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2020年04月20日 17:30 更新

洗濯の負担を減らそう! 洗濯動線0mの洗面所での部屋干し

寒い日にベランダに出たり、重い洗濯カゴを持って階段を往復したり。洗濯で負担に感じる作業ってありませんか? そんな作業をひとつひとつ減らしてみたら、洗濯動線0mの洗面所での部屋干しに落ち着きました。

こんにちは。ライフオーガナイザー®の前田梨絵です。

洗う・干す・乾かす・取り込む・たたむ・しまうと意外と工程の多い洗濯。ほぼ毎日する家事なので、負担が減らせると助かりますよね。今回は、我が家が負担を感じていた洗濯が無理なくできるようになった、現在までの過程をご紹介したいと思います。

距離が負担に!?  "2階のベランダ干し”時代

階段 洗濯を楽にする

結婚当初、1階で洗濯を終えると、大きな洗濯カゴに洗濯物を入れて、階段を上がり2階のベランダに干していました。屋根はあるので雨降りでもよほどの強風でなければ濡れることはありませんが、階段ののぼり下りやその距離を負担に感じていました。

天候と時間に左右される"1階の庭干し"時代

洗濯 どこに干す

階段ののぼり下りを負担に感じるならと、干す場所を1階のリビングから出た庭に干すことに。

けれども、屋根はなく日よけがあるだけなので、帰宅すると雨に濡れていたなんてこともありました。その上、夏だと短時間とはいえ日焼けも気になるし、冬だと寒さで手足がかじかみます。

そして陽の当たる日中に乾かそうとすると、日中は仕事へ出掛けるため、必然的に洗濯は朝にして夕方取り込むやり方に。朝の忙しい時間に洗濯を干すことが負担になっていました。

洗濯動線0mの"洗面所での室内干し"へ

洗面所 部屋干し

天気や時間に左右されずに負担なくできる洗濯……。考えた結果、たどり着いたのが部屋干し。そして干してあってもそれほど気にならない場所が洗面所でした。

洗濯機から洗濯物を取り出してそのまま干せるように、すぐ向かいにつっぱりポールとハンガーを設置しました。洗濯機からの距離、なんと0m! 立ったまま動くことなく洗濯物が干せるようになりました。

室内干しというと、乾きにくい、ニオイが気になるなど心配な点もあります。そこは道具を駆使してカバーすることにしました。使っているのはこの3つ。

①サーキュレーター

部屋干し サーキュレーター

使っているのは、「無印良品」のサーキュレーターです。洗濯物の下から直接風を当てて乾かしたり、洗面所内の空気を循環させたりして使っています。

②洗濯機の乾燥機能

部屋干し 洗濯機 乾燥

インナーやタオル類だけ乾燥機にかけたり、梅雨時期などは、スッキリと乾ききっていないものを、5分ほど乾燥機にかけて、カラッと乾かして使ったりしています。

③浴室乾燥機

部屋干し 浴室乾燥

早く乾かしたいときには、浴室のドアは開けたまま、洗面所の扉を閉めて、洗面所に温かい風を送るイメージで乾かします。本来は浴室内で乾かすのですが、浴室に干すと、家族がお風呂に入るたびに洗濯物を移動させなければいけなくなるので、このやり方を取り入れました。

室内干しに洗面所を選んで気づいた5つのメリット

洗面所での部屋干しを取り入れて、感じているメリットはこんな感じです。

【メリット1】天候に左右されない

暑くても寒くても、雨でも晴れでも、変わらず洗濯機を回し、洗濯物を干すことができます。防寒をしたり、日焼け止めを塗ったりせずにすみますし、洗濯物に付く花粉や黄砂などを気にする必要もありません。

【メリット2】時間に左右されない

陽にあてるわけではないので、朝でも夜でも時間を気にせず洗濯できます。早起きが苦手でも、寝落ちしても大丈夫。ただ限られたスペースでいかに洗濯物を乾かすかが重要になってくるので、洗濯物が少ない日でも、毎日洗濯機を回して、洗濯物をためないように気をつけています。

【メリット3】楽になったら家族も手伝いやすい

重たい洗濯物を持って移動することもなくなって、ずいぶん楽になりました。楽なことは家族にも頼みやすいし、手伝ってくれるようになります。

ちなみにリビング続きで洗面所のあるわが家の間取りなら、洗濯物を干しながらテレビも見られるので、見終わらなくても動き出せるなど、さらにハードルが下がります(笑)。

【メリット4】乾かす道具が揃っている

洗濯機や浴室の乾燥機能が揃っているので、乾かす作業にその場ですぐに取りかかれます。

【メリット5】しまう前に勝手に減っていく

家族の朝の着替えは、洗面所がメインです。干してある洗濯物が乾いていたら、そのままハンガーから外して着てくれるので、しまう予定の洗濯物は勝手にどんどん減っていきます。

まとめ

洗濯の工程を細かく分けてみると、減らせる工程が見つかるかもしれません。部屋干しの参考になればうれしいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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