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2020年04月28日 18:00 更新

小物ひとつで簡単にできる! 子どもの傘忘れを防止する方法とは?

「傘がない!」「学校に忘れてきちゃった!」など、子どもの傘の管理に頭を悩ませたことはありませんか? 傘を自分で管理できていないと、雨に濡れて帰宅したり、なくしてしまったりするかもしれません。ちょっとした工夫で自分の傘を見つけやすくしておけば、忘れ物も防げるかもしれませんよ。

こんにちは。マスターライフオーガナイザー®︎のはやさかひろみです。

雨が降る時期になると活躍する傘。大人でも忘れ物の上位に入ってしまう傘の管理、子どもだとなおさら。朝は降っていたのに途中で晴れてしまった場合、忘れずに家に持ち帰るというのはなかなか至難の業ではないでしょうか。

わが家でも子どもが低学年の頃には、傘を何本も購入することになってしまった……という経験があります。園児の頃は親の目の届くところでの使用が主なため、気をつけることもできますが、小学校に入ると自分での管理が必要ですから、親御さんも心配ですよね。

そこで今回は、子どもが傘を自分で管理しやすくするためのヒントをお伝えします。

子どもの傘の選び方

小学生の傘
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

子どもの傘には、〇〇cmと長さの表記があります。その数字はどこの長さを表しているのかご存知でしょうか?

傘のサイズは「家庭用品品質表示法」という法律で、親骨の長さを表示することになっているのだそうです。親骨の長さとは、傘を開いた時に中央から外側へ伸びる骨の長さのことです。

子どもの年齢による傘の適正サイズは
身長〜90cm(3歳くらい)→38cm
身長〜110cm(4~5歳くらい)→47cm
身長〜120cm(5~6歳くらい)→50cm
身長〜140cm(小学校低学年)→55cm

身長や年齢はあくまでも目安ですが、あまりに大きすぎるものなどは思わぬ事故の原因にもなりかねません。お子さんが使いやすいものを選んであげてください。

傘がない! を防ぐ簡単な工夫

Lazy dummy

学童期には特に、周りのお友達も似たような傘を使っていることが多いですよね。女の子はピンク系が多かったり、男の子はブルー系だったり……。雨降りの日の学校では、傘立てに似たような傘がたくさん! なんていうこともあるのではないでしょうか?

そんな時に役立つひと工夫! マスキングテープひとつで、自分の傘を見つけやすくできるんです。

やり方はとても簡単。傘の柄の部分に、マスキングテープをクルッと巻くだけ。

傘の柄にマステ
出典: https://hiromi-hayasaka.jp
傘の柄にマステ
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

マスキングテープを巻く位置は写真の通り。傘立てに立ててあっても見つけやすい位置に巻いてください。ポイントは、目立つ色や柄のマスキングテープを選ぶこと。

お子さんと一緒にマスキングテープを巻いて、「これがあなたの傘の印だよ」と話してあげましょう。自分でやることで忘れにくく、意識もするようになると思います。

高学年のお子さんには、細めのマスキングテープでさりげなく印をつけてあげてもいいですね。

シンプルな細マステで目印
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

実はこの方法は、大人の傘の管理にもオススメなんです。特に、ビニール傘では効果を発揮します。大人の場合は目立つ色でなく、シンプルな柄のマスキングテープを貼っておくくらいでもOK。

出かけた先で同じようなビニール傘がたくさん傘立てに立ててあっても、すぐに自分の傘を見分けることができて便利ですよ。

折り畳み傘はどうする?

子ども用の折りたたみ傘をランドセルなどに入れて、持たせているお家も多いのではないでしょうか。

折りたたみ傘にはカバーがついているものが多いですが、低学年の子どもにはカバーをつけるのも一苦労。お子さんにもよりますが、できるだけ簡単に扱えるよう、カバーはあらかじめ外して持たせるのがオススメです。

折りたたみ傘は袋を外す
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

折りたたみ傘は使う頻度が低いため、持たせる前にしっかり開閉の練習をしておくといざというときにも安心です。開閉だけでなく、たたんでまとめる最後までができるかどうか、確認しておきましょう。

折りたたみ傘 開閉しやすいかチェック
出典: https://hiromi-hayasaka.jp
折りたたみ傘 自分でしまう
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

まとめ

成長するにつれて、自分でものの管理をすることが増えてきます。なくしたり忘れたりしたことをただ叱るだけでなく、そうならない工夫を一緒に行うことで、失敗しないための対策を考える知恵も育つのではないでしょうか。ぜひお子さんと一緒に考えてみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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