玄関収納のお悩み解決! 収納スペースを増やして玄関をスッキリきれいに
玄関に靴があふれて困る! しまう場所がない! など、玄関収納のよくあるお悩み。今回は、それらの悩みを実際に解決できた3つの事例をご紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®原田ひろみです。
「玄関は家の顔」ともいわれる場所。いつもキレイを保っていたいですよね。
だけど空間はそれほど広くないため、家族が多いほどモノがあふれてしまったり、ごちゃごちゃしてしまう……。そんなお悩みはありませんか?
そこで今回は、玄関をすっきりきれいに保つために実践した、玄関収納のお悩み解決法を3つご紹介します。
お悩み①:下駄箱に靴が入りきらない
備え付けの下駄箱は収納量が限られているため、家族の人数が多いほど収納スペースが足りず、入りきらないというお悩みをよく聞きます。
わが家にも玄関に備え付けの下駄箱がありますが、細長いスペースには、固定棚1段と可動棚が6段がついていて、全部で14足靴が収まる広さ。
靴をもう少し収納できればと思っていたところ、よく見ると無駄に空いたスペースが……。
そこで、空間を有効的に使い、収納量を増やすためにこのようにしてみました。
【解決方法】差し込みダボと棚板を追加して収納スペースを増やす
無駄なスペースをつくらないように差込ダボで棚板を調整し、棚板を3段追加。靴がさらに6足収納できるようになりました。
「差込ダボ」と棚板はホームセンターで購入できます。
・差し込みダボは実際に使っているものと同じサイズものを購入
※サイズが微妙に違ったりするので、サイズはお店で確認して買うことをおすすめします。
・棚板は使用しているものと同じサイズにカット
※棚板は事前に幅、奥行、厚さを計測しておき、ホームセンターで奥行と厚さが同じ板を選び、幅だけ希望のサイズにカット。1カット30円でキレイにカットしてもらえる便利なサービスを利用しました。
等間隔にダボ穴が開いているので、差し込んで棚板をのせるだけで完成です。
その他に下駄箱に収まりきらない場合は、100均のシューズケースを活用するのもおすすめです。
わが家ではキャンドゥのシューズケースを使い、オフシーズンの靴を入れてクローゼットに収納しています。
お悩み②:靴以外のものを収める場所がない
靴以外にも、玄関に収納したい細々としたものがありますよね。例えば、傘やレインコート、印鑑、自転車のカギやヘルメット、レジャー品など。だけど、限られたスペースに収めることが難しい場合があります。
そこで、玄関にある細々としたものを納めるスペースを、壁面を活用して作ることにしました。
【解決方法】100均アイテムで壁面にワイヤーネットで収納をつくる
100均で気軽に購入できるもので壁面収納を作りました。壁に石膏ボード用の細いピンフックをつけ、そこにワイヤーを吊るします。さらにワイヤー部分にフックを取り付けて、ヘルメットや鍵など細かなものを収納するスペースをつくりました。
わが家は玄関横のクローゼット壁面につくりましたが、下駄箱の扉裏につくることも可能だと思います。
ワイヤーネットを自由にアレンジして、いろいろなものを吊るすことができます。例えば、ボックスを吊るして、ネックウォーマー、レインコート、懐中電灯、殺虫剤など玄関にあれば便利なものを収めています。
好きな高さにセットができるし、その他にもお掃除道具(モップなど)を吊るすこともできます。
お悩み③:ブーツを入れる場所がない
冬はブーツの出番が多くなります。一人1足以上は持っていることも多いブーツは、数も増えるとさらに場所をとるのでしまう場所に困りますよね。玄関に置く場所がなくて、クローゼットなどに収納している方もいるのではないでしょうか?
わが家では、高い場所にブーツを収納しています。
上段にブーツが7足も収まっています。毎日高い位置からブーツを取り出すのは面倒では……? そう思いますよね。そのままでは、もちろん取り出しづらいです。
そこで出し入れがしやすいように100均の小さな折りたたみ椅子を下駄箱の下に置いています。
【解決方法】折りたたみ椅子をスタンバイして出し入れしやすく
下駄箱の高い位置は出し入れしづらいから使っていない……なんて方も多いのでは?
使いにくい場所を出し入れしやすく工夫することで、冬にはきたいブーツがすぐに取り出せるようにしました。
急にブーツを履きたくなっても、準備はスムーズ!
家族にとって使いにくい場所だけれど、工夫を凝らしてブーツを入れる場所として活用しています。ブーツをクローゼットなどに収納するより、断然ラクに出し入れができますよ。
ちなみにブーツはこちらが定位置。一年中入れっぱなしです!
まとめ
今回は、お悩みが多い玄関収納の悩みを、空間を有効的に活用しながら収納スペースを増やす事例をご紹介しました。
いつも気持ちよく過ごすにはやはり、定期的な整理や掃除は必要です。家族が出かける時、帰宅する時、お客様を迎える時。いつでもスッキリ気持ちよい玄関に保つためのヒントになればうれしいです。