め込み状態となっていました。詰め込んでいるため、たまに「履こうかな?」と思っても、出すのが面倒になり、結局いつもの靴に……(苦笑)。
先日、ヒールの高い靴を履く機会があったのですが、とても気分が上がりました。そのため、積極的に履けるよう出し入れしやすい収納を考えることに。
そこで試してみたのが「下駄箱中 伸縮シューズラック フレーム/ホワイト」です。シューズボックスの奥行きが30cmほどなので、少しでもスペースを有効に使うため、左右の靴をずらして置いていましたが、これが出し入れを面倒にする原因に……。そのため、使用頻度や用途別に、靴を置く場所を分け、フレームの上下にはオンシーズンのヒールの高い靴を並べることにしました。
シューズボックスの棚板を1枚外して設置しました。もともとの段の高さは14cm。そのまま入れるとヒールの高い靴を置くと上部に隙間がなくなってしまい取り出しにくくなってしまうのです。そのため、棚板を外して、「下駄箱中 伸縮シューズラック フレーム/ホワイト」に変えることで、上部にスペースができ、取り出しやすくなりました。
本体はスライドさせることで、幅34~60cmまで伸縮可能です。収納場所や置きたい靴に合わせて、調整できるので便利です。奥行きは12cmとスリムなので、わが家のような奥行きの狭いシューズボックスにも設置しやすい。下段にヒールの高い靴を置いてもかかと部分が潰れないのが良かったです。
ただ上段は、靴によってはヒール部分が落ちる可能性があるので注意が必要です。
フレームが入ったことで、格段に出しやすくなりました!
オンシーズンのヒールの高い靴(写真赤枠)、よく履くヒールの低い靴(写真青枠)、オフシーズンのヒールの高い靴(写真黄枠)、今回手放そうかと検討中の靴(写真緑枠)と、靴の収納だけでなく靴の使い方の見直しもできました。
幅の広い靴を省スペースにする
夫の靴は、幅が10cm前後あります。幅70cmのシューズボックスには、3足までしか並べることができませんでした。しかも、靴全部が入りきらないため、上下に重ねて収納しているものもありました。
そのため、投入したのが「くつホルダーワイド6P ホワイト」というアイテム。平日仕事に履いていく靴は、出し入れのしやすい上段に置き、休日履くスニーカー類はホルダーに入れ、シューズボックスの下に並べました。
くつホルダーに入れると半分の幅で収納することができます。靴がずれ落ちたり、前面へとび出したりしないようにEVA樹脂素材のストッパーがついています(付属パーツ)。
今回は、スニーカーを入れたので、さほど気になりませんが、傷をつけにくく柔らかい素材なのは安心ですよね。
同じ幅に、6足並べることができるようになりました(写真赤枠)。屈まないと取れない位置ですが、引き出し用の穴付きなので、1足ずつ出すのも楽ちんです。
散らかりがちな子どもの靴をすっきり収納
シューズボックスの下の奥に使っているのは「ちびホルダー」というアイテム。三女用にいただいたお下がりで、まだサイズが大きい靴を収納しています。
以前は箱におさめてシューズボックスの近くに置いていたのですが、中身が見えていないとその存在自体を忘れてしまいます。そのため、靴が見えるようにホルダーに移しました。普段は夫の靴の奥に入れているので見えませんが、玄関の掃除の際には必ず目に入るので、忘れずに済みそうです。
ホルダーの中には、スライドがついているので、収納する靴が1足の場合でも、立てて収納することができます。サイズの違う靴を並べる場合にも良さそうです。
子どもでも引き出しやすく、出し入れが簡単そうなので、サイズが合うようになったら、手前に出して三女本人に管理してもらおうと思っています。わが家は年齢差があり上の子2人にはもう使えませんが、歳の近い小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、省スペースで管理ができるので活躍しそうですね。
まとめ
子どもが成長すると靴自体のサイズも大きくなりますし、登校・部活・プライベートなどシーンに合わせて数も増えます。また、大人も仕事の都合や環境の変化で、履く靴も変わります。季節によって見直しも必要です。自分にあった方法と、使いやすい道具を見極めながら、快適に過ごしていけるといいですね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。