幼稚園の預かり保育とは? 内容の特徴と利用資格など

幼稚園の預かり保育とは? 内容の特徴と利用資格など

子供の幼稚園入園を考える時期になると、預けている間に仕事を始めようかと考えるご家庭も多いようです。ただ仕事を始めると何かしらトラブルはつきもの。そんな時に幼稚園終了後でも引き続き預かってくれるのが「預かり保育」。幼稚園の預かり保育の大まかな概要や無償化についてお伝えします。


預かり保育ってなに?

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「預かり保育」というワードを聞いたことのあるママは多いと思いますが、そもそも幼稚園で行われている預かり保育とはどのような制度なのでしょうか? まずは預かり保育の概要について説明していきます。

幼稚園の預かり保育とは

幼稚園は法律上では学校の一種とされ、子供が初めて通う教育機関となります。園によって多少差異はありますが、一般的には3〜6歳の子供を対象に、平日9〜14時頃まで預けることができます。

この時間にプラスして、早朝や夕方以降、または夏休みや冬休みなどの長期休み期間にも子供を幼稚園に預ける制度を、「預かり保育」と呼びます。

幼稚園では、地域の実態や保護者の要請により、教育課程に係る教育時間の終了後等に希望者を対象に教育活動を行う「預かり保育」を実施

文部科学省による幼稚園の位置付け

幼稚園の預かり保育は、文部科学省が発表している幼稚園教育要領によると「幼稚園の教育課程の活動」ではなく、「課程外の活動」として位置づけられています。預かり保育は「保育」という名前がついているものの、保育園の性質とは異なり、「教育活動の一環」として捉えられています。

●文部科学省「幼稚園における子育て支援活動及び預かり保育の事例集」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/__icsFiles/afieldfile/2009/03/23/1258040_1_1.pdf

また、2007年に学校教育法が改正され、幼稚園の新たな役割として「子育て支援」が追加されたこともあり、預かり保育は幼稚園が行う「子育て支援の一環」として位置づけられることもあるようです。

最近では幼児教育の無償化が実施されるなど、幼児教育のあり方も時代とともに次々に変化していっているんですね。

預かり保育の特徴は? 保育時間と内容、一時預かりとの違い

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幼稚園の預かり保育にはどのような特徴があるのでしょうか? 幼稚園の預かり保育の保育時間や内容、保育園の一時預かりとの違いについて説明していきます。

預かり保育の時間と主な保育内容

幼稚園の預かり保育の時間は、正規の時間である9〜14時にプラスして、夕方17時頃まで預けることができる園が多いようです。預かり保育の時間を長く設けている園では、19時頃まで預けられるところもあります。

園によって多少違いはあるものの、預かり保育では幼稚園の先生が交代制で担当を持つこともあり、通常と比べて園児の数も少ないため、他のクラスとまとめて保育を行うケースもあるようです。時には他の学年と混合で遊ぶこともあり、普段はなかなか関われないお友達と関わる時間が多いのも預かり保育の特徴。

園によっては預かり保育の時間を利用して、ピアノや体操など、園児の習い事を開講しているというところもあります。

保育園の一時預かりとの違い

幼稚園の預かり保育と、保育園の一時預かりにはどのような違いがあるのでしょうか?

まず、預かり保育と一時預かりでは、対象になる子供が異なります。預かり保育の場合、多くの園ではその園に通っている3歳以上の子供を対象に行なっているのに対して、一時預かりではその保育園に通っていない子供が対象となり、保育園によっては0歳からでも預けることができます。

料金設定の面でも違いがあり、幼稚園の預かり保育は園によって利用料金が異なりますが、公立の認可保育園の一時預かりは、自治体によって料金が一律で定まっています。私立の認可保育園または認可外保育園の場合は、それぞれの園によって利用料金を設定しています。

幼稚園によって預かり保育の時間や内容は異なるので、疑問な点がある場合は事前に園に確認しておくことをおすすめします。

利用資格はある? よくある疑問Q&A

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これから幼稚園の預かり保育を利用しようか悩んでいるママは、預かり保育の実態についてなど、預かり保育について知りたいことが色々とあると思います。こちらでは預かり保育のよくあるQ&Aについて紹介していくので、利用する際の参考にしてみて下さいね。

利用資格について知りたい

幼稚園の預かり保育の利用資格は、園によって利用条件が異なります。在園児なら誰でもOKというところもあれば、通院や介護のほか、ママが仕事をしている場合のみOKという園もあり、条件はさまざま。

「急遽預かり保育を利用したい」ということがあっても、中には事前に書面での手続きを済ませておかなければ利用できないという園もあります。

いざ利用しようとした際に困らないためにも、預かり保育の利用を検討している方は、事前に園に利用資格や手続き方法などについて確認しておくようにしてください。

預かり保育も無償化の対象?

幼稚園の預かり保育は、共働きやシングル家庭などで仕事をしているかどうかによって無償化の対象の有無が異なります。自分の子供が「保育の必要性の認定事由に該当する子供」と自治体に認められた場合は、月額11,300円を上限に助成を受けることができます。幼稚園の無償化分の月額25,700円と合わせると、最大37,000円までが無償になります。専業主婦・主夫の場合は無償化の対象にはなりません。

預かり保育を利用する3歳以上の園児全てが無償化の対象となるわけではないので、注意して下さいね。

どの幼稚園でも預かり保育は実施してるの?

2018年11月にベネッセコーポレーションが調査したところ、全国の国公立幼稚園の66.5%、私立幼稚園の96.7%が預かり保育を実施していますが、なかには預かり保育を実施していない幼稚園もあります。

「預かり保育を利用するつもりだったのに、希望の園では実施していなかった」なんてことがないよう、入園希望の幼稚園が預かり保育を実施しているかどうか、事前にしっかりと確認しておく必要があります。

●ベネッセコーポレーション プレスリリース「第3回 幼児教育・保育についての基本調査」
https://berd.benesse.jp/up_images/textarea/research/pressrelease20191016.pdf

デメリットはある?

預かり保育は全額無償というわけではないので、子供を幼稚園の預かり保育に預けて共働きで仕事をしている場合、預ける日数によっては稼いだお金が保育料で無くなってしまう……なんてこともあるようです。

また、夏休みなどの長期休み中に預かり保育を利用しようとしても、希望の日付に預けられなかった場合はママ・パパのどちらかが仕事を休まざるを得ません。

ほかにも、子供が幼稚園自体を楽しめていなかったり、通常通りに帰宅するほかの園児をうらやましくい思ったりして、預かり保育を嫌がる場合もあります。そんな子供の様子を見て、親は「預けるのはかわいそうだけど、仕事だから仕方ない」とネガティブな感情に陥ってしまい、親子ともどもストレスを抱えてしまうなんてケースも。

預かり保育にはメリットもたくさんありますが、色々なケースがあるということもしっかりと理解した上で利用を検討することが大切です。

まとめ

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幼稚園の預かり保育を利用するのには、各家庭によって様々な理由があるでしょう。預かり保育を利用したい場合は、入園希望の園の預かり保育の内容や利用資格をきちんと理解しておく必要があります。早いうちから幼稚園の説明会に参加したり、園に直接電話で問い合わせてみたりするなど、積極的に行動することが大切です。また、長時間離れることになる子供としっかりコミュニケーションを取ることも忘れないようにして、預かり保育の利用を検討してみてくださいね。

(マイナビウーマン子育て編集部)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症についての最新情報は、[内閣官房][厚生労働省]妊婦に関する情報[日本小児科学会]幼児に関する情報など公的機関等で発表されている情報をご確認ください。

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