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2020年03月16日 11:00 更新

効果あり! 脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」の使用感をレビュー

臭いや湿気がこもる場所はたくさんありますが、その中でも特に気になるここやあそこにこれがあったら……随分と快適度が上がってしまいそう! 今回ご紹介するスリムなサイズで使いやすい珪藻土スティックは、脱臭も調湿もしてくれるとっても優秀なお助けアイテムです。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

我が家には3人の息子がいます。初めての育児に奔走した長男の小さい頃~今現在に至るまで、男子にまつわるびっくりしたことは多々あります。その中でもこれはちょっと困る……と思いつつ、見ないようにやり過ごすことや、できれば改善したいと思うこともたくさん! 今回はそんな悩みをちょっと軽くしてくれる、お助けアイテムを試してみたので詳しくレビューします。

脱臭・調湿の対策

Lazy dummy

小さな子どもは体温も高めで運動量も多いです。当然、大量の汗をかきます。あせもやとびひになって皮膚科に通うこともありました。そういった身体的な問題はとても優先順位が高いので、まずは対策する事柄ですが、この問題は同時に物質的な問題にもなっています。

子どもの帽子や靴の臭いやジメジメした湿度の高さは相当なもの。雑菌の温床となって、靴の中はもちろん、その靴を履いて脱いだ後に歩き回る部屋の中にまで雑菌を持ち込むことに……。

Lazy dummy

梅雨時は湿度が高く、雨の中でずぶぬれになることもあります。例え長靴であっても中までぐっしょりと濡れてしまうことも。湿度が高いので、からっと乾くことのないまま長期間ジメジメ状態となってしまいます。衛生的にも悪いだけでなく、靴の傷みも早くなってしまいます。時にはカビが発生してしまうことも。長男は長靴が大好きで、お天気が良い日も長靴を履いて遊びに行くくらい。しかも……裸足で履くのも好きだったんです。その結果、どうなるかは……ご想像にお任せします。

Lazy dummy

梅雨時だけでなく、湿度も気温も高い夏はさらに臭いがきつくなったり、寒い冬は気温が低いためジメジメが取れなかったり、そして寒いので窓を閉め切って臭いもこもりがち。

我が家の玄関は換気のため、常に少し窓が開けられています。真冬や真夏でも開けていますが、激しい雨の時は濡れてしまうため閉めることに。1日締め切っただけで、なんだか靴の臭いがこもっているような……。お天気が悪いままだと、靴を洗っても乾かないため、半乾きの状態が長く続いてかえって臭いが悪化してしまうこともありました。

脱臭 調湿 重曹 アロマ

換気をするのが1番効果的ですが、それが難しい場合は脱臭・調湿対策が必要です。市販の製品を活用したり、重曹に精油を垂らして使うことも。

Lazy dummy

そして今大注目なのが珪藻土。我が家でもバスマットを止めて、珪藻土マットに変えて何年も経ちますがとても使い心地が良いのでおすすめです。

珪藻土は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物。この珪藻土は、穴がたくさんあるため、水分を吸いやすく、ある一定の量を吸ったら、今度は放出する性質があります。また臭いの成分は湿気に溶け込んで漂うため、湿気を吸い取ることは臭いを吸い取ることにもなります。そのため、水回りのアイテムや、壁の素材として近年人気が上がっています。天然素材というところも高ポイント。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

小学生の息子たちの靴や足の臭い問題。結構深刻です。玄関で靴下まで脱がせて、即お風呂場で足を洗うこともさせていますが、靴はすぐに洗ってすっきりキレイ! となるにはハードルが高いですよね。もう少し手軽に改善する方法はないかな? と思っていた時にkurassoのネットストアで見つけたのが、脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」です。

脱臭・調湿できる珪藻土スティック2P ホワイト
¥1,760 (2020/03/16時点)
(2020/2/22 時点)

商品情報

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

■サイズ:約W30×D180×H12㎜(1個あたり)
■容量:2個入り
■色:ホワイト
■材質:本体/珪藻土、カバー/シリコーンゴム

細長いサイズの珪藻土スティックが2個入りです。靴に使用する場合は左右セットの靴に使えるので便利。こちらの製品はカバーの色がホワイトですが、グレーのタイプもあります。

効果

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

珪藻土の調湿作用は有名ですが、脱臭効果も優れています。アンモニア・イソ吉草酸は約2時間で吸着できるという試験結果には驚きですね!

アンモニアは尿にも含まれる刺激臭のする成分として有名ですが、イソ吉草酸はどんなものかご存知でしょうか? こちらもアンモニアと同じく無色透明で揮発性、水に溶ける成分で、たんぱく質が発酵したような刺激臭があります。これらが足の臭いのもととなっています。それらを吸着することによって、脱臭してくれるというわけです。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」 の特徴と機能性

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

袋から出した珪藻土スティック。シンプルながら上品なデザインです。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

「NATURAL DEODORIZER(ナチュラル デオドライザー)」の文字が彫られています。珪藻土スティック全体を包むようにシリコンカバーが付けられています。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

このシリコンカバーは柔らかいので簡単に外すことができます。珪藻土スティックの端はカバーとフィットするような形に作られています。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

カバーを外した状態。このまま使用することも可能です。カバーを付けることで割れ物の珪藻土の角がかけないよう守り、より使いやすさを追求したデザインとなっています。

珪藻土スティック本体

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

自然素材の珪藻土は、表面を触ると白い粉が付きます。触った感触はちょっとざらつきがあり、裏側は特に小さい穴もあって粗い感じ。珪藻土は穴が多い材質なので、その分割れやすくなるため、つなぎ物質を混ぜて製品を作る場合がありますが、つなぎ物質の割合が多ければ多いほど強度は増すものの、穴が少なくなる分、効果は弱まります。

ざらつきがあるということは、それだけ珪藻土のパワーがしっかりある証拠ともいえるかもしれません。粉は多少つくので、服などが直接触れて白くなることのないように気を付ければ大丈夫。しつこく付くものではないので払えばすぐ取れる程度です。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

吸水力を実験してみましょう! 珪藻土の部分に水を垂らしてみました。ぱ~っと染みこんでシミができます。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

シミの部分を触ってみても、さらりとして湿っぽさは感じません。下から水が漏れてくることもありません。一瞬で水分を吸い込んでくれます。珪藻土の吸水力は本当にすごいです!

カバー

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

珪藻土だけではなくこのカバーもこの製品の高ポイント。珪藻土を守り、使いやすくする工夫がしてあります。カバーの片方には大きめの穴があり、この穴のおかげで置きたい場所に吊り下げることが可能になっています。しっかりフィットする構造になっているので、珪藻土だけずり落ちることはなさそうです。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

柔らかい素材なので、取り外ししやすいのはもちろんですが、カバー全体の柔らかさで、使いやすくなっています。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」 を使ってみました!

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

早速、1番気になる小学男子の靴に使用してみました。スティック状なので、靴に差し込みやすくて使いやすいです。このままひと晩放置……。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

次の日、恐る恐る臭いチェック。無臭とはいきませんが、臭いをかいでも気になる悪臭ではないレベルになっていました! 効果あったようです!

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

長靴も濡れるのに乾きにくいものなので珪藻土スティックはぴったりですね。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

差し込んだときに、カバーのシリコンの柔らかさが良かったです。曲がることで差し込みやすさを感じました。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

冬場のブーツに使うのもおすすめです。ブーツは通気性が悪く、湿気と臭いがこもりがち。雑菌の温床となることは有名です。珪藻土スティックを使ってすっきり快適に使えたらうれしいですよね♪

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」 の活用シーン

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

靴の脱臭と調湿に主に使いたい珪藻土スティックですが、その機能性と効果を知ると、他にも使いたくなる場所は家のあちこちにあります。

じめっとしがちな帽子やコートをかけているポールハンガーに、一緒にかけたり……。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

玄関も使いたい場所。広い場所に使うにはコンパクトサイズなので、強い効果は感じにくいかもしれませんが、靴箱の中や、靴の近くにかけてもいいですよね。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

トイレも湿気と臭いが気になる場所。他にも水回りや、タンスなど、湿気や締め切りになる場所はたくさんあります。倒して置いても、立てかけて置いても、吊り下げることもできるので、設置したい場所に合わせていろいろな使い方ができます。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」 の取り扱い注意・お手入れ方法

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

■珪藻土製品は割れ物です。取り扱いにはご注意ください。
■表面から微量の粉が出ますが、自然由来の安全なものですのでご使用には差し支えございません。
■お子様が口に入れないよう十分ご注意ください。
■お手入れの際はシリコンカバーを取り外し、濡れた布等で拭き取るか流水でサッと流し、十分に乾燥させてください。
■お子様の手の届かない場所に保管してください。
■石鹸・洗剤では洗わないでください。成分が内部で目詰まりし、調湿力が下がります。
■本来の用途以外でのご使用をおやめください。

珪藻土は軽く割れるもの。カバーのおかげで角がかける心配は減りますが、やはり強い衝撃が加われば割れてしまいます。落下させたり、強い力を与えたりしないようにしましょう。

また、脱臭や調湿は珪藻土の多数の小さな穴による力なので、石鹸や洗剤の小さな成分であっても穴を詰まらせてしまい、その効果がダウンしてしまいます。汚れは拭き取ったり、サッと洗い流したりするようにして、お手入れします。

脱臭・調湿できる「珪藻土スティック」

脱臭・調湿力がダウンしたかな? と思ったら、天日干し。通気性の良い場所で5時間程度干すだけで、またパワーが復活します。写真は水を垂らしてシミができている状態でウッドデッキに立てかけておいたもの。数時間後に見てみるとすっかりシミは消えていました。珪藻土は吸湿力もすごいですが、放湿力も優れているので速乾性もすごいんです。

ちょっと干しておくだけで、パワーがよみがえって繰り返し使えるなんて、とってもお手軽でコスパ的にもいいですね! こういうところが珪藻土製品が人気の理由。

まとめ

年々人気が上がっている珪藻土製品。その脱臭力と調湿効果をいかした珪藻土スティックは、使いやすさも追及されていて便利! 割れ物なので強い衝撃には弱い珪藻土を、ぐるっと包むシリコンカバーで守り、穴付きで吊り下げもできるよう考えられています。アンモニアやイソ吉草酸といった臭い成分を吸着して脱臭し、湿度の調整までしてくれますが、実際に小学男子の靴で試してみてもその効果を感じることができました。効果が弱まったら天日干しにするだけで、くり返し使える手軽さもおすすめポイントです。

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