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2020年02月12日 21:30 更新

ひな人形、姉妹それぞれ用意する? 飾り方や収納場所のポイント

ものを持ちすぎず、スッキリ暮らしたいと思う方は年々増えている印象ですよね。それが影響してか、ひな人形も、収納スペースを考えたコンパクトなものを目にする機会が増えました。けれどもわが家では、実は3姉妹それぞれにひな人形があります。その理由や飾る場所の確保のためにやったこと、収納方法について今回はご紹介いたします。

最初は戸惑った、1人ずつのひな人形

こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。

ひな人形といえば、最初に思い浮かぶのが「飾る場所」と「収納場所」をどうするか? ということ。わが家でも、次女が生まれたとき、飾る場所や収納場所を考え、ひな人形は長女と兼用でいいと思っておりました。けれども、姑からは「お嫁に行くときに持って行けるように、1人ずつにひな人形を」と言われました。これは、住んでいる地域やご家庭ごとの考え方があるかもしれません。そのときは、どんなひな人形を選ぶかよりも、「どこに飾ろう」「どうやれば収納できるか?」と、場所の確保のことで憂鬱になったのを覚えています。

姉妹のいる友人に飾る場所や収納方法をリサーチがてら聞いてみると、「お下がりが多かったから、“自分の“が嬉しかったよ」と。もともと購入するつもりがなく、姑の言葉で急きょ購入することになったため、つい場所や管理の事ばかりが先になっていましたが、友人のおかげで、気持ちを仕切り直し、ひな人形を選ぶことができました。どんなひな人形を選ぶかも、ご家庭ごとの基準があると思いますが、わが家ではお顔が優しいものが1番の優先事項でした。これは小さい頃、自分のために飾られたひな人形の顔が怖くて、あまり好きになれなかった実体験からの基準です。

「飾る場所」の優先事項は?

1人ずつに購入したひな人形、やはり飾る場所には苦労しました。できれば並べて飾りたいという思いもあり、最初のうちは、普段あまり使っていない部屋の腰高の家具の上に並べていました。子ども達がうっかり落として傷をつける、日に焼けるなどの心配はないものの、せっかく飾ったひな人形がいつも過ごす場所から見えない、という事態に……。

普段使っていない部屋の腰高家具にお雛様を飾っても、あまり目にしない

子ども達からも「見える場所にしてほしい」とリクエストがあり、いつも過ごす場所に移すことに。
とはいえ、せまいリビングに飾る場所もない……。悩んだあげく、思い切ってダイニングにあるL字型の出窓に飾ることにしました。

出窓は、とても日当たりの良く、キッチンのすぐ横。日焼けや臭いが気になります。そのため、いくつか対策をとりました。

日焼け対策

まずは窓に遮光シートを貼りました。ちょうどレースのカーテンも傷んできていたので、同時に遮光カーテンに変えました。

どちらも手間や費用はかかりましたが、ひな人形のための遮光対策は、結果的に陽当たりが良すぎて夏に室温が上がりすぎる・カーテンの劣化が早いなどの悩みも軽減してくれました。

出窓に遮光シートを貼るのは手間と時間がかかる

臭い対策

カレーなど、臭いがつきやすい料理のときには、カーテンを降ろすというゆるい対策のみ。もともと、朝は臭いがつきやすい食事はあまりなく、夕食時はカーテンを降ろしているので、負担に感じることもありません。

三姉妹それぞれのお雛様は、L字型の出窓に並べて飾る

収納方法は出し入れしやすい方法で、個々で管理!

以前は、購入した時の箱を空いている場所にパズルのように入れて、どうにか納めていました。けれどもこの方法は、出す時も戻す時も分かりづらい。また、それぞれに購入したひな人形、それぞれが自分で管理できるようにもしたい……。そのため、引出しタイプの収納ケースに変更しました。

写真は、「無印良品」ポリプロピレン収納ケース・横ワイド(約幅55×奥行44.5cm)。まだ小さい三女のひな人形は、私が管理していますが、高校生の長女と、中学生の次女は、自分で引出しを出してきて飾り・戻します。軽くて持ち運びが楽なので、この方法に変えてから、ひな人形を飾るハードルがずいぶん下がりました。

無印良品のポリプロピレン収納ケース・横ワイド(約幅55×奥行44.5cm)は、お雛様収納に便利

長女と次女は、バイトや部活が忙しくなり、家族5人が揃うことが難しくなってきました。本来は、飾る・収納するのは、お天気の良い日の昼間が適しているのでしょうが、夜でも家族が揃った時にワイワイ飾っています。

バイトや部活で帰りが遅くても、自分のひな人形は自分で飾る

まとめ

季節の行事は、手間がかかることが多い。そのため、負担に感じることも少なくないですよね。けれども、今は忙しくても、子どもの成長は早く、あっという間に親元から離れてしまうもの。子どもたちの成長を願い一緒に過ごせる、とても尊く幸せな時間を大切にしていきたいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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