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2020年02月15日 19:30 更新

無意味な「もったいない」をなくそう! 残り物食材を簡単に使い切るテク

冷蔵庫の中に、「もったいない」と保存したけれど使わずに傷んでしまった食材や、使い道が分からず処分している食材は、ありませんか? 食べ物を無駄にしてしまうのは、あまり気持ちの良いものではありませんよね。少しの工夫で、おいしく食べきることはできますので、今回はいくつかの例をご紹介いたします。

毎日“お茶碗一杯分”が無駄になっている!?

こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。

日本での食品ロス(まだ食べられるのに廃棄される食品)は、国民1人あたりに換算すると、毎日"お茶腕約1杯分・約139g(※)"ほどの量ということ、皆様はご存知でしょうか?

(※)消費者庁 | 食品ロスについて知る・学ぶ
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/

とても「もったいない」ですよね。食材はもちろんですが、買い物や調理するには手間も時間もお金もかかっています。それらは、家族においしい・栄養のあるものをと用意したものだったかもしれません。その気持ちや時間が無駄になってしまうのも、とても「もったいない」と思うのです。

ほんのひと手間プラスすることや、知ることで、食品ロスは減らすことができます。まずは、できることからはじめてみませんか?

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容器に残った食材も使い切る!

資源回収に出すために、はちみつのボトルや、調味料が入っていた瓶、ふりかけの袋などを洗うときに、中身が残っていて「もったいない」と思ったことありませんか? 貧乏性の私は、徹底的に使い切りたいので、最後にひと手間かけるようにしています。

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はちみつのボトル

例えば、はちみつのボトル。逆さにしても、はちみつが出なくなったら、生姜を切って中に入れています。

はちみつのボトル、逆さになってもはちみつが出なくなったら、しょうがを入れて飲み物として楽しむ

数時間経ってからボトルを軽く振ると、生姜からでた水分とハチミツが混ざって、ボトルからきれいにハチミツをだすことができます。マグカップなどに入れて、お湯を足せば、ハニージンジャーのでき上がり。生姜が苦手な方は、レモンなどでもいいですね。この季節体も温まるので、おすすめです。

豆板醤の瓶

たまにしか使わない調味料は、使い切れずに賞味期限を過ぎてしまう……なんてことも少なくないですよね。そんなときは、よく作る料理にプラスするとグッと使いやすくなります。例えば、豆板醤。お味噌汁に入れると、中華風のお味噌汁になります。いつもと同じお味噌汁の味変は、家族にも喜ばれるのではないでしょうか? コチュジャンで韓国風にするのもいいですよ。

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ふりかけの袋

お弁当やおにぎりを作るときにも大活躍のふりかけ。最後は、袋の中にご飯を入れて振ってみてください。丸いふりかけおにぎりができ上がります。

どれも、最後にひと手間かかりますが、中身を使い切れるだけでなく、洗う手間も軽減できるので、やってみる価値あり!

野菜の芯や葉は、捨てずに食べきる

捨てられている野菜の芯や葉も、実は食べられるものが多いです。おいしく食べきりましょう。

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だいこん(かぶ)の葉

だいこん(かぶ)の葉を甘辛く炒めてふりかけにするなどのレシピも見かけますが、ちょっと面倒……。そんなときは、刻んで塩こんぶと一緒に、ご飯と混ぜると楽ちんでおいしいです。わが家では、ごま油をプラスして、おにぎりにすることが多いのですが、中学生・高校生の子どもにも好評です。

大根の葉は捨てずに、細かく刻んで塩こぶとごま油と混ぜて、おにぎりにすると美味しい

ブロッコリーの芯

茹でて、マヨネーズをつけて食べても十分おいしいですが、実はぬか漬けもオススメです。最近は、発酵済みの袋に入ったぬか床もあるので、ぜひ試してみてください。皮を剥いて、茹でてから漬けてもおいしいですし、生のまままだとコリコリした食感を楽しめます。

ブロッコリーの芯は、皮を剥いてぬか漬けにするとコリコリした食感を楽しめて美味しい

また、ジャガイモや南瓜のポタージュを作るときなどに、一緒に茹でてフードプロセッサーにかけることもあります。ブロッコリーの芯と分かると食べたがらない子ども達も、ぬか漬けやスープだと全く気にならなくなるようです。

しいたけのじく

毎週しいたけを購入するわが家では、毎回じくをほぐして料理に混ぜたりするのは、ちょっと面倒……。そこで、じくだけまとめて冷凍しています。

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何パック分かたまったら、玉ねぎとコンソメと一緒に煮て、フードプロセッサーで撹拌。後は、牛乳や生クリームを入れて、しいたけポタージュに。わが家では人気のメニューです。

残った食材は、お1人様メニューで食べきる!

干しエビや干し椎茸、高野豆腐など、ちょっとだけ食材が残ること、ありませんか? 乾物は調理に手間がかかることも多く、ちょっとだけのために調理するのも……ととまどいますよね。また、乾麵やもち米なども中途半端に残ることが多い食材です。

こんなときは、必要な分だけ作りやすい「パッククッキング」がいいですよ!

残った乾物やもち米で、おこわや温麺などの1人ランチと一緒に離乳食を作ったりもできるので、とても便利です。

まとめ

食材を無駄にしないためには、日々ちょっとだけ意識してみることが大切です。また、続けていくためには、楽であることも大切。ぜひ、簡単に取りかかれるものから、実践してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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