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2020年01月17日 19:30 更新

コストコ会員のメリット | コスパを比較してみた!

コストコはアメリカ発の会員制スーパーで、年会費を支払って会員にならないと、倉庫店に入ることができません。しかも、コストコの会員には種類があって、年会費や内容に差があり、とてもややこしいんですよね〜(泣)。そこで今回は、複雑なコストコの会員の種類について、分かりやすく紹介していきたいと思います。

コストコアドバイザーのコストコ男子です。

今回のテーマは、コストコの会員の種類についてです。

実は、コストコの会員制度というのは、もともとはシンプルに個人向けと法人向けに分かれているだけだったのですが、2019年からエグゼクティブという種類が追加されて、複雑になってきました。

また、2019年10月からは、消費税も10%になり、コストコの年会費にまで影響がでてきています。

そこで、この記事では、改めてコストコの会員の種類や特徴について、分かりやすくまとめてみましたので、これからコストコの会員になろうと思っている人や、エグゼクティブ会員に興味がある人は、参考にしてくださいね!

では、さっそくいってみましょう♪

コストコ会員の3つの種類

では、まずコストコの会員制度について、改めて見ていきましょう!

コストコの会員とは?

コストコは、会員制スーパーのため、会員にならないと入店することができません。

コストコのロゴをよく見てみると、卸売りを意味する「WHOLESALE」(ホールセール)と書かれているように、元々は小規模ビジネスをしている業者を対象に会員制スーパーを運営してきた歴史があるんです。

今では、個人向けの販売をしていますが、それでも有料の会員制を継続することで、低価格を実現しています。

では、コストコの会員制は、どのような種類があるのでしょうか?

個人会員(ゴールドスターメンバー)

最もポピュラーな会員が、このゴールドスターメンバーです。

ゴールドスターメンバーは、18歳以上の人であれば、年会費4,400円(税別)を支払うことで、誰でも会員になることができます。

入会する際には、身分証明書が必要ですよ。

法人会員(ビジネスメンバー)

ビジネスメンバーは、その名の通り、飲食店や会社経営を行っている個人事業主などを対象にした会員です。

18歳以上で、身分証明書と、事業を営んでいることが分かる資料(営業許可証や名刺など)があり、年会費3,850円(税抜)を支払うことで入会することができますよ。

ゴールドスターメンバーよりも、少しだけ年会費が安いのが特徴です。

エグゼクティブ会員

このエグゼクティブ会員の制度は、2019年からスタートした新しい会員制度で、まだ日本では馴染みが薄いかもしれません。

ゴールドスターメンバーのように、18歳以上であれば、年会費を支払うことでエグゼクティブ会員になることができますよ!

年会費は9,000円なので、ゴールドスターメンバーやビジネスメンバーよりもかなり高額となりますが、リワードというコストコで利用できるポイントが2%付与されるため、コストコでたくさん買い物をする人にとっては、メリットがかなり大きいんです。

しかも、コストコグローバルカードで支払いをすれば、さらに1.5%のリワードを獲得できるため、合計で3.5%もリワードをゲットできちゃいますよ!

まだ新しい会員制度なので、後ほど詳しく説明していきますね。

3種のコストコ会員の違いと特徴

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では、先程紹介したコストコの3つの会員制度の違いについて、もう少し深堀りして見ていきましょう。

個人会員と法人会員の違い

まずは、個人会員(ゴールドスターメンバー)と法人会員(ビジネスメンバー)の違いについて紹介していきますね!

年会費の違い

個人会員と法人会員では、年会費が異なります。

ゴールドスターメンバー
年会費4,400円(税抜)→4,840円(税込)

ビジネスメンバー
年会費3,850円(税抜)→4,235円(税込)

消費税10%分をコミコミで計算すると、605円も開きがありますよ。

ただし、ビジネスメンバーは、誰でもなれるわけではないので、ちょっとだけハードルが高いかもしれませんね。

ビジネス配送サービスを利用できる

法人会員(ビジネスメンバー)であれば、ビジネス配送サービスを利用することができます。

ビジネス配送サービスは、コストコの倉庫店に行かなくても、電話・FAX・メールで注文をすれば、3営業日以内に出荷されて、届けてもらうことができるサービスです。

しかも、送料も一般の半額程度で安いというメリットがあります。ただし、1回の注文で30,000円以上注文しないと利用できないという制限があります。

しかし2019年12月から、コストコオンラインというネット通販がスタートしたため、わざわざビジネス配送サービスだけを目的にビジネス会員になるメリットが薄くなりました。

そのためコストコ男子は、ビジネス会員になっていましたが、2019年に新しく登場したエグゼクティブ会員に切り替えましたよ。

エグゼクティブ会員との違い

エグゼクティブ会員は、年会費9,900円(税込)で、コストコで利用できるリワードというポイントを2%受け取れる会員制度です。

すでにゴールドスターメンバーやビジネスメンバーになっている人は、月割りの費用を支払うことで、安くエグゼクティブ会員に切り替えることができますよ♪

基本的には、ゴールドスターメンバーに近い会員制度で、違いとしては先程紹介したリワードがもらえる点にあります。

ただし、年会費が9,900円かかるので、コストコでの買い物をたくさんしていないと、損をしてしまうかもしれません。

そこで次の章では、どの会員制度に登録をすればいいのか、具体的に紹介していきたいと思います。

どのコストコ会員があなたにおすすめ?

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コストコでの買物額が少ない人

個人事業主ではない一般の人で、それほどコストコを利用する機会が少ないのであれば、ゴールドスターメンバーがオススメです。

ゴールドスターメンバーとエグゼクティブメンバーの税込みの年会費の差を計算すると、9,900円-4,840円=5,060円になります。

リワード(ポイント)は2%還元なので、リワードで差額分の元をとろうとすると、年間で税抜で253,000円以上(軽減税率の食品であれば、税込み273,400円以上)を購入しないと損をしてしまうんですね。

ざっくり計算して、月に23,000円以上コストコで買い物をしないなら、ゴールドスターメンバーを選びましょう!

会社経営していてコストコに行く時間がない人

飲食店や会社経営をしている個人事業主の人で、コストコに買い物に行く時間がない人はビジネスメンバー(法人会員)がオススメです!

ビジネスメンバーであれば、コストコに行かずに低価格で配送してもらうこともできます。

タイムイズマネーですね!

これが、もしもコストコの倉庫店に行って仕入れをする人であれば、エグゼクティブ会員のほうが、リワードを受け取れるので断然いいですよ。

あくまで、配送希望の場合のみビジネスメンバーがオススメです。

コストコで月に23,000円以上買い物をしている人

もしも、コストコで月に23,000円以上買い物をしているのなら、迷わずにエグゼクティブ会員になっちゃいましょう!

エグゼクティブ会員になれば、税抜きの購入額の2%がポイントとしてもらえますし、さらに支払いをコストコグローバルカードですれば、1.5%もらうことができますよ。

会員カードも、ブラックカードに大変身しますので、ちょっと優越感に浸れるのもうれしいです(笑)。

すでにコストコの会員になっている人は、更新月を待たなくてもエグゼクティブ会員に切り替えることも可能です。

途中で切り替えると損をするのではないかと心配になるかもしれませんが、エグゼクティブ会員へ切り替えするときには、更新月までの月割のアップグレード費用を払えばいいので損をすることはありません。

今現在、ゴールドスターメンバーなのかビジネスメンバーなのかによって、月割のアップグレード費用が異なるので、こちらをチェックしてみてください。
https://www.costco.co.jp/Executive

ちなみに、エグゼクティブ会員へのアップグレード金額は、更新月までの残り2カ月が0円です。

ということは、更新月の2カ月前に1年分のエグゼクティブ会員へのアップグレードを申し込みすれば、なんとなんと”14カ月分”のエグゼクティブ会員資格をゲットできるので、とってもお得なんですよ!

もしも、更新月まで3ヶ月程度なら、もう少し待ってからアップグレードしたほうがいいですね!

さらにエグゼクティブ会員について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

コストコ会員の登録と活用方法

では、具体的にコストコの会員になるための登録方法について解説していきたいと思います。

コストコ会員の登録方法

コストコの会員になるには、大きく分けて2つの方法がありますよ。

1.直接コストコのメンバーシップカウンターに行って入会する
2.事前にインターネットで申し込みをする

では、それぞれの方法について、もう少し詳しく解説していきますね!

1.直接コストコのメンバーシップカウンターに行って入会する

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インターネットで申し込みをするのが苦手っていう人は、直接コストコに行っちゃいましょう♪

コストコに行ったら、入り口のところにメンバーシップカウンターという窓口があるので、コストコのスタッフさんに入会したいと伝えれば大丈夫です!

具体的な流れとしては、こんな感じ。

【入会の流れ】
1.入口のメンバーシップカウンターで、スタッフの人に入会したいと伝える
2.身分証明書などの入会に必要なものを用意する
3.会員の種類を決めて、入会申込書を記入する
4.写真撮影する
5.メンバーシップカードを受け取る

土日などの休日は、メンバーシップカウンターが混雑しているので、できれば平日に行ったほうがスムーズです。

また、メンバーシップカードの裏面に記載される写真撮影があるので、事前に髪型をチェックしてからカウンターに行くことをおすすめします。
(写真はモノクロなので、お化粧はあまり気にしなくてもいいかもしれません)

2.事前にインターネットで申し込みをする

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【入会の流れ】
1.コストコのホームページから事前に入会の登録をしておく

会員登録
https://www.costco.co.jp/membership

2.入口のメンバーシップカウンターで、スタッフの人に入会したいと伝える
3.身分証明書など入会に必要なものを用意する
4.写真撮影する
5.メンバーシップカードを受け取る

ネットで事前登録できるとはいっても、結局コストコのメンバーシップカウンターに行く必要があります。

ただし、事前登録をしておくと、とてもスムーズに会員カードを発行してもらえるのでオススメですよ!

ただし、エグゼクティブ会員に新規でなりたい場合には、ネットでの事前登録ができないので、直接メンバーシップカウンターに行ってくださいね♪

コストコ会員登録証

コストコの会員カード(会員登録証)には、裏面に登録時に撮影した写真と、入会月が記載されます。

コストコに行ったら、この会員カードを入口でスタッフさんに見せると中に入れますよ。

会員になると、家族カードが1枚無料で発行することができ、本会員のカードと家族カードそれぞれ18歳以上の同伴者を、それぞれ2名ずつ同伴で入ることもできます。
(18歳未満の子どもは、無制限で同伴可能)

会員カードは、貸し借りしたり譲渡することはできないので、ルールはきっちり守りましょう。

コストコの会員期限と退会方法

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コストコの会員の有効期限は1年間です。

もしも、途中で退会したい場合には、登録したときと同様に、メンバーシップカウンターに行って退会したいと伝えることで、解約することができます。

会員の期限内に退会すると、入会したときに支払った年会費が戻ってきます。

ただし、1度退会をしてしまうと、そこから1年間は再度入会することができなくなってしまうので、退会をする場合は慎重に考えてからにしてくださいね。

買い物がお得になるグローバルカードとは

コストコで利用できるクレジットカードは、提携マスターカードに限られますが、中でもコストコが発行するコストコグローバルカードで支払いをすると最強です!

なんと、コストコでの買い物で1.5%、コストコ以外での買い物でも1%のリワード(ポイント)還元率ですよ。

もしもエグゼクティブ会員になっていれば、エグゼクティブ会員の2%と、グローバルカードの1.5%のリワードがもらえるので、実質3.5%の還元率になります。

また、コストコグローバルカードにすると、年会費の更新時には自動的に継続手続きがされて、年会費が引き落とされるのでとっても楽チン!

年会費を実質0円にする活用方法

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コストコの年会費を実質0円にする活用方法としては、2つの方法があります。

・年会費分のリワードを受け取る方法
・お得に買い物をする方法

最も還元率の高い、コストコグローバルカード(還元率1.5%)とエグゼクティブ会員(還元率2%)を組み合わせた場合、エグゼクティブ年会費9,900円(税込)分のリワードをもらうには、年間約31万円以上の買い物をする必要があります。

仮に、エグゼクティブ会員ではなく、一般的なゴールドスターメンバー(年会費4,840円)の元をコストコグローバルカード(還元率1.5%)でとろうとすると、年間約35万円以上も買わなければいけません。

もちろん、コストコで毎年それだけの買い物をする人ならいいのですが、実際には難しいかもしれませんよね。

ですので、普通のスーパーよりもコストコで買ったほうが断然お得なアイテムを見つけて買うという選択肢も取り入れるのが、最も有効的です。

あとは、コストコをレジャーとして楽しめるというプライスレスな体験ととらえれば、完全に年会費の元をとれますよ(笑)。

まとめ

これまで存在してきたゴールドスターメンバーとビジネスメンバーに加えて、2019年からはエグゼクティブ会員が追加されて、選択肢が増えたのはうれしいですね!

どの会員の種類を選べばいいのかは、基本的には1年間で購入する金額が目安になってきます。

今回の記事を参考にして、どの会員になるか検討してみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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